特に外出中は電池残量を気にしながら使っていた。
そこで、外出中でも気兼ねなく使えるようにとeneloop mobile boosterを購入した。
eneloopといえば、約1500回繰り返し充電ができる、自然放電が少ないという点を売りにしているが、それは乾電池(ニッケル水素電池)の話だ。
本製品は、リチウムイオン電池を使用しているので、乾電池のeneloopのような効果はない。
eleloopの名を冠した通常のリチウムイオン電池という解釈が妥当だろう。
それはさて置き、5000mAhという高容量が決め手となって本製品を購入したので、満充電の状態からどの程度までGALAXY Sに充電できるのかを検証してみた。
蓄電量が尽きるまで、GalaxySに繰り返し充電する形式で合計4回のテストを行った。
【テスト環境】
・GALAXY Sの電池容量:1500mAh
・GALAXY Sの電源はオン、充電中は操作せずにスリープ状態で充電
【テスト】
1回目
2%→100%(充電量98%)
8%→ 42%(充電量34%)
充電量計 132%(1980mAh)
2回目
21%→100%(充電量79%)
10%→ 76%(充電量66%)
充電量計 145%(2175mAh)
3回目
21%→100%(充電量79%)
32%→ 83%(充電量51%)
45%→ 66%(充電量21%)
充電量計 151%(2265mAh)
4回目
19%→100%(充電量81%)
27%→ 98%(充電量71%)
充電量計 152%(2280mAh)
【検証結果】
・GALAXY Sを140~150%程度まで充電可能
・充電速度は、平均25%/h程度。GALAXY Sの電池量がおよそ80%に達するまでの間であれば、40%/h程度
※充電中のバッテリーログ(写真1参照)から、GALAXY Sの電池量が80%に達する付近から充電速度が急速に落ちていることが分かる。
【総評】
5000mAhという高容量に魅かれて購入したのだが、140%~150%程度しか充電できず物足りない結果となった。
そうはいっても、充電中も電力を消費していることや充電ロスを考えれば、妥当な結果といえるのかもしれない。
電池残量を気にしながらモバイル機器を使うのは、意外とストレスを感じるものだ。
どんなに高性能な機器であっても、電池が切れたらただの荷物になってしまうのだから。
mobile boosterを持つようになってからは、外出中でも電池残量を気にすることなくGALAXY Sを使えるようになった。
150%相当分あれば、余程のことがない限り急場を凌げる。
今回は、スマートフォン用のバッテリーとしてレビューしたが、他のモバイル機器にも使えるようだ。
特に複数のモバイル機器を持ち歩いている人には必須アイテムといえるのではないだろうか。
これと一緒に使うと、小さな鞄で外出した時でもすっきりと充電できていい。
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購入金額
3,980円
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購入日
2011年07月頃
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購入場所
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