26日に注文して本日30日に届いきました。
UPSは土日祝日は配送ないと聞いていたのですが、なんかヤマトが土曜日に持ってきました。
で、早速開封してみましたが、大きさと厚さはこんな感じです。
重さは厚手の2冊分くらいはありそうですが、持ち運ぶのに不自由はしなそうです。
厚さは思っていた以上に薄いです。
背面はこんな感じで表と比べてマットな質感。滑り止めという意味合いもあるのでしょうか。
あと各国の電波関係の承認のマーク等々印字されています。
画面はコントラストが従来品よりも大幅に上がっているというだけあって、かなりクッキリして見やすいとおもいます。
あと、反射光で読めるということで、スキャナーで画面をそのまま読み取れるというのも面白いですね。
読み取ってみたのがこんな感じです。
ちなみにこれは、青空文庫で配信されているものを「青空キンドル」というサイトでpdfに変換したもの。
スキャナーのガラス面とKindleの画面が密着しないので、ちょっとぼやけた感じになっていますが、実際はもっとくっきりと見えます。
パッと見文庫とかの印字と遜色ないように思いました。
これの文字をルーペをつかって拡大して撮影してみました。
流石にカクカクしてきますが、ちゃんと文字として読めるなと改めて。
カラーの液晶画面だとこのくらいの拡大でも、大分読みづらくなると思います。
Kindleの画面は黒白16階調とのことなので、カラーのものとか、グラデーションとかどんな感じに再現されるのだろうかというのも気になっていたのでちょっと実験してみました。埃が多いのは多めに見ていただければと(苦笑)
16段階だとまあこんなもんでしょうね。活字や簡単な図形等を見るのには全く問題はありませんが、写真とかカラーのイラストが入ったものはちょっと厳しい場合があるかも知れません。
これだけだとちょっと分かりづらいかも知れないので、手元にあったポストカードもスキャンして試しました。
使用したのはこちら、皆さんよくご存知の「L.H.O.O.Q.」
一度グレースケールに変換した上でKindleに入れれば、もう少しましに見えるかも知れませんが、流石に細部で失われているものが多いですね。
操作感ですが、ボタンのクリック感も悪くなく、またページの切り替えもアマゾンで配信されているコンテンツや、pdf、txt等なら素早く切り替えることができるので、切り替えの早さでストレスが溜まることはないと思います。
ただ、e-inkの特性上、画面を切り替えるときに一瞬画面全体が黒くなるのが多少気になりはします。
あと、jpg等の画像ファイルの場合は、キンドル用に最適化しておかないと、画面の切替に時間がかかります。
また、画面のリフレッシュが上手くいかずに、前の画像が一部残ったりすることがあります。
画像をpdf化した場合も、キンドル用に最適化しておかないと、ちょっと文字が読みづらかったりしそうです。
あと、本体の性能と関係ないところでいうと、電源をOFFにしたときとかに、作家の肖像等が表示されるのですが、それがランダムだったりするのでなんとかして欲しいですね。
おっさんがずっと写っていたりすると何だかなぁ・・・という気分になります(笑
(画像が表示されないようにする方法があった気もしますが)
という訳で半日いじってみた感想としては「英語のコンテンツをバリバリ読むぞ!」という人以外は、やはりまだ買うには早いかも知れないという感じですかね。。。
早いところ日本の出版社にも対応して欲しいものです。
追記:
自分でpdfを作って入れる場合は、フォントを埋め込む設定にしておかないと日本語は表示できないようです。
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購入金額
0円
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購入日
2010年10月26日
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購入場所
aoidiskさん
2010/10/30
これで、カラーであればいいのにな~
多分PDFをみるのにしか使わないからな~
※かなり、綺麗ですね。目にも優しそう。もう一寸待ったら、買いかな~
現物みたいな~
lapisさん
2010/10/30
コメント有難うございます。
読書に適当な明かりの下では、他社の液晶を用いた製品と比べてかなり目に優しいと思います。
カラーの電子ペーパは残念ながら少なくともアマゾンでは暫くないという噂ですね。
nf4dtvさん
2010/10/31
発売から気になっていますが、なかなか購入に踏み切れずにいます。
iPadのようにヨドバシなどで実物が触れると良いのですけどね(笑)
lapisさん
2010/10/31
そしてアマゾンジャパンでの販売が始まっても、店頭で触れる状況にはならないかもしれませんよね。
私も前に実物を見た事がなければ、購入に踏み切ったかどうか。。。