j5 createと言うメーカーは、実際にはこのPREMIUM Reviewが始まるまで知りませんでした。
しかしレビューを進めるウチに「ちょっと他のメーカーとはひと味違うな」という感じがしてきました。今回の3製品以外にも面白い周辺機器が沢山あるようですので、また気に入ったモノを見つけて使って見ようと思います。
ハイセンス・ハイクォリティーなコネクテッド・デバイスメーカ
j5createは、独創的なデザインで高品質の製品を提供するコンピュータ周辺機器アクセサリメーカーです。 最新の技術で、パソコンやその周辺機器を、より便利に、より快適に使える様に「繋ぐ」と言うことを主眼に同社の製品は開発されています。 j5createはUSBインターフェースを使ってPCやMac機能を拡張する数多くのデバイスを世に送り出しています。
また、j5createは、日本ではなじみが少ないかも知れませんがアメリカ・カナダなどワールドワイドに製品を供給しており、独自のデザイン性が評価され多くのアワードも獲得しています。
技術的にも優れており、PC・Mac間でファイルを転送するj5create独自のワームホール技術や映像出力変換など多くの特許も取得しています。
今回、「電源内蔵 USB Type-C ミニドッキングステーション」「USB3.0 Dual Display ミニドック」「10W 2Coil スタンド型 急速ワイヤレス充電器」を実際に使って見て感じたのは、デザイン性の良さも去ることなから、その品質への拘りも十分感じ取ることが出来ました。
ケーブルにまでj5の刻印がある
特に他メーカのPC・スマホアクセサリの保証期間が1年以内のものが多い中、2年間のワランティーを付けるなど、顧客満足度を最優先事項とするj5createの製品に対する信頼性の高さがうかがえます。
今後も、新しいPCやMAC、スマートフォン・タブレットをより便利に、多機能にするすドッキングステーションやUSBアクセサリが製品化されると思い、大いに期待しています。
小さいのに機能が充実
5 create 3製品 今回のレビューは中央のUSB Type-Cドッキングステーション
仕事で使う、lenovoのThinkPad X1 Carbonのドックとしては、これまでHumixxのUSBマルチハブを使っていました。(ただしUSB PD対応電源は別途60W程度が必要になります)
座席ではDUAL Display キーボード・マウスを使い、会議室では本体のみという使い方が多いので、移動時のケーブルの抜き差しが少なくなるようType-Cのマルチハブを使っています。
このハブの要件としては「マルチデータ通信規格のThunderbolt 3に対応したUSB Type-Cのハブ」となり、インターフェースはHDMI、USBポートx2以上、USB PDでした。
電源内蔵 USB Type-C ミニドッキングステーション JCDP385-AはThunderbolt 3対応ではありませんが、要件としては合致しています。
また、JCDP385-Aはマウスより小さい6cm角で場所を取らない割にAC電源内蔵になってます。
シルバーとホワイトの統一デザインを上手くまとめている
別レビューしたJUD380 USB 3.0 Dual Displayミニドック同様、トップにシルバーをあしらい、サイドを白でまとめとてもスッキリしたデザインです。また繋がるACケーブルもUSBType-Cケーブルも白で、とても統一感のあるデザインになっています。
パッケージ内容は本体・USB Type C to Cケーブル・電源ケーブル・クイックインストールガイド、保証書、となっています。保証期間は他の製品同様2年 通常、電源系を内蔵する製品は1年のモノが多いですがJCDP385-Aは2年と長くなっています。
この辺りのポイントは高いですね!
HDMIディスプレイ出力は4K対応 (最大4K@30Hz)なお、USB Type-Cを備えるPC(ホスト)側がDisplayPort Alternate modeに対応している必要があります。
USB PDの出力がもう少しあれば最高
製品仕様:メーカー公表値
USB TypeA ポートは3.1(Gen1)の表記になっています。
USB仕様と各機器の比較表は以下となります。
下記の写真はlenovoのThinkPad X1 Carbonへ繋いだところ、右端がPC本体で、JCDP385-AのPDでは容量が足りないため別途PD電源を接続、後はサブモニター用HDMIが繋がっています。
JCDP385-Aにはメインモニター用HDMI、キーボード・マウス、本体へのType Cのケーブルが繋がっています。ThinkPad X1 Carbonは45WのPD給電が必要なため、JCDP385-Aの内蔵電源では少し足りないようです。
35w以下のUSB PD機器やPCは、JCDP385-Aだけ繋げばOKです。
ワンケーブルで繋げば簡単に使えるミニドック
JCDP385-Aデバイス側が対応してればドライバーのインストールも必要なく、繋げばすぐ使えるUSB Type-C電源内蔵ミニドッキングステーションです。電源も内蔵されているので使い勝手はすこぶる良いです。
コンパクトなので場所も取らず、4方向から接続するのでケーブルの取り回しも楽、24インチのモニターにHD出力も綺麗です。
HumixxのUSBマルチハブもそれほど大きくはないのですが、JCDP385-Aが如何にコンパクトか解ります。これで電源内蔵なのは凄いですね!
HumixxのUSBマルチハブと、j5 createのJCDP385-AにはフルサイズのSDカードリーダが付いています。双方、デスクトップPCのUSB3.1 Gen2ポートに挿してClass 10のSDカードの速度を測ってみました。
左がHumixx、右がj5 createですが、双方差は無くほぼ理論値の読み出し速度になって居ます。
Galaxy S8+のパソコン化
レビュー課題ではありませんが、「10W 2Coil スタンド型 急速ワイヤレス充電器」のレビューで登場したGalaxy S8+をパソコンのように使って見ました。
接続機器は、USBキーボード、無線USBマウス、HDMIモニターです。接続仕様はGalaxy S8+の機能によるところが大きいですが、PC用の無線USBマウスまで使えたのは驚きでした。
Galaxy S8+がパソコンになりました。処理速度はイマイチですが普通にデスクトップパソコンのように大画面で使えます。もうデスクトップパソコンは要らないかも?(笑)
最後に
デスクトップPCもノートPCもスマートフォンも今はUSB Type-Cの搭載が主流になってきました。
j5create Powered Mini Docking Station JCDP385は、マルチに繋がるドッキングステーションとして小型軽量で持ち運びも、設置もとても楽ちんです。
USB Type-Cの機器を持っているなら、簡単にUSB機器やモニタを拡張できるので一つ持っておくととても便利だと思います。
拙いレビューに最後までお付き合い有り難うございました。
最後に、今回、j5 create(ジェイファイブ・クリエイト)の3製品をレビューの機会を与えて頂いたZIGSOW様・テックウインド株式会社様に深く感謝致します。
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