幸か不幸か買って3日目にシャッターが時々落ちなくなる症状が度々出てカメラ屋へ持ち込み。ところがカメラ屋で症状が再現しなくて参ったなぁ~と思いきや、ついに店員が何気なく操作している途中にシャッターが引っかかって落ちない症状再現。「やった!」保証3ヶ月が付いていたのでそのままメーカーオーバーホールに出して貰い、しばらく待たされたがメーカーの作業報告書付きで帰ってきた。中身はしっかりオーバーホールされて点検費用が無料で済んだという、結果的には、やっぱりラッキーだったんだろうな。
このカメラはマイナーだったけれど、使い込んで分かるコンパクトな筐体の中に技術が詰め込まれているというPENTAXのフラッグシップに恥じない機種だった。プラスチックのカメラに慣れた自分には結構インパクトがあったのを思い出す。もちろんMFなのでAFの様に気軽にピントを合わせてシャッターを切るという事は出来ないが、その分、一枚一枚をしっかり記録するという意識を養ってくれた気がする。(FA-2ワインダー、自ら加工したグリップもオプションで付けたけど重くなるからあんまり使わなかったな)
とにかく当時夢中になっていた登山に持って行くカメラはコイツばかりで、滑って転んでガツンとぶつけたりもして傷が増えたが買った時に起きた不具合以外は何も問題に遭遇しなかった。
LXには色々なレンズを使ったけれど、ファインダーの性能が良かったので乱視の自分でもメガネ使用で問題なくピントを合わせられた。もはや過去の隠れ名器としか言えないが、本当に世話になったなぁと思っている。もちろん手放そうにも手放せる訳が無く今も保管している。時々は使ってやらないとなぁ~
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購入金額
130,000円
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購入日
1993年頃
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購入場所
中野のカメラ屋(店名失念)
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