スキャナは中古・ジャンクになると捨て値になることが多く、私が今までに買ったスキャナは最高額でも980円(Canon CanoScan FB1200S)程度です。
中でも21円という冗談のような金額で買ったEPSON ES-2200は長年仕事も含めて役立ってくれましたが、SCSI/USB1.1のみの接続という使い勝手の悪さと、設置面積の大きさは弱点でした。
客先に持ち込んで相談しながら取り込むという使い方が出来る大きさではなかったので、リサイクルショップで手軽なスキャナを見つけて買ったのが、このGT-S620でした。
小型軽量だが普段使いには十分な画質
ES-2200と比べれば何分の一という程度の大きさではありますが、実力は決して低くはありません。
センサーはα-Hyper CCD II(オンチップマイクロレンズ付12ラインカラーCCD)と一昔前のハイエンドと同等以上の高精度なものですし、解像度は主走査:4800dpi/副走査:9600dpiと大抵の原稿に対応出来る精細さです。
実際にこのスキャナで取り込んだ写真を、EOS 20D等で撮影した画像と混ぜて客先のWebやパンフレットを作成する際に利用したのですが、画質面でも充分満足していただけたようです。
インターフェースもUSB2.0対応であり、スキャン速度も充分に優秀です。あまりスキャナに興味がある訳ではなく、新製品もあまり気にせずにいたのですが、数年ぶりに買ってみて、特に普及価格帯の製品の進化に目を見張りました。
現在は後継製品のGT-S640が、新品でも1万円以下で充分買えるようですので、敢えて中古・ジャンクを買うメリットもあまりなくなっているのかもしれません…。
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購入金額
800円
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購入日
2012年頃
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購入場所
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