レビューメディア「ジグソー」

マザーボードにHDMIが搭載されたことで注目されたAMD690Gマザー(;=゚ω゚)=333

BIOSTARのSocketAM2マザー「TA690G AM2」です。
PCNETのジャンクの日に購入しました(;=゚ω゚)=333

【メーカー/型番】BIOSTAR / TA690G AM2
【チップセット】AMD690G
【Socket/Slot】SocketAM2
【対応CPU】~Athlon64X2-5600+(但し6400+動作報告有)
【メモリスロット】DDR2×4
【拡張スロット】PCI-E(×16)×1、PCI-E(×1)×1、PCI×2
【主なオンボードデバイス】ディスプレイ出力(VGA+DVI+HDMI+S-Video)、
 S-ATA3G×4、IDE×1、USB2.0×10、8chサウンド(ALC888)、
 GigabitLAN(RTL8111B)  
【フォームファクタ】M-ATX
【リリース時期】2007年3月
【製品のHP】
http://www.biostar.com.tw/app/en/mb/introduction.php?S_ID=17
【発売時の記事】
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070324/etc_...

国内では初めて登場したAMD690Gチップセット搭載マザーです。

最大のポイントは何と言ってもオンボードでHDMIが搭載されたことでしょう。この頃には大型の液晶TVの普及率が高まっていたこともあり、TVの大画面で動画を再生するHTPCのようなものが流行りました。AMD690GだとHDMIで音声も転送できたので、当時のGeForce系のグラフィックカードよりもアドバンテージがありました。

このマザーは安価ながら非常に多機能であり、ディスプレイ出力はVGA、DVI、HDMIに加え、S-Video出力も搭載していたりします。拡張性もM-ATXながら高く、メモリは4基、ストレージはS-ATA3G×4基、IDE、FDと汎用性が高いです(;=゚ω゚)=333

この後、後継機種としてAMD780Gや785Gの搭載製品も発売されます。国内ではBIOSTARはこの頃が全盛期だった気がしますw 今でも面白いマザーをたくさん出しているので代理店は本気で取り扱って欲しいですね・・・


とりあえず、外観を見てみましょう。

青い基板に、オレンジと黄緑色のどうしてこうなった!?という感じの奇抜な配色ですね。


リアコネクタはディスプレイ出力が充実しています。
PS/2×2、VGA+DVI+HDMI+S-Video、USB2.0×4、LAN、アナログ音声×3


S-ATAは4基。この時代は3Gです。


IDEやFDコネクタが残っている部分に時代を感じますね。
データのコンバートのことを考えると、今でも欲しいくらいです。


廉価とは言え、BIOSTARにしては高級モデルのようで、電源やリセットスイッチがオンボードで搭載されています。フロントピンヘッダも色分けされていて非常に判り易いです。


拡張スロット
PCI-E×16があるのでゲームマシンとしても使用できました。PCIも残されているのが(・∀・)イイ!


音源は蟹でお馴染みRealtekのALC888。
ってかBIOSTARで上位モデルである888は高級過ぎる気がします。
この後は662ばかりなのに・・・


LANも蟹のRTL8111Bです。Gigabitですね。


Socket部分です。
VRM部分のみ固体コンが使われています。



ジャンクで購入したので動作確認をしてみましょう。
ちなみにSempron3500+とセットで686円(980円の3割引)でしたので、そのCPUと、更にジャンクで買ったドスパラのスリムケースについていたTFX電源の動作確認も行いましょう。オールジャンク構成ですねw

【CPU】Sempron3500+(後にAthlon64X2-3800+)
【ファン】AMD純正
【メモリ】PC5300 DDR2 512MB×4=2GB
【HDD】160GB S-ATA
【マザー】TA690G AM2
【ケース】ドスパラのスリムケース
【電源】TFX240W
【OS】Windows7 HomePremium 64bit

ジャンク袋に入っていた、役に立たなさそうな512MBのメモリの出番なのですよ。


BIOS見るだけなら、Socket478のPen4のファンで良いよなw


そして電源ON!
BIOSキタ――(゚∀゚)――ッ!


BIOSはβ版を除けば最新ですね。
ここでCPUをAthlon64X2-3800に交換して、OSをインスコします。

実は最初にWin7の32bit版をインスコしたのですが、HDDから起動するときにHDD自体を見失うようで起動できませんでした。なので64bit版にしています。

ドライバはグラフィック(Aero有効)、サウンド、LANともに刺さりました。まあ、メーカーから最新ドライバを入れますけどね。

んで、WEIを実行。


使用感。
思ったより普通に使えますね。
HDDがやや遅いのでアプリの起動はもたつくことがありますが、会社で使うPCを考えると全く問題ないレベルです(^^;

AMD690GはDVD用のMPEG2アクセラレータしか持っていないので、H.264等の動画再生は非力ですが、Athlon64X2-3800+クラスだと1080p動画でもCPU負荷60-75%程度で再生できました。 さすがにYoutubeの1080pは無理ですね・・・


しばらくサブPCとして使うことにしましょう(;゚∀゚)=3
  • 購入金額

    686円

  • 購入日

    2014年09月27日

  • 購入場所

    PCNET

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