Steely Dan。前世紀に音楽をかじった人ならきっと聞いたことがある名前。
でも多くの人はたぶんリアルタイムじゃないよね(再結成後の話じゃなく)。
かくいう私も、Donald Fagenからさかのぼっていったクチ。
バンドなのに自分では演奏しない変なユニット。自分たち(というよりDonaldかな)の求めるモノがあまりにレベルが高いため、自分たちの頭にある音世界を形にするため、あえて自分たちは演奏せず凄腕スタジオミュージシャンを呼んで演奏させるという形をとった。呼んだのは1枚のアルバムのために30人以上...それもSteve Gadd、Larry Carlton、Jay Graydon、Jim Keltner、Michael McDonald、Lee Ritenour、Joe Sample、Tom Scott、Wayne Shorterなど後のフュージョンムーブメントとAOR時代を支えたメンツで、このアルバムで日の目を見た人も多い。
誰しもタイトル曲の後半のSteve Gaddの怒濤のドラムソロやJAZZYというよりほぼモロジャズな展開を語るけど、自分的にはLarry CarltonのRoom335のようなカッティングが聞かれる4曲目Pegやプログレの様におどろしくはじまり、でも歌が始まるとスガシカオのようなこじゃれた感じになるラストのJosieがイイですね。
今回登録はMCA盤の24金蒸着盤ULTRADISC。ずいぶん前に買ったが日本製。たしか5000円くらいで購入したが未だにeBayでは50ドル以上で売られているので、それなりに音質は評価されてるのだろう。
自分は他に持っていないので、未検証です。そんならなぜ買った!ハイ、コレクター気質のなせる技です...
【収録曲】
1. Black Cow
2. Aja (彩(エイジャ))
3. Deacon Blues
4. Peg
5. Home at Last(安らぎの家)
6. I Got the News
7. Josie
Official Steely Dan
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購入金額
5,000円
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購入日
1990年頃
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購入場所
石丸電気
mr_osaminさん
2016/01/30
知りませんでした。
Steve Gaddのドラムソロはサイコー!ですよね。
北のラブリエさん
2016/01/31
動くフェイゲンw
cybercatさん
2016/01/31
またCDケースが独特の感じです。
cybercatさん
2016/01/31
ブリッジのF#m7⇒Bm7⇒CM7⇒Bm7⇒CM7と遷移してDM7に戻るところは普通は考えつかないw
このグルーヴを「わかりやすくした」のがあの「Room335」と言われるくらいですからねぇ。
北のラブリエさん
2016/01/31
cybercatさん
2016/01/31
CR-Xさん
2016/01/31
mr_osaminさん
2016/01/31
>奇をてらっていることをウリにするのではなく、曲としてのアピール度を増すための、スパイス、みたいな。
だから今だに曲の鮮度が保たれているんでしょうね。
不協和音を使った有名な曲も沢山存在しますし、
必ずしも理論やセオリーに沿った曲だけが優れているというわけではない査証ですね。
cybercatさん
2016/01/31
やっぱりLarryの明るさとブルースへの傾倒が出てるからチョイ違うけれども..
cybercatさん
2016/01/31
セオリーを覆そうとして造った曲は二流にとどまる気がします。ただ、創った結果気持ちエエのが結果としてセオリー通りでなかった曲は一流たり得ますね。