x68系列最後のMacintoshでした。浮動小数点コプロセッサとDSPを搭載した、最強のマシン。ただ、起動用のROMが通常のMacintoshの2倍、2MB ROMであるが為立ち上がりは時間がかかっていた気がします。
今となっては珍しい、キャディー式のCD-ROMドライブとOSからの制御でディスクをはき出すフロッピーディスクドライブ、もう見ることはないでしょう。
このマシンに、SuperMac社のDigital Filmという映像編集用のカードを挿入して動画を編集していた記憶があります。一応、本体にコンポジット/S信号の入出力もありましたが、Digital Filmは640*480の30fpsをMotion JPEGでリアルタイムエンコード(つまりはカード上のハードウェアアクセラレータで処理していた訳ですが)できたのでこちらを利用していました。
使っていたソフトウェアが、Adobe社のPremiere、確かVersion 2.0の日本語版だったと思います。取り込みはハードウェアで行えても、編集はCPU勝負、MC68040が悲鳴を上げていました。
ムービーの書き出しに1日2日放置するのはざら、今となっては懐かしい記憶です。
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購入金額
600,000円
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購入日
不明
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購入場所
お富さん
2010/02/06
コメントを拝読して・・当時にタイムスリップしたかのような感覚に陥りました・・。
確かに当時「最強」の名を欲しいままにしていたこの840AV!
私も憧れでしたが、当時は本気で使えるだけのメモリを積むと、恐ろしい値段になってしまうため、結局相当型落ちしてからしか入手できませんでした。
プレミア2.0なんて!これまた懐かしすぎますね。
長尺を扱うと、もうHDDがガリゴリ言いっぱなしという状態だったのを良く覚えております。
デザイン的には今でも相当良いと思うので、美品が見つかれば買っておこうと思っております(笑)
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
退会したユーザーさん
2010/02/07
確かにで始めの頃のメモリは恐ろしい金額でしたね。
1MB1万なんて時期もあったと思います。Quadra 840AVは72pinのSIMMだったと思いますが、家にあるQuadraはスペック限界128MBまで積んでありました。周辺機器にはレーザプリンタとしてLaserWriter II NTX-J、スキャナとしてEPSONの3passスキャナ(型式は忘れましたがRGBの3回に分けてスキャンするスキャナです)、MOドライブとしてSONYのRMO-S360(だったとおもいます)をそれぞれ接続していました。メモリが限界まで積んであるのは、恐らくEPSONのスキャナがA4カラーで取り込んだときに物理メモリを限界まで積まないとスキャンしてくれなかったからだと思いますが今となっては全く記憶にありません。
そういえば、接続していたLaserWriter II NTX-Jはなかなか風変わりな製品だったことを記憶しています。エンジンはCanonのOEMだったと思うのですが、プリンタのクセに外部フォントデータを読み込むためSCSIインターフェースを搭載していたり、マニュアルに「将来の拡張用」と書かれた謎のADBポートを積んでいたり、今から考えても謎なプリンタでした。当時は謎製品や謎ポートが多くて楽しかったのですが・・・
今でもどこかにResEditやExcel 2.0、Photoshop 2.5あたりが眠ってます。
まぁどれもこれも直接自分で買った訳ではないのでお財布は痛くなかったです。
らんまるさん
2010/06/21
72Pin-Simm! 1Mb=1万円!全てがなつかしい
退会したユーザーさん
2010/06/26
この辺の話をできる方はかなり少数になってしまいました。
ですが、未だ古き記憶を持つ方が自分以外にもおられると思うと、なんだかすこしうれしくなります。