ニッパーも会社から社給のやすもんをしばらくは使っていたけれど、やっぱり手に合わないし思うように切れないしで、結局自腹で自分に合う工具を買い求める事になる。ドライバーなんかと同様、良い工具を使えばすぐに終わる仕事が、信頼性の低い工具で作業するとミスしてリカバリーに余計な時間を費やすハメになる。そういうのは失敗しながら学習していく。だてに歳くってないです(苦笑
このニッパーは何処で買ったか全く覚えてないのだが、実際に手にとって線材を切ったり被覆を剥いたりさせてもらってこれに決めたのは覚えている。非常に手に合うニッパーで安くは無かったけれどこれだよっ!て思って決めたのを思い出す。(ネットで今リサーチしたら安いじゃないか・・・ぼったくられたか・・)
しかしことニッパーに関しては繊細な作業用の工具であり、手とのマッチングがかなり大切なので、金額だけでは決められない。ホントにコンマ何ミリ以下の精度で傷を付けないように被覆を剥くのは手とニッパーにかかる感触だけで作業するので切れれば良いとか、刃が鋭ければ良いとか言う問題だけでは無いのだ。握るだけとか言う単純な工具じゃないからね。
そんな訳で私はこのニッパーでは、極力線材をカットする作業では使わないことにしていた。特に銅銭などのカットはニッパーにストレスがかかるので、そういう作業はペンチで行うか、やすもんのニッパーでばっさりとやるに限る。そうやって手に合う工具を温存することも大切な配慮だ。何しろ自分の手先の代わりなのだから。もちろん今でも手放せない工具の一つ。
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購入金額
3,000円
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購入日
2000年頃
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購入場所
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