●DVR-UN20E
USB 2.0接続の外付けDVD±R/RW/DLドライブです。なつかしのB's Recorder GOLD 9がバンドルされています。
●専用ケースについて
専用ケースはオールプラスチック製。サイドパネルはアルミ風の塗装が施されています。
完全密封型のため連続で書き込みを行う場合、ドライブの発熱の逃げ場がないのは少し心配です。
●ACアダプターについて
付属するACアダプターはトランス(変圧器)が12cmくらいある大きいタイプです。(写真2)
持ち運びは考慮されていないサイズです。これは流石に邪魔になるので可能ならトランスを筐体内部に設置してほしいと感じました。
●搭載ドライブについて
搭載しているドライブの型番が気になったので動作テストするまえにサクッと分解してみました。肝心の中身はというとオプティックアーク製AD-7200Sでした。(写真3)
AD-7200SはDVD±R/RW/DLに加えてDVA-RAMのリードに対応します。書き込み品質に関しては太陽誘電メディアを使用すれば実用レベルと思います。ファームなどは未確認ですがI・O-DATA製ファームが導入されていると思われます。
ケースはネジ2本外すだけで簡単に分解することができますのでメンテナンスしやすいのは良い感じです。ドライブとUSB変換機も2本のネジで固定されているだけと、こちらも分解は簡単でした。
●電源のautoモードについて
電源はonとoffの他にautoを搭載。autoモードでは接続しているPCに連動して電源がオン/オフされるので便利です。
●SiLentモードについて
ノーマルモードではDATA-DVDやDVD-VIDEOを挿入すると爆音マフラーのごとく凄まじい回転音が発生。これにはさすがに驚きます。AD-7200S特有の爆音を久しぶりに体験したという感じです(^-^;
具体的に何倍速で固定されているのかは不明ですが、爆音で有名なAD-7200SもSiLentモードに設定変更することで、DVD視聴時も低回転で固定されるためドライブからの騒音は気にならないレベルに収まります。これならDVD視聴の妨げになりません。
中身だけ使う場合にはファームの書き換えを行わないとDVD再生は厳しいかもしれません。(ドライブ単体でのDVD再生時の騒音については件については後日検証してみる予定です)
●消費電力について
サンワ ワットチェッカーPlusを使用して動作中の消費電力を項目別に計測してみました。
<動作状況:ノーマルモード(SiLentモード)>
・Auto 電源OFF:2W(2W)
・アイドル時:9W(9W)
・DVD再生:16W(9W)
・消費電力のピーク:25W(9W)
ノーマルモードではピーク時に25Wと意外と消費電力が多い印象。DVD視聴でも16Wでした。SiLentモードに変更すると8~9W台に消費電力も落ち着きます。消費電力についてはパッケージに書いてあるとうりの結果となりました。
用途にあわせてモードを切り替えて使用すると効果的のようです。
●感想
中身のドライブがATAPIではなくてSATAドライブであることを事前に知っていたのもありますが、ケースの作りや変換基盤の性能が予想以上に良い感じでした。
特価品を購入できたのでSATAのDVDドライブ+SATA>USB 2.0変換機と考えれば安いと考えていたのですが、なかなか良い機能を搭載しているのに驚きました。大満足です。
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購入金額
1,050円
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購入日
2010年10月頃
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購入場所
operaさん
2010/11/19
HDDのリサイクルにも良さそう♪
Sheltieさん
2010/11/19
検証用のPCにもDVDドライブは必須ですから多めに所有していても余ることはないので掴んでしまいました。
スペーサーを利用すればHDDなどもいけますね。SATA>USBの部分を取り出して利用したりも出来ると思いますので、いろんな使い方ができそうです。