レビューメディア「ジグソー」

FSB533MHzのNorthwoodで唯一HTが利用可能なCPU

2002年に登場した、Pentium4 Northwoodの中でも、FSB533MHzに対応したシリーズでは最高クロックとなるCPUです。
FSB800MHzに対応したマザーボードであれば、Hyper Treading対応のCPUも選択肢はいくつかあるのですが、FSB533MHzだとこの3.06GHzモデルのみHTが使用可能ですので、根強い人気があったモデルです。

3GHzというクロックだけを見ると、今時のCPUと大差ありませんが、周囲のデバイス(チップセット、メモリ等)の進化やCPU自体の効率の劇的な変化もあり、今時のCore i7などと比べると処理速度は天と地ほどの差があります。
とはいえ、Pentium4で採用されているNetBurstマイクロアーキテクチャ自体が効率よりもクロック重視の設計でしたので、現在のCPUとのクロック比較というのは意味がありませんが…。
結局、消費電力の増加と発熱の問題がクリアできなかったNetBurstマイクロアーキテクチャはCedarMillで終焉を迎え、Coreマイクロアーキテクチャに移行して現在に至っています。

ときどき、FSB533MHzの古いPCを使っていることもありますので、アップグレード用としてNorthWoodのPentium4 3.06GHzを1つ確保しています。
Socket478用CPUとしては対応しているPCも多く、HTも使えますのでアップグレードパスとしてこのPentium4 3.06MHzはかなり便利です。

CPU自体はDellのPowerEdge 1650から抜き取ったものだったりします。
Prescottに対応していないPCも多く、FSB533MHzに対応したPentium4では選択肢がNorthwood 3.06GHzしか無いということもあって、中古で購入すると今でもそれなりの価格がするCPUでもあったりします。

説明を書くにあたってちょっとPentium4について調べ直してみましたが、いろいろと懐かしいですね。
  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    不明

  • 購入場所

8人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • リーダーさん

    2011/03/08

    ほんとなつかしいですね。
    前のメインPCのCPUがPentium4 でOSがWindowsXP でした。
  • ちょもさん

    2011/03/08

    リーダーさん:

    当時、出たばかりのPentium4をしばらく使っていましたが、その後はASUSのNCCH-DLとDual Xeon(Nocona)をOCして、Photoshop命って感じのPCを使っていました。
    当時はデュアルコアなんて無い時代でしたから、物理的にCPUを2つ搭載可能なXeonは魅力でしたねー。
    今では簡単に4コア、6コアのCPUを使ったシステムが構築できてしまうので、Dual CPUにするメリットって、個人用途ではほぼ無くなってしまった感があります。

    エンタープライズ向けの製品が熱かった時代ですねぇ。
    懐かしい…

ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。

YouTube の動画を挿入

YouTube の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ニコニコ動画の動画を挿入

ニコニコ動画の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ZIGSOWリンク挿入

検索対象とキーワードを入力してください

    外部リンクを挿入

    リンク先の URL とタイトルを入力してください

    URL を正しく入力してください。

    画像を挿入(最大サイズ6MB)

    画像を選択してください

    ファイルサイズが6MBを超えています

    別の画像を追加

    ZIGSOW にログイン

    ZIGSOW会員登録(無料)はこちらから