主人公の空海(そらみ)は生まれてこの方鉄道に乗ったことがない女子高校生。
父母を亡くした空海に、唯一の肉親である祖父から特急「幻夜」の招待状が届く…。
深夜、雪深い北海道をひた走る「幻夜」。
乗客は招待された7人だけ。
空海以外は全員「テツ」…。
そこで起こる密室の殺人事件。
同乗者たちはお互いが犯人ではないかと疑念を持ちつつ、車内を探索する…。
…が、そんな状況においても、やはり鉄道への興味は尽きることがなく…。
とまぁ、いかにも「ミステリー」な感じですが、前半はかなりギャグマンガっぽく、鉄道を全く知らない空海の勘違いと、周囲の「テツ」たちのすれ違いが笑いを誘います。
これを読んで分かるのは、鉄道ファンたちの分類。
例えば「撮りテツ」とか「乗りテツ」「時刻表テツ」などなど。
「撮りテツ」は、最近では一部のマナーの悪い人たちがクローズアップされがちですが、本作でも非常に重要な要素となっています。
着眼点が非常にマニアックなので、「へうげもの」とか「ギャラリーフェイク」とかが好きな方は楽しめるかもしれません。
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購入金額
1,050円
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購入日
2010年10月19日
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購入場所
チョロさん
2010/11/28
そんなオチにするわけないかw
かずさん
2010/11/28
…言いたいけど言えません!(笑)
ぜひ読んでみてください!
かずさん
2010/11/28
これ作っている人もやっぱり「テツ」なのかな?と思わせるこだわりっぷりです。
かずや。さん
2010/11/28
かずさん
2010/11/28