Z68 Extreme4はLGA1155のピンが十数本折れ曲がっている状態で、ある程度神経を使って修復作業をする必要があったのですが、こちらは目視で確認した限りでは異常箇所が見当たりません。明らかにおかしい場所があればそこを直せば良いだけなのですが、下手に見た目で異常がない方が故障していた場合に厄介なので、少々恐怖感はありましたがCore i7-950とDDR3-1600 4GBのメモリーを2枚装着して起動してみました。
すると、何の問題も無くPOSTしてくれました。BIOSの初期メッセージなど、色々見てみた限りにおいては異常箇所は全くありません。全ての端子に何かを接続したわけではないので、サウンドやネットワークなど、オンボードデバイスが故障している可能性はゼロではありませんが、その辺りは最悪の場合拡張ボードで代用が利く部分ですから、致命的な問題にはならないと考えられますので。
ジャンクと判定された理由については、ひょっとするとメモリースロットの使い方だったのかもしれないと予想しています。というのも、X58チップセットのマザーボード全般にいえるのですが、メモリーモジュールは最低1枚あれば起動可能ではあるものの、その場合必ずその場所を使わなければいけないというメモリースロットがあります。私も上述の通りメモリーを2枚しか使っていませんでしたので、実は最初の起動時には全くPOSTせず、壊れているのかと思ってしまったのです。ただ、そこで装着したメモリースロットが違うのかもしれないと思い、場所を変えたところ正常に動作してくれたわけです。
とりあえずこれで予備となるX58のマザーボードが手に入ったわけですが、元々ASUS P6T Deluxeが予備として控えていますので、このマザーボードは予備の予備という位置付けとなってしまいます。X58はメインPCで使っている環境ですから、予備が増えて困ることはないのですが、使う機会が訪れのかどうかは微妙なところです。ただ、それでも文句なしのコストパフォーマンスであることに疑う余地はありません。
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購入金額
500円
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購入日
2012年06月30日
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購入場所
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