[2011.08.16追記] OSをWindows7からWindows Home Server 2011へ
それに伴いエンコードソフトのOS対応状況が新たな課題となり、
運用方法を一部変更しました。 詳細はレビュー後半の追記記事をご参照ください。
【理由】
1. 普段のオーバークロック活動で選別落ちのCore i7 2600Kを使えること。
2. Sandy CPUとH67マザーボードで内蔵エンコーダのQuick Sync Videoが活用できること。
当初はOSもWHS/WHS2011を使い、ファイルサーバーとしても活用したかったのですが、このマザーボードを含むIntel純正デスクトップ向けマザーボードではサーバーOSをサポートしていないためか、導入初期段階で様々な相性のような問題に直面しレビュー投稿期限までの安定運用は無理と判断し、Windows7 Ultimate 64bitでの構築を余儀なくされました。
Intel純正マザーボードと私は過去もあまり良い相性ではないようで様々なトラブルと対峙してきましたが、今回もまた・・・ (要はサードパーティー製マザーボードに慣れているからかもしれませんが 汗
初期で感じた要望としては、
1. CPUを交換すると高確率でビープ音無しで起動できなくなり、CMOSクリアも効かない。
→解決策はボタン電池抜き
2. BIOSのF10(設定保存→再起動)で変更箇所が反映されないことが多々あった。
図解とはいえ簡易マニュアルのみで、起動不良時にビープ音も鳴らない点は自作初心者へ不親切だと感じました。
まぁ、動き始めると特に気になる違和感のようなこともなく普通に使えるのでいいのですが。
結局、私は以下の構成でやっと録画&縁故機の仮運用を始めることができました。
CPU : Core i7 2600K
MB : DH67BL
DRAM : G.SKILL DDR3-1333 4*2GB (8GB)
HDD 1 : Seagate SATA 1TB
HDD 2 : WD SATA 2TB
PSU : TAO Power Bird 1000W (80Plus GOLD)
Tuner : P●2
OS : Microsoft Windows7 Ultimate SP1 (64bit)
気になっていた内蔵ハードウェアエンコーダーの実力を、TMPGEnc Video Mastering Works5の体験版で試してみました。
元ファイルは12.2GB(1時間53分44秒)の録画TSファイルで、映像エンコーダーのみを入れ替えて他は同一条件でMPEG4 AVC形式で1パスエンコードした結果です。
【写真1】 映像エンコーダー“x264”選択時 13分33秒
【写真2】 映像エンコーダー“Intel Media SDK Hardware”選択時 10分32秒
噂されていたほどの差ではありませんが、Intel Media SDK Hardwareを使ったほうが速くエンコード処理が終わりました。
対応アプリケーションとの組み合わせで効果はあるようです。
しばらくはこの構成で録画&縁故マシンとして運用していきます。
次に時間が取れたらWHS2011で再度チャレンジしようと思います。
----------これより下は2011.08.16追加記事となります。----------
WHS2011を導入しました。
これにより、当初の構想「H67マザーボードで録画&縁故機製作」→「録画&ファイル鯖」へ用途変更することとなりました。
理由は編集ソフトのTMPGEnc Video Mastering Works5がWHS2011ではインストールできない(サーバーOS非対応)ためです。
エンコード編集が行えないのであれば、CPUに2600Kを使う理由もなくなる為、少しでも省電力になってくれれば…ということでCore i3 2100へ変更しました。
録画&ファイルサーバー化することでエンコード編集は違うマシンで行えば事は足りますのでいたしかたありません。
【変更後の構成】
CPU : Core i3 2100
MB : DH67BL
DRAM : DDR3-1333 2*4GB (8GB)
System HDD : WD SATA 320GB *2(RAID1)
DATA HDD : WD SATA 2TB *2(RAID1)
PSU : TAO Power Bird 1000W (80Plus GOLD)
Tuner : P●2
OS : Microsoft Windows Home Server 2011 (64bit)
【変更時の問題点】
LANドライバが自動インストールできない。(※Intel純正マザーボードではサーバーOSに対応していない為)
→Intel 82579LM用ドライバを手動インストール
※この点のみがマザーボード本体での問題点となりました。
リモートWebアクセスのWAN側からの接続
→ルーター(NTT RT-200NE)のポート解放
※当初ルーターのポート解放を行っても、ルーターIP不明、モデル名不明と表示されセットアップが完了しない旨のダイアログが表示される。
これはスマートフォンから接続を試みて接続確認できたのでWHSとルーターの相性?
リモートデスクトップでサーバーへログオンするとB-CASカードリーダーが切れてしまう。
→VNCでログオンすると切れないのでリモートログオン手法変更
【前回問題点として指摘したBIOSの不具合?】
BIOSを更新することにより不具合は再発していません。
サーバー化することにより録画機能をリモートアクセスで管理運用することになるので
マザーボードそのものが不具合を出しているわけではないのですが、ネットワーク・セキュリティ関連でだいぶ手こずりました。
マザーボード自体はWindows7での仮運用からWHS2011での本格運用に至るまで、特に問題もなく安定しています。
写真などの画像は編集が整い次第追加します。
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