※UP仕様の為、本来ならばWestmere-"WS"が仕様的に正しいはずですが、公式情報に従ってWestmere-EPとして紹介させていただきます。
【製品URL】
http://www.intel.com/p/ja_JP/products/server/processor/xeon3000/specifications
【基本仕様】
対応ソケット:FCLGA1366
Core数:6
Thread数:12
動作速度:3.33GHz(Turbo Boost時:3.6GHz)
3次キャッシュ:12MB
Bus/Core倍率:x25
QPI速度:6.4GT/s
QPI Link数:1
拡張命令セット:SSE4.2
製造プロセス:32nm
最大TDP:130W
T-CASE:67.9℃※
VID電圧範囲:0.800V-1.375V
対応メモリ:DDR3-800/1066/1333(ECC対応、最大24GB)
最大メモリ帯域:32GB/s
最大プロセッサ数:1
サポート機能:
Intel® Turbo Boost Technology
Intel® Hyper-Threading Technology
Intel® Virtualization Technology (VT-x)
Intel® Trusted Execution Technology
AES New Instructions
Intel® 64
Idle States
Enhanced Intel® Speedstep Technology
Intel® Demand Based Switching
Execute Disable Bit
このW3680と980X EEは全くの同機能ではなく
・サポートメモリ
・一部機能の有効化
において若干の違いがあります。
http://ark.intel.com/Compare.aspx?ids=47917,47932,
私は定格運用派ですのでOC性能は関係なく、6コア + 最高クラスの動作クロック、32nmによる低発熱を期待して購入しました。
P4 Xeon以来、久しぶりのXeon購入です。ずいぶんと小さな箱になりましたね。
XeonなのでCPUクーラーは付属しないと思ってましたが、付いてました。
980X付属の「DBX-B」ではなく、トップフロー型、プッシュピン式の巨大クーラーです。
プッシュピン式の時点で、もう興味無いので今後使用することも無いと思います。
現在、ASUSTek Rampage III Extremeにて運用中です。
CINEBENCH R11.5の結果です。
アイドル時とCINEBENCH実行時のCPU-Z、Core Tempの情報です。
ケース内温度は約28℃です。
SpeedStepは正常に動作しているようで、動作クロック、電圧は負荷に応じて変化しています。
ただソフトウェアのバグなのか、計測しているコアが違うのか、それぞれ表示されている動作クロック、倍率が違いますね。
CPUコア毎の温度もちょっと低すぎる気がします。(アイドル時とは言え、ほぼケース内温度まで下がってます。)
【+評価】
・32nmの恩恵で、6C/12Tながら高動作クロック、低発熱
・980X EEと比べて、ECCメモリサポート等の対応機能が多い
【-評価】
・高い(しかしその素性を考えれば納得出来る。納得できないのならば買わなければよい)
・Xeonなので、正式にサポートを謳っているM/Bは限られる
購入後、1年以上経過しましたが、後継プラットフォームであるLGA2011の登場が遅れている事もあり、現在もメインとして使用しています。
現時点でもパフォーマンスには全く不満は無く、これは本当に良い買い物でした。
しかし、LGA1366は息が長いですね。当初の予想以上に。
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購入金額
104,000円
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購入日
2010年04月頃
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購入場所