殺人発生。
一巻では殺人は起きずただただ暗い暗黒館の説明に終始されていましたが、終に殺人が起きます。
そして、読者は「視点」の存在が大きくなってくるのを感じます。
第一巻から漂っていた「視点」
この視点は何なのだろう?
視点は「私」や市朗少年、さらには江南にまで移り、次から次へと流れ、漂い、見続けます。
「私」には、さらに十八年前に起こった事件も明らかにされます。
読み進めるたびに謎が深まります。
玄児はどうして「私」をここに呼んだのだろうか。
目的は何なのか?
そして、何を「私」にさせようとするのか。
何もかも分からないまま第二の殺人が起こります。
そして、物語は一気に加速する三巻へとなだれ込みます。
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購入金額
750円
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購入日
2008年頃
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購入場所
どこかの本屋さん
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