X25-M と WD5000BEVT の対決前の一コマ。

これから、それぞれ MacBook に格納してインストール & ベンチマーク取りをしてます。

まずは、WesternDigital WD5000BEVT から。

Snow Leopard インストール前にパーティション作成を行い、下準備を初めてから時間計測開始。

インストール開始直後、インストール画面には約30分との表示が出てますが、適当な値なので無視。

インストール完了までの時間は、手元の iPhone のストップウォッチで約44分。
ビール片手にじっと待ってました。

**** Summary Information ****
Operation Elapsed time
-----------------------------
script 0.31 seconds
os 0.09 seconds
presize 4.05 seconds
disk 29.22 seconds
download 1593.81 seconds
zero 0.29 seconds
install 988.67 seconds
-total- 2616.42 seconds

インストールログにも 2616秒とあるので、まあそんなもんでしょうかね。

次は、X25-M いってみましょうか。

お次は真打ち、インテル® X25-M Mainstream SATA Solid-State Drive G2 160GB です。

こちらも Snow Leopard インストール前にパーティション作成を行い、下準備を初めてから時間計測開始。

下準備にかかる時間、つまりパーティション作成にかかる時間は体感速度ほぼなし（まあ、Windows の NTFS フォーマット処理とは違うのでそんなもんです）。

インストール開始直後、やはりインストール画面には約30分との表示が出てます。

3本目のビールをグイグイっとしながら待ち続けます。そろそろおつまみがなくなってきました。

インストール完了までの時間は、手元の iPhone のストップウォッチで約42分。

**** Summary Information ****
Operation Elapsed time
-----------------------------
script 0.29 seconds
os 0.01 seconds
presize 4.05 seconds
disk 24.05 seconds
download 1730.77 seconds
zero 0.11 seconds
install 784.58 seconds
-total- 2543.86 seconds

インストールログでは 2543秒、確かにちょっとだけ速い。とはいえ、たかだか73秒程度です。

とはいえ、DVD から読み出す時間のほうが圧倒的にかかっていますので、この結果は当然といえば当然なのでした。

さてさて、お次はベンチマークです。

Windows でドライブのベンチマークといえば、HD Tune や hdbench などグラフィカルに結果が表示されるものがありますが、MacOS 上のベンチマークといえば XBench （http://xbench.com）が定番で、残念ながらテキストベースでの結果表示。派手さに欠けます。

嘆いていても仕方がないので、ベンチマークいきますよ。もう。

○ WD5000BEVT

Disk Test 49.73
Sequential 88.42
Uncached Write 125.39 76.99 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 115.98 65.62 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 46.83 13.70 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 137.22 68.96 MB/sec [256K blocks]
Random 34.59
Uncached Write 12.63 1.34 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 82.75 26.49 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 62.27 0.44 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 120.47 22.35 MB/sec [256K blocks]

○ X25-M 160GB G2

Disk Test 219.50
Sequential 138.81
Uncached Write 142.62 87.57 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 141.32 79.96 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 93.46 27.35 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 248.29 124.79 MB/sec [256K blocks]
Random 524.19
Uncached Write 600.22 63.54 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 259.57 83.10 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 1919.32 13.60 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 628.45 116.61 MB/sec [256K blocks]

まず、シーケンシャル Read/Write ですが、Write に関しては大差がないものの、Read では実に2倍の速度差。なかなかです。

そして、ランダム Read/Write の値は驚きの数値をマークしました。

4K blocks Write で60倍、256K blocks Write で3倍。Read に至っては、4K blocks Read で30倍、256K blocks Read で5倍です。

ランダムアクセスが速くなったという評判通り、X25-M G2 の高性能ここにありと言わんばかりの結果となりました。

いやもう、びっくりですよ。

ちなみに、それぞれのドライブの MacOS のシステム情報を参考までに。

WDC WD5000BEVT-00ZAT0：

容量： 500.11 GB（500,107,862,016 バイト）
機種： WDC WD5000BEVT-00ZAT0
リビジョン： 01.01A01
シリアル番号： WD-WXN908NV0083
ネイティブ・コマンド・キューイング： はい
キューデブス： 32
リムーバブルメディア： いいえ
取り外し可能ドライブ： いいえ
BSD 名： disk0
回転速度： 5400
パーティションマップのタイプ： GPT（GUID パーティションテーブル）
S.M.A.R.T. 状況： 検証済み
ボリューム：
Macintosh HD：
容量： 499.76 GB（499,763,888,128 バイト）
空き領域： 489.21 GB（489,211,789,312 バイト）
書き込み可能： はい
ファイルシステム： HFS+（ジャーナリング）
BSD 名： disk0s2
マウントポイント： /


INTEL SSDSA2M160G2GC：

容量： 160.04 GB（160,041,885,696 バイト）
機種： INTEL SSDSA2M160G2GC
リビジョン： 2CV102G9
シリアル番号： CVPO9264004V160AGN
ネイティブ・コマンド・キューイング： はい
キューデブス： 32
リムーバブルメディア： いいえ
取り外し可能ドライブ： いいえ
BSD 名： disk0
パーティションマップのタイプ： GPT（GUID パーティションテーブル）
S.M.A.R.T. 状況： 検証済み
ボリューム：
Macintosh HD：
容量： 159.7 GB（159,697,911,808 バイト）
空き領域： 149.24 GB（149,235,875,840 バイト）
書き込み可能： はい
ファイルシステム： HFS+（ジャーナリング）
BSD 名： disk0s2
マウントポイント： /

あと何か比較できるものないかなー、ということで MacBook 起動時間の比較です。
ビデオカメラが電池切れだったので、DSC-FT1 で撮影してます。なので、しょぼしょぼ映像ですがご勘弁を。

決して、酔っぱらってたからではない...と思いたい。

MacBook Startup speed check when using WD5000BEVT for internal boot device

MacBook Startup speed check when using Intel X25-M 160GB G2 for internal boot device

電源ボタンを押してから操作可能になるまでの時間は以下の通り。
WD500BEVT　　　22秒
X25-M 160GB G2　16秒

30%ほど時間が短縮されています。

起動直後のハードウェアチェック時間が含まれていたり、ほぼまっさらな状態なのでブート時に読み込みモジュールが少なかったりということもあり、体感として劇的に速いという印象はないですが、実測すると6秒差もあるのには驚きました。

恒常的に使うと、色々な場面で恩恵にあずかれるのでしょう。

この MacBook late 2006 は MacBook Pro mid 2009 購入に伴い、セカンドマシンというよりはバックアップ機になってしまったものです。

メインマシンは仕事でも使っている関係で 160GB では足りない状態なのと、環境を移す時間がないので、すぐに X25-M G2 へ変更するわけにはいかないですが、時間を見て載せ替えたいと考えています。

ちなみに、MacBook から外して MacBook Pro に SSD を入れ替えるのは簡単なので、しばらくは、MacBook にのせたまま環境整えてから徐々に移行していく予定です。

以前から SSD には興味津々でしたが、コスト面もさることながら、新しいデバイスに移行することのおっくうさから手を出せないでいました（ちなみに、自宅の Windows マシンは未だに Pentium4 3.0GHz のまま）。

今回、プレミアムレビュー対象者に選んでいただいて、SSD のよさ、特に「インテル® X25-M Mainstream SATA Solid-State Drive G2 160GB」 という素晴らしい製品を体感させていただけたことは大変感謝しております。。

引き続き、レビューネタ見つけては掲載していきたいと思います。

Intel 社、zigsow 社の皆様、ありがとうございました。

COOL