[概要]
ダイキンの空気清浄機。
独自のストリーマ放電技術を採用することで強力な「ヨゴレ」分解能力を持つ。
また、JTとの共同開発によりタバコの煙・ニオイを除去する高い能力を持つ。
[購入経緯]
部屋がホコリっぽいので常々空気清浄機の導入を考えていました。当初はシャープのプラズマクラスター搭載機を購入する予定だったのですが、たまたま本機種が1万円台を割り込む安値で販売されていたので、思わず購入してしまいました。
もちろん、それまでの調査でダイキンのフラッシュストリーマ技術に少なからず関心があったからこその心変わりだったのですが、我ながら現金ですね。
[外観]
光沢のある白色で非常に清潔感のあるデザインに仕上がっています。すでに約1年間使用していますが、汚れて黒ずむ事も無く気に入っています。
設置当初は大きさが予想以上に大きくビックリしましたが、使用しているうちに慣れてしまいました。部屋を掃除機で掃除するときは、この大きさが邪魔だなと感じるときがありますが、他の空気清浄機もきっと似たようなものなので、気にしないようにしています。
[設置]
購入後は簡単な設置・組み立て作業があります。作業とは言ってもフィルターを付けたり、パネルを付けたりする簡単なものです。取扱説明書が大きな図入りで非常にわかりやすくできていますので、それを理解する気があれば、誰でも作業はできるでしょう。
[動作音]
5段階の風量モードのうち、「しずか」・「弱」は音がほとんど気になりません。私のパソコンの排気音の方が大きく、正常に動作しているか不安になるくらいです。「弱」を超えて「標準」になると少し音が耳に届き始めます。しかし「標準」であれば耳障りとは思いませんでした。「ちゃんと動いてるな」と確認ができて逆に安心です。「強」・「ターボ」になるとうるさいです。「ゴォー」という音が常に発生するので、とても気になります。
私は8畳洋室でこの空気清浄機を使用していますが、自動運転にしていて動作モードが「弱」を超えることはほとんどありません。通常が「しずか」で、たまに「弱」になるというのがお決まりの運転パターンです。ただし、屁を放いた時はすぐに反応して「標準」くらいになりますw
[集塵性能]
慣れてしまったのか、現在の認識を素直に書けば物足りないです。最近は私の部屋ばかりホコリが溜まるようになり、小まめな掃除機がけが欠かせなくなりました。ただ、購入当初に書いたレビューには「集塵性能に満足」とする評価を書いておりましたので、性能に慣れてしまったということでしょう。
しかし現在でも、内部のプリーツフィルターを見ると、体感以上にホコリやチリを回収してくれているのが良く理解できます。以下の写真はそのフィルターの新品と約1年間使用した後のものです。後者はホコリなどで色が完璧な灰色に変化しています。
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~なんか発煙・発火するらしいので、リコール対応を受けてみた~
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目次
1.リコール対象品であることを知る
2.リコールってどうすれば良いの?
3.自分で部品交換してみる
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1.リコール対象品であることを知る
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全ての始まりは以下の日記からでした。
これはzigsowのパワーユーザーである「(´・ω・´)旦」さんが2010/04/09に書かれた日記です。「(´・ω・´)旦」さんがお持ちの空気清浄機"MC75J"が、リコール対象品であったということを書かれています。
最初に私がこの日記を読んだとき、この話題は完璧に他人事でした。心の中で「しょぼんたんさん、リコールのレビューよろしく!」とか思ってました。(スイマセンw) しかしふと考えてみると、私もダイキンの空気清浄機を持っています。ちょっと不安だったので、自分が安心するため、この問題に関してググッてみました。すると、ダイキンのWebページで以下を発見しました。
家庭用空気清浄機ご愛用のお客様へのお詫びと無償点検・修理のお願い
はい、表の一番最初に記載されています。本当にありがとうございました。……、そんなこんなで、(おそらく)生まれて初めてリコールの影響を受けることになりました。
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2.リコールってどうすれば良いの?
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さて、私が持っている空気清浄機がリコール対象品であることは理解できました。では次に何をすれば良いのでしょうか?ダイキンのお知らせをじっくり読みますと、電話かWEB経由でリコール対応の申し込みができるようです。
電話よりもWEBの方が自分のペースで作業を勧められるので、今回はWEBでリコール対応を申込みました。WEB申し込みのリンクをクリックすると、次のような画面が出てきます。
左の機種一覧から自分の所有している機種を選択(クリック)し、製造番号と購入年月を入力します。機種は一覧から選択すると自動入力されますが、製造番号や購入年月は手入力です。ちなみに購入年月は入力しなくても先には進めました。
必要事項を入力して先に進むと、次は以下のような画面になります。
今回のリコールでは3つの修理方法が用意されているようです。1つ目はメーカー送り。2つ目は部品送付。3つ目は訪問修理です。
メーカー送りは梱包が面倒だから却下。訪問修理も時間の調整などをするのが面倒だから却下。というわけで、なんか腑に落ちないけど、部品だけ送ってもらって自分で修理することにしました。ダイキンが映像と文書で部品交換の手順を示しているので、なんとかなるでしょう。
このあとは、部品送付先などを入力して終わりです。部品が来るまでじっと待ちましょう。
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3.自分で部品交換してみる
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リコール改修を自分で行ってみました。今回の作業を簡単にまとめると、新しい交換用部品を取り付け、取り外した部品をダイキンに返送するということになります。
交換するのは以下の2点。
これらの新しい部品と交換に伴って必要になる色々なものが一緒に送られてきます。
交換の手順については、本当に丁寧な説明書が付属しているのでそちらに譲ります。今回は実際の交換作業を写真に収めたので、それを順番に掲載して、それぞれにコメントをつけたいと思います。
はじめは前面パネルの取り外しです。パネルの内側に今回の交換対象が収められているので当然ですね。
次に緑色のプレフィルターを取り外してから、交換対象の「ユニット1(イオン化部ユニット)」を取り外します。
先ほど取り外したユニット1に裏側にある「対向極板」を交換します。以下の写真では2つある対向極板のうち、1つをすでに取り外してあります。
これを新しく送られてきたNew対抗極板に交換します。写真からわかるように、明らかにこの部分の形が変わっています。このあたりに今回のリコール原因があるようですね
ちなみに取り外した対向極板はダイキンに返送します。交換用部品が入っていた箱がそのまま返送用梱包材になります。
これで半分作業が終わりました。もう半分が脱臭触媒ユニットの交換です。本体に残っている脱臭触媒ユニットを早速取り外します。
送られてきた新品の脱臭触媒ユニットとフィルターに交換して終わりです。
ちなみに取り外した脱臭触媒ユニットは、これもダイキンに返送します。きっとリコールの検証をするんだろうな。
最後に前面パネルまでしっかり元に戻しましょう。これでリコール作業完了です!
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購入金額
9,980円
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購入日
2009年09月09日
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購入場所
イートレンド
チョロさん
2010/04/09
本製品はリコール対象製品に該当します。
その他機種も対象製品になっている場合がありますので、ダイキン製の空気清浄機をお持ちの方は確認しましょう。
かずや。さん
2010/04/13
しょぼさん
2010/09/04
やっと申しんだので部品が来たら交換しようと思っていますw
チョロさん
2010/09/04
……私も交換部品だけ手元にあって交換してないんですけどw
だからレビュー書けてない。
kensanさん
2010/09/25
何か買わないと・・・
リコールって本当にあるんですね。
チョロさん
2010/09/25
まぁメンテナンスしようとしてトドメを刺すことは結構ありますから(フォロー?
リコールって都市伝説じゃなかったみたいです。
私も初めて体験しました。
リコールは無いのが一番ですが、しっかりと丁寧に対応してくれると逆に評価が上がるという……。