【ビットロッカーがUSBにも対応】
ビットロッカーとは暗号化機能の事で機能自体はWindows Vista Ultimateから既に搭載されていました。ただ、Windows VistaではHDDにしか使用できなかったこの暗号化機能ですが、それがUSBメモリにも対応した事が大きな変更点です。昨今では顧客情報漏洩等の事件が多く、企業では二重三重のセキュリティが当たり前になってきています。そんな中でこの暗号化機能がUSBメモリに対応したという事は企業が注目するべき大きなメリットだと思います。勿論、暗号化したUSBメモリの認証に関してはXP、Vistaでも可能なのでWindows 7でしか中身が確認できないというような事もありません。
【UACの非表示について選択できるようになった】
Windows Vistaに対する不評の中でおそらく三本の指に入るであろうUAC(ユーザーアカウントコントロール)の警告画面。Windows Vistaでも一応UACの停止は可能でしたが、停止するとセキュリティ警告が出てしまう状態になっていました。それがWindows 7では任意のセキュリティレベルに設定が可能でセキュリティ警告を出すことなく、UACをオフに出来ます。
【Blu-rayでも多く使用される圧縮方式であるH.264に標準対応】
Windows 7では新たにH.264(MP4)、AAC、DivX等のフォーマットを標準サポートしています。また、Windows 7に搭載されるWindowsMediaPrayer12には再生支援機能(DXVA)というCPUでやっていた処理をGPU(グラフィック専用の演算回路)に任せる機能が搭載されている為、本来は高性能を求められるHD画質の動画再生であっても楽に再生できるようになります。
【ISOデータがWindows標準で書き込みをサポートした】
ISOデータの書き込みを標準でサポートしています。この機能は"一部のユーザ"にとっては歓迎すべき機能でありますが、大抵の人にとっては「だからなんなの?」程度の機能でしかないでしょう。
無論私は大歓迎側の人間です。
【Windows Vistaに比べてWindows 7は大幅に速くなった】
ちょっと待って
大幅に速くなった誤解解かせて下さい。
バナナマンじゃないですけどw(ぁ
基本的にはVistaに比べて7は速くなっています。しかしその大きな違いが何処にあるのかというと初期起動サービスとかそのようなところなのです。つまりVistaで初期起動サービスや深い部分まで手を入れている人にとってはWindows 7はVistaに比べて滅茶苦茶速くなったという前評判を期待してはいけません。
但し、省メモリ化等によってたくさんのウインドウを開いても7では多量のメモリを食わない等のメリットはあります。
とにもかくにもサービスとか何のことかわからない初心者ならともかくそのあたりについてもある程度わかっていて実際に手を入れている人にとっては速さという意味で貴方を満足させる事は出来ないと思います。他の部分で多面的に考慮して検討してみて下さい。
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購入金額
17,800円
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購入日
2009年10月31日
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購入場所
ドスパラ
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