FSB800MHzに対応したマザーボードであれば、Hyper Treading対応のCPUも選択肢はいくつかあるのですが、FSB533MHzだとこの3.06GHzモデルのみHTが使用可能ですので、根強い人気があったモデルです。
3GHzというクロックだけを見ると、今時のCPUと大差ありませんが、周囲のデバイス(チップセット、メモリ等)の進化やCPU自体の効率の劇的な変化もあり、今時のCore i7などと比べると処理速度は天と地ほどの差があります。
とはいえ、Pentium4で採用されているNetBurstマイクロアーキテクチャ自体が効率よりもクロック重視の設計でしたので、現在のCPUとのクロック比較というのは意味がありませんが…。
結局、消費電力の増加と発熱の問題がクリアできなかったNetBurstマイクロアーキテクチャはCedarMillで終焉を迎え、Coreマイクロアーキテクチャに移行して現在に至っています。
ときどき、FSB533MHzの古いPCを使っていることもありますので、アップグレード用としてNorthWoodのPentium4 3.06GHzを1つ確保しています。
Socket478用CPUとしては対応しているPCも多く、HTも使えますのでアップグレードパスとしてこのPentium4 3.06MHzはかなり便利です。
CPU自体はDellのPowerEdge 1650から抜き取ったものだったりします。
Prescottに対応していないPCも多く、FSB533MHzに対応したPentium4では選択肢がNorthwood 3.06GHzしか無いということもあって、中古で購入すると今でもそれなりの価格がするCPUでもあったりします。
説明を書くにあたってちょっとPentium4について調べ直してみましたが、いろいろと懐かしいですね。
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
リーダーさん
2011/03/08
前のメインPCのCPUがPentium4 でOSがWindowsXP でした。
ちょもさん
2011/03/08
当時、出たばかりのPentium4をしばらく使っていましたが、その後はASUSのNCCH-DLとDual Xeon(Nocona)をOCして、Photoshop命って感じのPCを使っていました。
当時はデュアルコアなんて無い時代でしたから、物理的にCPUを2つ搭載可能なXeonは魅力でしたねー。
今では簡単に4コア、6コアのCPUを使ったシステムが構築できてしまうので、Dual CPUにするメリットって、個人用途ではほぼ無くなってしまった感があります。
エンタープライズ向けの製品が熱かった時代ですねぇ。
懐かしい…