プラネックスのプリントサーバー。
ネットワーク接続に対応していないプリンタをネットワーク経由で使用できるようにする。
ネットワーク接続は無線・有線LAN(排他使用)。プリンタとの接続はUSBを用いる。
[使用環境]
プリンタ :HP Photosmart C3175
接続形態 :無線LAN接続(WPA-AES)
アクセスポイント :BUFFALO WZR-HP-G300NH
[購入経緯]
部屋の模様替えにともなって、パソコンとプリンタを離して設置せざるを得なくなったため、既存のプリンタを無線LAN経由で使用できるようにする本製品を購入しました。USBケーブルですと基本的には5mまでしかケーブルを延ばせないので、電波が届く範囲であればどこにでも設置できる無線LAN接続は魅力的でした。
数あるプリントサーバーから本製品を選んだ理由は価格です。私の場合、双方向通信可能で正常に印刷できるものという条件で探したのですが、その結果もっとも手頃な価格だったのが本製品でした。
[設定]
簡単とは言えないです。添付されている説明書(らくらく簡単設定ガイド)は説明も細かく、操作画面も印刷されているのでわかりやすいのですが、設定自体に馴染みのない操作を時間的に長く求められるので、一般の方は戸惑われると思います。特にパソコンと本製品をLANケーブルで直結して、初期設定をしなければならないのは面倒です。一度接続してしまえば、あとはWEBブラウザ経由で操作できるので良いのですが。
[WPA2で繋がらない?]
私の環境では無線LANの暗号化方式にWPA2を選択すると、なぜかプリントサーバーとアクセスポイント間の接続が不安定になります。接続開始時は問題なく繋がるのですが、数分するとリンクが途切れます。
無線LAN経由で接続できなくなる原因は様々考えられますので、プリントサーバーが不具合の犯人であるとは断定できません。しかし、暗号化方式をWPAに変更すると問題なく接続ができるので、限りなくクロに近いグレーであると判断しています。
WPA2使用時に問題解決のための様々な手段を試してきましたが、結局のところ原因を突き止めることはできませんでした。WPAでは問題なく接続できるので現在はWPAを使用していますが、せっかくより強固な暗号化方式であるWPA2に対応しているので、それを使用できないのは残念です。
[ファームウェア。ユーティリティソフトウェアの更新]
2008年夏に発売されてから執筆時点で2年が経過していますが、細かなソフトの更新が続いています。現時点での最新の更新は、2010/07/29に公開されたWindows版ユーティリティソフトウェア(Version 2.0.6.9)です。
Windows7も32/64Bit共に対応がなされています。
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購入金額
9,800円
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購入日
2008年08月18日
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購入場所
ヨドバシカメラ
チョロさん
2009/09/07
http://www.planex.co.jp/support/download/print/mini-102mg...