先日購入したカメラ、Canon EOS 5D MarkIIですが、早めに用意したいと思っていたオプションが一つありました。それは縦位置グリップ兼拡張バッテリーグリップという位置づけの、BG-E6です。
元々片手の力が弱いため、縦位置にカメラを傾けると、縦位置グリップが無いカメラではどうしても手ブレが発生しやすくなるのです。カメラの重量が無ければまだ良いのですが、さすがにEOS 5D系のカメラはそこまで軽くはありません。実際に、長年愛用してきた先代のEOS 5Dにもやはり同様のオプションは装着していました。
EOS 5D MarkII自体が既に相当古いカメラとなっていますので、この機種専用のオプションであるBG-E6は既に相当な値頃感が出ていますが、その中でもひときわ安かったこちらを購入しました。
角の部分を中心に、かなりの塗装剥げが見られますね。カメラ本体よりも外装のコンディションは良くありませんので、後で得意技のタッチペン補修をします。SOFT 99から発売されている、「タッチアップペン 【X-1】 つや消し黒」というものを使います。
内部には単3電池用のマガジンボックスが入っています。まあ、さすがにこのカメラを単3電池で使う機会は多分ないとは思いますが…。
取り敢えず、純正のLP-E6と格安互換バッテリーを1本ずつ入れておきました。EOS 5D MarkIIの仕様上、2本とも互換バッテリーを装着してしまうと、バッテリー通信エラーで残量表示が消えてしまうのです。もっとも、EOS M3のように互換バッテリーは使えないという仕様ではありませんが、単3電池とは通信できない以上、当然の仕様といえるのかもしれません。
大きさを気にしないのであれば欲しいオプション
それでは、実際にEOS 5D MarkIIに装着してみましょう。
BG-E6を取り付けるためには、EOS 5D MarkII本体の電池室フタを取り外す必要があります。
取り外し方は特に難しくはありません。フタの軸部分にビスが1本入っていますので、そのビス部分を先端が細くなっているドライバー等で本体背面方向に押し下げてやれば、ポロリと外れます。
外した電池室フタは、BG-E6に用意された収納スペースに入れておくと良いでしょう。必要がなくなった時に簡単に元に戻すことができます。
BG-E6を取り付けた状態です。ちなみにこの時点でタッチペン補修も行いました。若干塗装ムラができてしまっていますが、これは元々剥げやすい部分であることから、見た目を綺麗に仕上げるよりも塗料を厚塗りすることに重点を置いたためでもあります。それでも光を当ててみなければなかなか判らないとは思いますが。
拡張バッテリーグリップは、2本のバッテリーを並列に利用しますので、容量や残量が異なるバッテリーを混在させても問題ないというメリットがあります。純正と格安互換品を1本ずつ装着しておけば、正確とはいえないまでも残量の目安も表示されることになりますので、実用性という意味でも問題は無いでしょう。
縦位置での撮影も大幅に楽になりましたし、この程度の価格で利便性が大幅に向上するのであれば安い買い物だと思います。
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購入金額
2,100円
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購入日
2020年09月18日
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購入場所
KOMEHYO ONLINE
kensanさん
2020/09/23
5DM2は名機だと思います。
jive9821さん
2020/09/23
新品で発売時に買うと、結構実用的なオマケが付いてくることがありますね。
私の場合、元が高価な本体は中古ですので、後から揃えるしか無いのですが…。
ミラーレスは意外と新品で買っていたのですが、一眼レフはよく考えると
ほとんど中古で買っていました。