このL3426は省電力版の製品で、Lynnfield(4C/8T)1.86GHz、TDP45Wという仕様になります。
【製品情報URL】
http://ark.intel.com/Product.aspx?id=43233&processor=...
【基本仕様】
対応ソケット: LGA1156
Core数: 4
Thread数: 8
動作速度: 1.86GHz(Turbo Boost: 3.2GHz)
3次キャッシュ: 8MB
Bus/Core倍率: x14
DMI: 2.5GT/s
拡張命令セット: SSE4.2
製造プロセス: 45nm
最大TDP: 45W
T-CASE: 58.3℃※
VID電圧範囲: 0.65V-1.40V
対応メモリ: DDR3-800/1066/1333(ECC対応、最大32GB)
最大メモリ帯域: 21GB/s
最大プロセッサ数: 1
サポート機能:
Intel® Turbo Boost Technology
Intel® Hyper-Threading Technology
Intel® Virtualization Technology (VT-x)
Intel® Virtualization Technology for Directed I/O (VT-d)
Intel® Trusted Execution Technology
Intel® 64
Idle States
Enhanced Intel® Speedstep Technology
Intel® Demand Based Switching
Execute Disable Bit
現在、HP Proliant ML110 G6にて使用しております。
残念ながら、ML110 G6ではTurbo Boostが最大限に動作しませんが、MSI H55M-ED55で検証した際には、問題なく最大3.2GHzまで動作クロックが伸びました。
以下、MSI H55M-ED55での検証時のデータです。
アイドル時: 1.2GHz / 消費電力: 46W
4C/8T負荷時: 2.13GHz / 消費電力: 90W
1C/1T負荷時: 3.2GHz / 消費電力: 67W
通常タスクでは控えめな動作クロック/消費電力ですが、シングルタスクで負荷が掛かると、一気に動作クロックが跳ね上がります。瞬間的な性能ではCore i7 960や870に匹敵する程です。
【+評価】
・同世代のCore i7には無い動作クロック、TDPの組み合わせ
・Turbo Boostが有効に働く環境ならば、非常に効率的に動作する
【-評価】
・省電力を突き詰めて考えると中途半端
既にSandy Bridge世代が登場している現在では微妙な製品かもしれませんが、省電力版CPUでありながら、瞬間的にパフォーマンスが必要な際にはそれに対応出来るだけのポテンシャルを持った、面白いCPUだと思います。
-
購入金額
0円
-
購入日
2010年10月頃
-
購入場所
ネイエフさん
2011/04/18
普通に使うとなるとターボブーストがうまく動作しないのは痛いところですね
しかしこのTDPは魅力です
operaさん
2011/04/18
再利用できるのは大きいですよね♪
s3zm4rさん
2011/04/20
> 普通に使うとなるとターボブーストがうまく動作しない
そうなんですよ...
本当はML110 G6で使いたかったのですが、皮肉な事にXeonに正式対応していないM/Bでは全く問題無いのに...
> 再利用できるのは大きいですよね
そうですね。
私もメインPCはLGA1366でしたので、LGA1156は終始サブ機ですね。
しかしコンパクトに一台を組むならば、やはりLGA1156(及び1155)は非常に優れたプラットフォームだと思います。