レビューメディア「ジグソー」

Sinclair QLつかってたんだな

リーナス・トーバルズがLinuxを作るきっかけと、その前時代、そしてOSとして成長する過程、そしてソフトウェア業界のもつ問題点に触れているのがこの本。

この本で読むべき部分は
第13章 知的財産権
第14章 コントロール戦略の終焉
第16章 なぜオープンソースこそ筋がとっているのか
終章 人生の意味II
である。

13章では、知的財産権について功罪の二面性触れ、
14章では、「生き残り、反映していくには、できるだけよい製品を作ることだ。それでも生き残り、繁栄していけないのなら、生き残っちゃいけないってことなのだろう」というくだりで始まる。

なかなか興味深い内容である。
一面だけ切り取ってしまうと本質を誤って伝える可能性があるので、是非読んでもらいたい。

なお、余談ですが、私はLinuxも使っていますが、OSとして美しさを感じられないので、できれば使いたくないです。
  • 購入金額

    1,890円

  • 購入日

    2001年頃

  • 購入場所

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