以下スペック。
・モニタ
大きさ:23インチ
表面処理:ノングレア(非光沢)
解像度:1920x1080
輝度:300 cd/m2
視野角(上下/左右) 178/178
・接続端子
HDMIx2 DVI-Dx1(HDCP対応) D-sub
・主な機能
色温度切り替え
DVモード(静止画・動画)
オーバードライブ機能(1lv:5.8ms/2lv:3.8ms)
超解像度(5段階)
アスペクト比固定機能
ECO設定
・付属品
台座調整のセット
専用リモコン
IPS液晶は視野角に優れた液晶ですが、今までは高価で、かつ応答速度にも難があって写真家等の色の再現性を必要とする方にばかり必要とされてきました。このモデルでは中間色応答速度(GtoG)が3.8msまで性能が上がっていて、応答速度自体は現行機種とも引けを取りません。しかしこれはオーバードライブという機能で表記される値であり、この機能を最大限に使うと黒地に白のコントラストがある箇所では白いモヤのようなものが発生した為、実際使えるレベルは5.8ms(オーバードライブ[1])のほうでした。
私はこれをFPSゲームにも使用していますが少々残像が気になります。(とはいってもCRTモニターとの比較ではありますが…) 縦方向の移動にはかなり強いのですが、横方向の移動で発生するブレは案外大きかったです。応答速度が早いと聞いて買ったのでそこは少々不満でしたね。近頃出た、リフレッシュレートが120Hz出る三菱のWZシリーズでは私が気にしている横ブレが大きく軽減されており、気にならないレベルになっていました。IPSモニターが欲しいがゲームもやりたいという方はそちらをオススメします。
通常用途ですと、テキストを読むだとか動画を再生するといった事だと思います。そういった用途であればとても満足のいくレベル。少し前まで使っていた古いTN液晶と比べると雲泥の差です。文字となるとやはり縦スクロールが多く、発色が一定なところが見易さに繋がっています。高速でスクロールしても残像感などは気になりませんでした。動画もTN液晶のように黒ずむような事が無くなり、FullHDサイズで端から端まで綺麗に表示されるのは非常に気持ち良かったです。
ECO機能はとにかく明るさが頻繁に変わって鬱陶しかったのであまりオススメできません。素直に明るさを最低値まで下げました。普通に見える明るさですしこっちのが省電力です。
超解像設定では実写やアニメ等がクッキリします。画質が良ければほぼ不要な機能。1~3はほとんど変わらず、3から4になると急激に強さが変わります。低解像度のものに4レベルを使用すると大分綺麗になりました。5は強すぎてちょっと使いどころがわからなかったですね。
初めて使ったIPS液晶ですが、厳密な描写を求められるゲームを除けばかなり満足のできるモニタだったと思います。今度はもう少し動画性能に力を入れたモニタを購入したいです。
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購入金額
29,800円
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購入日
2009年頃
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購入場所
ソフマップ(特価)
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