えっ、バラード亡くなったんですか。
知らなかった。
…というか、生きていたことも知りませんでしたが。

私はこれは確か、京都の中書島の市民プールで読みました。
『～世界』シリーズはかなり好きだった。
今再読したら、また違った読み方ができるかもしれないですね。

バラードの作品は、クローネンバーグの映画に通じるものを感じます。
でも、バラードのほうが静的で、オブジェのような世界の印象があります。
中は激しく動いているんだけれど、全体としては止まってる。

クローネンバーグは、だいたい追って観てますが、
２、３年前に観た『ア・ヒストリー・オブ・ヴァイオレンス』はすごかった。
異端のまま、巨匠になってしまいました。

なんか訳のわかんないとこで読んでるんですね。「中書島の市民プール」ってたぶん一度行ったことがありますが、そんなとこがあったんですか。全然気づきませんでした。

静的ってのは同感。若いころより今読んだほうが浸りやすいです。

4/19、癌だったそうです。
訃報のニュースさがしてたらこんなの発見。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0080.html
松岡正剛さん、イギリスまで行って創元文庫にサインしてもらったのを自慢してます。
結構ミーハーです。
最近、松岡さんが妙にアクティブで頻繁に目にするのよね。