2009年に、まだ中学生だった次男の夏休みの宿題である科学実験の為に買いました。
当時、まさか二千円以下で赤外線を利用した非接触温度計が買えるなんて!
とても驚いた憶えがあります。
実験は中1から中3まで3年間同じテーマで継続したのですが、翌年からは温度計を備えた
電波時計を利用することになります。
では、この非接触温度計がお蔵入りになったのかというと、そうでもありません。
日常生活で とても役立ちます。
簡単だか、仕組みを理解して慣れる必要があります
表面温度を知りたい物体に非接触温度計の先端を向けて、手元の赤いボタンをワンプッシュすると
液晶画面に温度が表示されます。
温度表示は摂氏と華氏が選べますので、℃表示を確認します。
測定温度範囲は、-33℃~180℃で、それを越えるとエラー表示が出ます。
測定精度は、表示値±2.5%または±2.5℃のいずれか大きい方。
測定距離と測定領域直径は1:1の相関関係にありますので、
対象物から1メートル離れると、測定部が向いている中心から直径1メートルの円形部分の温度が表示されます。
また測定相手が周りの輻射熱を反射してしまい、測定値に誤差が出ることを防ぐために
黒体テープが3枚付属しております。
二千円以下で買えるなんて
使用電池:LR44タイプDC1.5Vアルカリボタン電池2個(モニタ用内蔵)
外形寸法:長さ83.26×幅19.05×厚さ19.05mm
質量:約17g(電池含む)
使いみちは たくさんあります
耳の穴に先端を挿入してポチリ
簡易体温計の代わりになります。 絶対値は専用体温計とは異なる数値がでるかもしれませんが
推移を知ることはできます。
ステンレス鋼板を貼り付けた天板は、とても冷たく感じますが、それは高い熱伝導率の働きです。
突板張りの壁は、木が持つ低い低い熱伝導率の働きで、ずいぶん暖かく感じます。
だから赤外線非接触温度計で計測すると、ほぼ同じ温度が現れます。
日常生活に潜む科学の何故。 小中学生の頃に身を持って体験すると、それをきっかけに将来の道が増えるかもしれません。
クッキングの時でも、調理中の温度を簡単に計測することができます。
太公望なら、川面や海面の温度を知ることで、より良い釣果に繋がると思われます。
夏休みの宿題
コンクリートブロックと用土を用意して、プランターに配しました
人工的な日陰を用意し、条件を設定します。
晴天時のブロック温度の変遷と、定期的に定量の水を散布することによって
気化熱の効果(打ち水)を実感する実験を行いました。
ブロック温度の推移に、プランターサイドに貼り付けた黒体テープで計測される
気温を基本温度として比較対象を持たせます。
2016年度は、バイカーズレインスーツのプレミアムレビューでも活躍してもらう予定です。
一家にひとつあると、何かと重宝します。
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購入金額
1,979円
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購入日
2009年07月頃
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購入場所
楽天
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