レビューメディア「ジグソー」

持ってます

まず、この製品はかなり背が低く、スリムケースにも収まるように設計されているのだと思いますが、背が低い分、横幅があり、CPU周辺に突起物がある場合、確実に干渉します。
私のマザーでは、ヒートシンクはおろか、コンデンサまで干渉してしまいました。
また、ファンは10cmの静穏ファンですが、外周の枠が、ファン一杯まで囲まれておらず、剥き出しになった状態ですので、ケースに収める際には、配線にも気を配る必要があります。

もし、このクーラーを使用する場合は、以上の注意が必要です。

今回の私の使用したマザーでは、搭載自体が不可能だった為、力技を用い、クーラー自体を変形させて、無理やり搭載させましたので、信憑性が今一の可能性がありますので、ご了承ください。

テスト環境
CPU:Intel Core i7 860
MB:ASRock P55Deluxe
CPUクーラー:TITAN ENTERTAINER
以下省略

今回は、OCCTを用いて簡単に冷却性能のテストをしてみました。
気温20℃~23℃で、上限を80℃に設定してテストしました。
この時期に80℃を超えるようでは、夏場は90℃越えることになるので、常用限界を超えるテストは意味を成しませんので、80℃と設定しました。

まず、デフォルトクロックでのテストです。
アイドル時22~24℃、OCCT実行じ最高温度は、58℃となりました。


VCoreは弄らず、BCLKを140MHz(3.1GHz)に設定しOCCT実行。
アイドル時23~24℃、OCCT実行時最高60℃。

VCoreは弄らず、BCLKを150MHz(約3.3GHz)に設定しOCCT実行。
アイドル時23~24℃、OCCT実行時最高64℃。

VCoreを1.3Vまで上げて、BCLKを150GHz以上に設定すると、80℃超えてテスト終了。

VCore 1.3Vのまま、BCLKを145MHzに下げてみる。
アイドル時27℃~28℃、OCCT実行時最高70℃。

結果として、VCore弄らない程度のOCでは、そこそこの冷却性能は持っているようですが、電圧盛ると、冷却が追いつかなくなるようです。

リテールクーラーでは、デフォルト設定(マザーの自動盛りで)BCLK約139MHzで、OCCT実行時、80℃超えちゃったので、テスト終了。
Lynnfieldのi7のリテールクーラーってどうなの?
初めてリテールクーラー使ってみましたが、冷却能力がここまで低いとは、思いもしませんでした。
これに比べれば、ENTERTAINERはよく冷えると思います。

追記。

このクーラーは、ヒートシンクは小さいですが、容易に120mmファンが取り付けできるので、ファンを取り替えてテストしてみました。

横着して10分間のテストですが、クロックアップしていくと、3.74GHz辺りで加熱超過のエラーを吐きました。



このファンをサイズのUltra Kaze3000rpmの交換して、もう少しクロックアップしてみました。
3.8GHzちょっとまでは、問題なく終了しましたが、更にクロックを上げていくと、80℃超えてエラーを吐きました。


元々、ロープロファイルで、ヒートシンクが小さいため、クーラー自体の放熱能力の限界だと思います。
HHH辺りのファンを搭載すれば、もう少し冷えるかもしれませんが、こんなクーラーに高価なHHHは考えられないので、1000円程度のファンでの検証とさせていただきます。
  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2009年頃

  • 購入場所

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