大型モニタに興味を持ち始めて初めて購入したフルHD超えのモニタです。

発売が2010年10月と古く、LEDバックライトではないため消費電力が最低輝度でも30W前後あり物凄く熱いです。
ただ、このU3011を除くと次の候補になるモニタが18万と約8万ほど値上がってしまい購入できないのでここは妥協点でした。

DELLモニタの特色としてモニタサイド部分に画像のようにUSB端子とメモリカードスロットが搭載されています。
接続すると消費電力が上昇しそうで使ってはいませんが、こういう配慮も評価できる点です。 

上から
・7-in-1カードリーダ
・USB2.0端子×2

また、映像入力端子も下記に示している画像のように接続性はとても豊富です。

 向かって右から

・USBダウンストリーム×2
・USBアップストリーム
・コンポーネント
・HDMI×2
・VGA
・DVI-D×2
・DisplayPort
・オーディオ

オーディオ出力に関してはオプションで購入できるサウンドバーがモニタ下部に接続できるようになっており、コンパクトに纏めることが出来ます。

画面の設定や入力の切り替えは簡単に行なえ、通常のディスプレイのように画面真ん中や下部にメニューが表示されるのではなく
ディスプレイの右下にある設定用ボタンの隣に表示され、それぞれのボタンが項目の選択に対応しているため簡単に設定変更が可能です。

実際にPSO2を7680×1600で表示してみましたが、下記画像のようにゲートを中央に表示させると左右のクエストカウンターまで確認することが出来ます。

非常に大きな解像度のためGTX690 Quad-SLI構成ですが、60FPS張り付きが難しく50FPS程度が平均値のため少しカクつく場面もありました。
通常よりも視界が広がるため本来画面外にいる敵も確認でき、BF3などのFPSでは有利に戦えることが可能です。
ただ、慣れるまでは左右の広がった部分が気になり難しいとも感じました。

また、私は持っている本を全て電子書籍化しており取り込み時の解像度の縦の大きさを1600pxに指定しているため実寸で表示することが出来ます。
絵を描いたり、プログラミングをしたりはしませんが、電子書籍を見るという点では私的には満足できています。

現在は後継機のU3014が発売されDislayPort出力やバックライトのLED化、軽量化により取り回しがやりやすくなりました。
定価は12万近くと高価ではありますが、セールで安価に購入できる機会があればぜひ購入してみてはどうでしょうか。