でも本当にこの曲は、ショスタコーヴィチの最もアバンギャルドな交響曲第4番と並ぶ、いやそれ以上に過激な曲です。
冒頭、初めて聴く方はたぶんのけぞるでしょう。私はのけぞりました。いきなりのトゥッティによる上昇句!
カコイイ!!その後も調性音楽ばかり聴いてきた人を拒むがごとくの不協和音の嵐、緩まないテンション、でもそれがちっとも不快でなく、アドレナリンがどんどん脳に注入される感じがたまりません。しまいには飽和状態、血管切れそうってかんじになります。それが第一楽章だけではなく、2楽章も最初こそ静かですが同じかんじになり、最終第3楽章はもはや最初から最後までぶっとびまくりといったイメージです。
いまや入手困難なCDなのかも知れませんが、一度試していただきたい曲です。
-
購入金額
2,800円
-
購入日
不明
-
購入場所
げるねおさん
2010/09/02
ベネツィア・レーベルはオリンピア同様、メロディア音源の復刻がメインのようなので、多分同一音源で間違いないでしょう。
上では演奏について触れていませんが、このヘヴィメタよりも過激な音楽をよりいっそうハチャメチャにしてくれる、まさに快演・怪演です。理性を粉々に粉砕してくれます。
今まで手をこまねいていた方、この機会に是非!頭をハンマーでぶん殴られるような衝撃と快感を得られること請け合いですっっ!!(笑
げるねおさん
2012/04/29
このところあまり「過激なクラシック」を聴いていませんでしたが、これは何度聴いても理性がブッ飛んじゃいますね。「トリスタン」をも上回るトランス状態に浸れます。
クラシックは折り目正しくて堅苦しい、と大多数の方はお思いでしょうが、そんな方々に是非聴かせてあげたいですね。サディスティックな快感に溺れられるアブナイ音楽ですww