とりあえず持ち歩くノートパソコンと一緒に使うのに最適なハブ
最近のノートPCはどんどん小型化、と言うよりも薄型化して軽量化していっていますよね。
で、そのせいでインターフェイスがどんどん少なくなっています。
一昔前なら当たり前のように色々とついていたはずの IO が殆どついていない…
特に仕事で持ち歩くようなサイズのノートPCはその傾向が強いように思います。
想定としては「無線デバイスを使え」と言う話なのでしょうが、なかなかそうも行かないのが現実で、会議室では HDMI で画面飛ばさないとダメだったり、Wi-Fiの入りが悪くて有線LAN使わないと安定しなかったり…
あるあるじゃないかなと。
USB3.0 Dual Display ミニドック JUD380-A はそんな時に一つ持っておくと重宝するデバイスではないでしょうか。
本体だけのシンプル構成… CD-ROMは要らないのでは…
j5 create のパッケージは白地にオレンジのラインで統一されています。
パッケージの内容は、本体と説明書類と CD-ROM。
CD-ROM??
Macで使う場合にはドライバーをインストールするように書いてあります。
小型の USBハブのイメージにしてはパッケージが大きいと感じたのですが、CDが入ってたからなんですね。。。
とはいえ、今時 CD-ROM って…
Mac についてる機種あるっけ?w
ちょっとこれは謎ですが、もしかしたら発売時期が古い製品なのかもしれません。
可愛く小さくて軽い!
Mac のシルバーっぽい感じのデザインです。
MacBook と組み合わせると良さそうですね。
シルバーの MBA のそばに置いた感じ。
バッチリ。
ロゴも良い感じです。
左から、HDMI、LAN、USB 3.0 Type A × 2 。
VGA もあります。
Micro USB の端子が付いており、こちらを使って電源供給が出来るようです。
普段は必要ないですが、消費電力の高いデバイスを使いたいときには重宝しそうですね。
で、とにかく軽い!
コンパクトで軽いので持ち運ぶにはとても良さそうです。
CD-ROM もそうですが、VGA が付いているところからして、少し古めのデバイスなのかもしれません。
サイズを考えると十分!ただ少し古いかな…
インターフェースをまとめると
- USB Type-A (3.1) × 2
- HDMI (2K)
- VGA
- LAN
と言う感じです。
このうち、私の用途だと HDMI/VGA は使わないので、代わりに USB Type-A の端子が 3つだったら良かったなと。
4個ついてたら完璧だった、と言うのが正直な感想。
うちのディスプレイは LG 43UD79T-B で、HDMIでも 4K@60Hz に対応しています。
JUD380-A の HDMI は 2K までなので、スペック的にダウングレードして使う感じになってしまうので、せめて 4K@30Hz には対応してほしかったかな。
VGA に関しては、仕事で使っている古いディスプレイが VGA ですが、そういう用途以外で VGA ってなかなか見かけません。
プロジェクターも最近は HDMI が殆どかなと。
個人的には HDMI が付いていれば VGA は要らないんじゃないかな…と思ってしまうのですが、この辺りは用途と環境に依存する話なので、何とも言えませんね。
有線LANは最近のノートPCには余りついている印象がないのであって困ることは無いと思います。
普段使ってる 2台の MacBook にも LAN端子は無いですし。
ルーターの設定するときとか、何か起こった時の対応で有線LANが使えると楽なので一つはこういうデバイスを持っておいて損はないと思います。
w MBP / もう少しUSBポートがあれば完璧!
では使用感について書いていきたいと思います。
MacBook Pro と RME Fireface UCX と組み合わせて、音楽制作で使用可能かどうか?と言う視点で書いてみます。
が、そもそも MBP 13inch 2018 には USB Type A のインターフェースはありませんので、j5 create の 「USB Type-C ミニドッキングステーション JCDP385-A」を経由して MBP と接続して使ってみました。
パッケージのところでも少し触れましたが Mac で利用する場合にはドライバーのインストールを行うように書いてあります。
その為の付属の CD-ROM なのだと思いますが、手元に MBP で使える光学ドライブが無いので公式サイトからダウンロードしました。
インストーラーを開いてみると、どうやらドライバのインストールが必要なのは ディスプレイと LAN を使う場合のようです。
今回はとりあえず、USB 3.0 が使えればよいので、ドライバはインストールせずにそのまま USB 3.0 端子に Fireface UCX を接続しました。
MacBook Pro ⇔ JCDP385-A ⇔ JUD380-A ⇔ Fireface UCX と言う感じ。
オーディオインターフェースってハブを経由せずにPCに直接接続すべきデバイスだと言い伝えられてきているので不安でしたが、結論から言えば問題なく動作しました。
ドングルも含めて全て問題なし。
試しに Cubase 9.5 を立ち上げてプロジェクトを走らせてみましたが、問題なく再生されました。
非常に快適です。
と言う事で、USBハブとして使うだけなら特にドライバーのインストールは不要でした。
拡張性のところでも書きましたが、USB Type-A のポートがもう一つあれば、Steinberg Key も JUD380-A に挿して、JUD380-A を差し替えるだけで Win/Mac で切り替えて使えたのになーっという所だけ残念。
まぁ、あくまでも私の用途では。っという話ですが。
Windows10 となら文句なし!
Macはドライバーのインストールが別途必要ですが、Windows 10 の場合は接続しただけで自動でドライバーがインストールされて HDMI も LAN も使用可能でした。
ディスプレイは 2K になってしまうのが残念な所ですが、表示は自体は問題なくされるので 2K 以下のディスプレイと組み合わせるなら問題ないかもしれません。
LAN も問題なく使用可能。
最近はデスクトップPC を使う以外で有線LANを利用する機会がめっきり減りましたけど、何かあった時に有線接続できるようにしておいて損はないかなと思います。
もちろんUSB ハブとしても問題なく動きます。
Fireface UCX も繋いで音を出してみました。
手元の Windowsがデスクトップしか無かったので、意図している感じと違う感じがしますがw
とても快適。
ドライバーのインストールが必要なのは少し抵抗があるのですが、持ち運び用の USBハブで HDMI と有線LAN、なんだったら VGA まで使えるのはかなり便利ですね。
先ほどの書きましたが、これかなり軽いんですよ。
コンパクトだし、いいと思います。
なので Windows ノートとの組み合わせが正解なのではないでしょうか?
Windows ノートと組み合わせると良さそう
小型で軽いので、ノートパソコンと一緒に鞄にとりあえず入れて置く感じの使い方が一番良いのかなと感じます。
出先でのミーティングで AirPlay 使えなかったり、VGA しかなかったり、無線LAN使えないけど有線LANは使える、なんて会議室って結構ありますからね…
ポート種類と数に関しても、普段持ち歩く用として考えるとバランスよくできていると思います。
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。