zigsowさん、Intelさん、誠にありがとうございます。
レビューアーを務めるのは、これが初めてなので、かなり戸惑っています。
せっかくのIntel Core i7-980X Extreme Editionなので、OCに関する事をメインにレビューしたいと思います。
何分、初めてなので、どんな感じで書けばいいのかイマイチ判断出来てません。
何かご要望があれば、気軽にコメントして下さると幸いです。
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おおまかな予定として
○Intel初のサイドフローCPUクーラーの性能(軽いOCも予定)
○CPUクーラーをCorsair CWCH50に換えての定格&OC時の検証(温度変化等)
○各種ベンチでのスコア
廻すベンチは3DMark06、Vantage、CHINEBENCH10.0&11.5、Super PI/mod1.5XS等。
耐久testはPrime95&OCCT v3.1.0(共にあまりの長時間は予定してません)
コメント欄に追記するのでは無く、基本的にこのレビュー欄に追記と言う形で書いて行こうと思ってます。
(その方が、コメント欄に書いて行くより見易いかな?と思いますので)
マシン構成は
【CPU】 Core i7-980X Extreme Edition LotNo: 3013A472
【MB】 ASUS RAMPAGE Ⅱ EXTREME: BIOS 1802
【MEM】 Corsair CMG6GX3M3A2000C8
【CPUクーラー】 Corsair CWCH50 KAZE-JYUNI 1900rpm(110.31CFM) + R4-L2R-20CR-GP (90CFM)
【VGA】 EVGA GeForce GTX275
【HDD】 0CZSSD2-2C30G×2(RAID 0)、 Hitachi HDT721010SLA360
【Case】 ANTEC DF-85(Antecレビュアー当選品)
【PSU】 Corsair CMPSU-1000HX
【Sound】 ONKYO SE-200PCI
【KeyBoard】FILCO Majestouch Mini FKB100F/NB
【Mouse】 CoolerMaster SENTINEL ADVANCE-Sports
【OS】 Windows7 HomePremium 64bit
ケースに実装しているファンの構成ですが
○フロント:Antec DF-85純正12cmファンx3
○ミドル(ケース内部):ULTRAKAZE(3000RPM)+GentleTyphoon(1850rpm)
○リア:XIGMATEK XLF-F1253(1500RPM)+Corsair CWCH50
○トップ:ZAWARD ZFL14025H-3C(1500RPM)+ZIGMATEK XLF-F1455(1000rpm)
○サイド:OWL-FY1225(WH)(1400rpm)排気方向に付けてます。
○メモリクーラー:Kingston HyperX Fan
となっております。
全体的には正圧を保っていると思われます。
ファン満載ですので、空冷としては(CWCH50ですが)それなりに冷える傾向だと思います。
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それではスタートします。
980Xを使う方で、リテールのCPUクーラーを使用される方は少ないかと思います。
当選後、自分の日記で「リテールクーラーも検証した方がイイのかなぁ?」と書いたら、「是非、お願いします」とのお返事を頂きました。
自分も、せっかくだからリテールのクーラーも試してみたいと思いました。
CPUを換装後、リテールクーラーを載せようと試みました。
が、なんと!マザーのIOHの横のR.O.Gの発光する部分が邪魔して、ネジを締められません(ToT)
指も切ったりしながら、何とか頑張りましたが、どうしてもその部分だけトルクが掛からない感じです。
迷った末、やはり最初からCWCH50で行く事に決めました。
リテールクーラーでの検証を期待してて下さった方、本当にスミマセン。
一応、断念する前に写真は撮っておいたので、それだけはUPしときます。
わずかに、もっこりしてます。あまり平面は出てない感じです。
※大変、申し訳ありません。
リテールクーラーの上部には、ちゃんと穴が開いていて長いドライバーが使える事が解りました。
全く気付かずに、適当な事を書いてしまいました。
申し訳ありませんでした(7/7追記です)
CPU自体の表面は920に比べて、980Xは平面が出てる感じです。
以上で、簡単にリテールクーラーの検証は終わりにさせて頂きます。
定格での、各部電圧と温度は以下のSSをご覧下さい。
室温は26.5℃でのデータです。
OS上から見た各部の温度です。
出始めの頃は、CoreTemp,HWM,RealTempGTと、温度表示がバラバラでしたが、最新のソフトでは、ほぼ同じ温度を示していますね。
今後は温度表示にはCoreTempを使って、レビューを進めたいと思います。
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●定格での920と980Xの各種ベンチでの検証
920、980X共にBIOSでのAll定格設定で、各種ベンチを廻して見ました。
3DMark系はCPUテスト、CHINEBENCH10.0&11.5はマルチでのスコアで比べたいと思います。SSに、それぞれ赤い線を引いてありますので、参照して下さい。
解り難いので、表にまとめました。
圧倒的に980Xの方が速いですね。当たり前ですが(^^;
軽く4.0GHzにOCして3DMark06のCPUテストだけ廻して見ました。
CPU-Z読みでV Core1.25vでスコアは約8600程まで上がりました。
流石6Coreの威力は凄いですね。
全く、軽量化してない状態でこのスコアなら、かなり期待出来そうです。
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取り敢えずBCLK耐性を先に見てみました。
なんとか220MHzは超えられるのが解りました。
HTはonです。
実Clock 5.0GHz超えも試しましたが、撃沈でした。
まだ掴み切れてない部分が多いので、一旦撤退します。
いきなり壊すのもアレなので(爆)
手応えとしては、なんとかイケそうな感じがしてます♪
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●6/30追記です
サッカーで日本が負けて悔しいので?、ちょっとだけ廻してみました。
FF14@4.6GHzでGPU745/1300/1620で6380でした。
速いビデオカード欲しいっす…
V Core盛り過ぎな気もしますが、途中で落ちるのが嫌だったんで、取り敢えず多めに盛って逝ってみました(^^;
★定格でのWindows7エクスペリエンスインデックス
書き忘れてましたが、920と980Xの定格でのインデックスの比較のSSです。
左が920、右が980X(共に定格)です。
CPUの影響からか、メモリ、Aero、3Dグラフィックが微妙に上がってるのが面白いですね。
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●7/1追記です
少しづつ980Xの個性が解って来ました。
あくまで、自分の固体での話しですが4.4GHz辺りを境に、一気に電圧を欲しがり更に温度の上昇具合が凄まじい事になります。
Bloomfieldの時と比べて、その変化は顕著に感じられます。
これは、やはり4Coreから6Coreになり、更にHTも効かせてるから、ある程度は仕方ないのかなぁ?とも感じます。
それと、やはりBloomfieldとの比較になりますが、定格ではエコな石がOCすると豹変する傾向にもあるなと感じます。
具体的には、4.0GHz以上にOCしてベンチを走らせると、消費電力がとんでもない事になります。
例えば、4.4GHzの時の大まかな消費電力を書き出してみます。
(全てベンチ中のMax値です)
○CINEBENCH11.5マルチ 493w
○3DMark06 CPU Test 485w
○3DMarkVantage CPU Test 512w
結構な電気喰いですねorz
まぁ、先程も述べた様にCore数が増えてるんで、仕方ない事かとは思いますが。
それと引き換えに、圧倒的なマルチスレッド性能を手に入れてる訳ですから、納得せざるを得ない部分だとも思います。
さて、お待ちかねの980XでのOCベンチのレビューに入ります。
誰も待ってない?(爆)
zigsowの仕組みを完全に理解してないんですが、まだ今回お借りしている980Xはレビューが認められなければ、返さなきゃいけないんですよね?
それもあって、イマイチ今までと同じスタンスでOC出来ません。
壊しちゃったら、返す時に問題になりそうな気がします。
そこで、温度を観ながら、これなら大丈夫!と確信が持てる範囲での検証になる事をご了承頂きたいと思います。
それでもCHINEBENCH11.5ではMax90℃近くまで上がり、恐い思いもしましたが(^^;
●3DMark06 CPU Test
Score 9503
06のCPUテストに関してはOSの影響が大きいので、Win7 64bitなのを考慮してお考え下さい(XPだともっと上がると思います)
V Core1.363v QPI/DRam1.575v掛けてます。
多分、QPI盛りすぎと云われそうですが、UnCore4200MHzでDDR2000MHzの設定で通すには、どうしてもこの位の電圧が必要でした(自分の構成では)
メモリ電圧は1.64vです。
メモリ電圧はもう少し盛ればCL7も通りますが、スコアは変わらなかったので1.65以下で検証してます(この点に付いては、今後も同じ考えで検証して行きます)
●3DMark Vantage CPU Test
Score 75137
06より少しだけ電圧盛りました。
●CINEBENCH 10.0マルチ
Score 34719
●CINEBENCH 11.5マルチ
Score 11.33
個人的にはCHINEBENCHが完走する電圧なら、ほとんどのベンチ完走する気がしてます。
●wPrime 32M
Time 3.94sec
wPrimeに付いても、やはりXPの方が有利だとは思いますが、メンドくさいのでWin7で逝きます。
なんとか4秒は切れました。後ほど、もう少し詰めたいと思います。
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●7/3追記です。
そういえば、PCMark Vantage走らせるのを忘れてました(汗)
その名の通り、PCMarkだけの測定です。
PCMark Vantageの場合、CPUをOCしてもGPUをOCしても、あまりスコアに結びつかない気がします。
CPUの基本性能とストレージの速さ、それにOSの設定で変わる様な手応えを感じます。
(あくまで自分の感触での話しです)
920定格の時は8200位でしたから、同じ定格でもやはり980Xは速いですね。
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●7/7追記です。
大変なミスをしてました。
リテールクーラーはちゃんとトップに穴が開いていて、そこから長いドライバーでネジを締める事が可能でした。
4453さんのレビューを見るまで、その事に気付かないという間抜けっぷりです。
恥ずかしい…
付かないかの様な表現をしてしまい、申し訳ありませんでした。
マザーをケースから降ろせば、更に楽に取り付け出来そうです。
言い訳になりますが、とにかく早く試したい一心で焦りがあったのは事実です。
マザー降ろすなんて、とても待ってられませんでした。
とにかく、上に書いた「リテールクーラーは、普通のマザーには付かない」というのは間違いです。
お詫びして訂正させて頂きたいと思います。
本当に申し訳ありませんでした。
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●7/17追記です。
久々の追記ですが、暫らく涼しくなりそうもないので、現状で逝けるトコまでって感じのOCにチャレンジしてみました。
5GHz起動もチャレンジしたんですが、起動直前までは逝けるんですが、どうにも完全に起動出来ません(ToT)
BIOS上で見ると、Core温度がアイドル時で70℃を超えています。
これ以上V Core盛るのは危険と判断し、撤退しました。
因みにV Core1.56v BCKL 139MHz X 36倍で5GHzちょいで起動はしたんですが、バリ取る瞬間に落ちました…orz
とりあえず、安全圏内と思われる4.8GHzで試して見ました。
起動出来る範囲で最低電圧は1.508v(CPU-Z読み)といった感触でした。
このままベンチ走るか?と思い、試して見ましたが撃沈でした。
3DMark系もCINEBENCHも完走できませんでした。
ようやくπ1Mだけは焼けましたが、遅いですね~!!
π焼き専用のOSにしないと、全くダメダメです。
6C/12THだと、かえって遅いのかな?と思い、HTを切ってOSも少しだけイジってみました。結果は…
ほんのり速くなっただけですねぇ。最悪です。
メモリもこれ以上は廻らなさそうですし、アンコア廻すのは恐くて逝けませんでした。
室温さえ低ければ、もう少し手の施し様もあるんですが…
なんせ、サイドパネルも閉めて室温28.5℃あるんで、これ以上は無理ですね。
まだ、自分の物でもない訳なんで、壊す訳にはいきません。
更に920の時からOSを再インストールしてないので、OS自体かなり重くなってる気がします。
ここは、最近購入してイイ感触のあるCrucialの64GB二枚でRAID0を組んで、ベンチ専用ストレージにしようかと妄想しとります(^^;
でも、ビデオカードも換えたいしなぁ…GTX460(1GB版)でSLIとか、楽しそうだよなぁ…
これから気温は上がる一方なんで、限界チャレンジは暫らくはオアズケかな?と感じます。