動作テストを兼ねて紺子ベアでテストしてみたので簡単に紹介してみたいと思います。
●ENERMAX MODU82+ EMD425AWT
2008年~2009年に販売されていた80PLUS BRONZE認証を取得した高級モデルです。
出力は下位モデルのため425W(MAX475W)。上位モデルよりPCI-E用のプラグインコネクタが1個少なくなっています。
+12Vは3系統で各22A、3系統の合計は396W(33A)となっています。425W電源にハイエンドGPUを搭載することは少ないないと思いますので問題ないと言えます。
●付属品
付属品は「電源本体、プラグインケーブル4本、電源ケーブル、ネジ4本、結束バンド3本、収納袋、説明書」と高級電源のため充実した内容となっています。
●搭載ファン
搭載するファンは超静音16dBということで、実際に回転している状態を確認してみたのですが非常に静かです。その分風量も少ないわけですが高い変換効率により廃熱も少なくなっているようなので問題ないと思います。
<ファン回転数(メーカーサイトより)>
・25度環境下450~1500RPM(±10%)
・40度環境下450~2000RPM(±10%)
●メインケーブル
本体には「メイン24ピン電源コネクタ、4+4ピン12V電源コネクタ、FM電源コネクタ」が搭載されています。
●プラグインケーブル
付属するプラグインケーブルは全部で4本。上位モデルと比べると2~3本少なくなっています。
各ケーブルはメッシュのチューブで束ねてあり高級感があります。
使いやすいSATAとペリフェラル混合ケーブルが付属しているのはポイント高いです。
<プラグインケーブル一覧>
・PCI-E補助電源ケーブル 先端二股で6+2Pinx2(55cm)
・ペリフェラル4pinx3、FDDx1(55+14+14+14cm)
・SATAコネクタx3(55+14+14cm)
・SATAコネクタx2&ペリフェラル4pinx2(55+14+14+14cm)
●変換効率
時間の都合で低消費電力な紺子ベアで消費電力比較を行ってみました。
・内臓150W:アイドル時39W、Prime95時44~46W
・EMD425AWT:アイドル時36W、Prime95時41~44W
システム全体でも50W付近のAtom D510ベアボーンキットで消費電力に差が出るとは思いませんでした。たかが数ワット、されど数ワットということで80PLUS BRONZE認証の名に恥じない性能と思います。
●感想
ファイルサーバPCはi3-530で低消費電力にくみ上げているため消費電力も低く100W未満となっているので大容量の電源は必要ありません。400Wクラスで変換効率の高い電源が欲しかったので特価品を見つけることができたのでラッキーでした。
低消費電力なPCには出力の低い製品のほうがロスが少ないので全体的な消費電力も低く抑えることができますのでお勧めです。
-
購入金額
5,250円
-
購入日
2010年08月頃
-
購入場所
ネイエフさん
2010/08/31
うらやましいです
ENERMAXの電源の質の良さは折り紙つきですが
ちょっと価格が高いのが痛いです
Sheltieさん
2010/08/31
発売当初の1.5万円付近の価格は手が出しにくいですよね。すでに販売の終了した製品のため在庫処分ということで安い値段で販売されていたのでラッキーでした。