第一話は会計監査で裏金作りを暴き出すお話。
カッキーが裏金の存在をにおわせる会話を耳にするのだが、
領収書などの証憑類は完備され、偽装されたものはない。
いろいろ探したところで見つからず監査終了というところで、
萌ちゃんが絵葉書を欲しいと言い出して…切手類を確認すると切手代と使用状況が合わない。
そう、大量の切手を購入して、必要なときに換金していたというからくり。
会社では切手・印紙については使途を記録して、スタッフがネコババしたりしないように
チェックするのがふつうですが、会社ぐるみではチェックになりません。
ちなみにこのからくりは、政治団体でも使われているようで、
チケット屋で切手がだぶつき買い取り額が下がると選挙が近いと言われるらしい。
（それって裏金だよねぇ）
著者の山田真哉さんは公認会計士であって、その視点でお話を仕立てているので、
とても見ていて楽しいですね。
なお、仕事で会計監査を数回受けたことがありますが、いや面倒でした…
でも受ける側より監査側のほうがとても大変ですよ。
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購入金額
998円
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購入日
不明
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購入場所
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