そのマザーボードであるBOXDH67BLB3をレビューさせて頂く機会を頂き、zigsow並びにIntel御担当者様に感謝申し上げます。
それなりに自作PCを組んできましたが、Intel純正マザーは初めてです。
どんなボードを刺してもあっさり動きそうな安心感が素敵です。。。
【うんちく】
BOXDH67BLB3は、第2世代Core iシリーズ(Sandy Bridge)用のmicro-ATXフォームファクターのマザーボードで、対応するCPUは Core i7/i5/i3です。
現在 一般ユーザ向けに発売されているSandy Bridge用のチップセットは、P67, H67, H61の3種類があり、BOXDH67BLB3はH67チップセットを搭載しています。
性能重視向けで、オーバークロック機能を搭載するP67チップセットに対し、H67チップセットは安価にPCを構成することを主眼においていると考えられ(H61はさらに安価ですが・・・)、Sandy Bridgeの内臓グラフィック機能を使用することによりグラフィックボード無しでPCを構成することが出来ます。
また、H67の特徴としてQuickSyncVideoによるハードウェアエンコードがあります。これはSandy Bridgeの内臓グラフィックを使用しエンコード行う機能で、ソフトウェアエンコードと比較しエンコード時間の大幅な短縮が可能です。
そんな訳で、BOXDH67BLB3を使用すると・・・
高性能なグラフィック機能を要求されるゲームはやらないけれど、ビデオ編集の様なCPUにだけ負荷が掛かるような作業を得意とする小型PCが組めそうです。
□ BOXDH67BLB3基本情報
◇ CPU
CPUソケットはLGA1155です。第2世代 Core iシリーズに対応しています。
◇ メモリ
DDR3 1333と1066を使用することが出来ます。
メモリソケットは4本で、32GBのメモリまで搭載出来ます。
◇ 電源コネクタ
電源コネクタはメイン24ピンと補助4ピンで、8ピンを持たない電源でもPCを構成可能です。
◇ ドライブ類
ドライブ類との接続には、SATAが5本用意されています(含むe-SATA×1)。4本のSATAの内訳は、6.0Gb/s×2(青色ポート), 3.0Gb/s×2(黒色ポート)です。
IDEコネクタとFDDコネクタは用意されていません。マザーボードのリプレイスでPCを組み直す場合には注意が必要です。
なお、長いグラフィックカードを組み込むと、e-SATAのポートの上を覆う形になり、3.0Gb/sのSATAポートにも干渉する可能性があります。
◇ ディスプレイ接続
BOXDH67BLB3はCPUのグラフィック機能を有効に出来るH67チップセットを搭載しているので、ディスプレイとの接続ポートを背面のI/Oパネルに有しています。
接続ポートはHDMIとDVI-Iです(変換コネクタを使えば、VGAとも接続出来ます)。
また、PCI Express 2.0 x16コネクタに外付けのグラフィックカードを追加することも可能です。
◇ その他
大量のUSB 2.0ポートに加え(背面6本、マザーボード上8本)、USB 3.0ポート 2本を背面に有しています。
サウンドは7.1+2のHDオーディオに対応し、5本のアナログ出力とS/PDIFコネクタを背面に、マザーボード上にS/PDIFコネクタを備えています。
また、LAN接続は1Gb/SのLANポートを備えています。
【組み立て編】
※詳細はコメント欄を参照して下さい。
組み立てにおいて注意する箇所は、以下の3項目です。
① メモリを増設する際のソケット
DIMM1→2→3→4とメモリを増設しますが、メモリソケットはCPU側からDIMM3→1→4→2の順に並んでいます。
CPUの側からメモリを挿したくなる心理を突いた罠が仕掛けられています。。。。
またDIMM1&2,3&4がペアになるので、同サイズ, 同速度のメモリを組み込む必要があります。
② CPUクーラーとメモリの干渉
Lynnfieldと同じですが、CPUソケットとメモリソケットが接近しています。
このため、DIMM3のメモリとCPUクーラーが干渉しやすく、メガハレムスクラスのCPUクーラーを取り付けた場合には、CPUクーラのファンの下にDIMM3のメモリが潜り込む形になります。
オーバークロック用の背の高いヒートシンクを持つメモリを選択した場合は注意が必要です。
③ SATAポートとグラフィックカードの干渉
e-SATA(赤色ポート)とグラフィックカードが干渉します。
全長229mmのGLADIAC 998 GTX Plus V2は完全にe-SATAを覆ってしまいました。
なお、GLADIAC 998 GTX Plus V2の厚さは37.5mmですが、3.0GB/sのSATAコネクタが接触寸前です。
グラフィックカードのサイズに注意するか、SATAケーブルのコネクタ形状でかわすかのどちらかです。
もっとも、上記 3つの注意点は、BOXDH67BLB3特有ではなくmicro-ATXフォームのP67, H67チップセット搭載マザーボード全てに共通だとは思いますが。。。。。
【OSインストール編】
OSはWindows7 64bit版をUSB接続のDVDドライブとUSBメモリでインストールしました。
USB接続のDVDドライブを使用したインストールは問題なく完了しました。
USBメモリを使用したインストールは、リブートが掛かる度にインストールの最初の部分をひたすら繰り返すので、リブート時にBIOS画面に入り、
Bootタグの[USB BOOT]をEnable→Disable
に変更する必要があります。
OSインストール後に認識しなかったデバイス(H67チップセット関係とUSB 3.0)のドライバを付属のDVDからインストールしますが、私の環境ではこのインストールでエラーが立ちました。
原因はわかりませんが、[リトライ]もしくは[無視]を選択すれば問題なくインストールが完了しました。。。。
ちなみに、ブート用USBメモリは、"RT seven Lite"で作成しています。
"RT seven Lite"はサービスパックの統合が可能なので、Windows7 SP1のブート用USBを作成しインストールを試しましたが、Windows7 SP1でもH67チップセット関係とUSB 3.0は認識されませんでした。
※"RT seven Lite"はドライバの統合機能も有していますが、試しに作ったドライバ統合版のブート用USBメモリでもH67チップセット関係とUSB 3.0のドライバは当たりませんでした。。。。
【動画エンコード編】
H67チップセットの特徴である、Quick Sync Videoを試してみました。
感想は「驚愕」の一言です。
エンコードに使用したソフトは、grass valleyのEDIUS Neo3です。このEDIUS Neo3はアップデートによりQuick Sync Videoを使用することが出来ます。
エンコードの使用したデータは、SONY製HDR-CX12で撮影した映像(11分20秒)。撮影はハイビジョン画質のSPモード(1440×1080 約7Mbps)にて行いました。
PCの構成は、
CPU:Core i7-2600K
M/B:BOXDH67BL
CPUクーラー:リテールクーラー
メモリ:CORSAIR DDR3 1333MHz 4GBx4
HDD:HDP725050GLA360 500GB
電源:OWL-PSGMR550
で、ソフトウェア・エンコードとQuick Sync Videoを使用したハードウェア・エンコードのBD形式への変換に掛かった時間を比べています。
◇ 比較結果
ハードウェア・エンコード:3分35秒
ソフトウェア・エンコード:35分
※ソフトウェア・エンコードの時間はEDIUSの表示より算出(理由は後述)
単純計算で、1時間の動画が、たった20分でエンコード出来ることになります!
エンコード完了までの時間が圧倒的なのに加え、PCモニタ上で比較した画質がソフトウェア・エンコードと変わらないことに驚きました。
なお、エンコード時のCPU使用率は、
ハードウェア・エンコード:80~85%
ソフトウェア・エンコード:90%以上
です。
本当にハードウェア・エンコードか?
EDIUS、何やってる!?
って疑いたくなるCPU使用率ですが、爆速でエンコードが終わります(笑)
ちなみに、ソフトウェア・エンコードではCPU温度がグイグイ上がり、エンコード開始後5分程度で70℃を超えたので中断しました(このため、ソフトウェア・エンコードの時間はEDIUSの表示より算出になりました。ハードウェア・エンコードの時間から考えると、厳密な数字もいらない気がするので。。。。。)。
CPU, マザーボード, メモリの最小構成で、これだけのパフォーマンスが出せるSandy BridgeとH67チップセットの組み合わせに驚きました。
【BOXDH67BLレビューまとめ】
今回、SandyBridge用マザーボードBOXDH67BLB3をレビューする機会に恵まれました。
BOXDH67BLは、H67チップセットの特性を生かした、ほとんどのユーザーが満足出来るPCを構築出来るマザーボードだと思います。
SandyBridgeに内蔵されたグラフィック機能は普段使いのPCとしては満足出来る性能を有しており、
Core i7/i5と組み合わせれば高負荷に強いPC、
またCore i3と組み合わせれば省電力PC
を、グラフィックカード無しで構成することが出来ます。
特に、Quick Sync videoのエンコード能力は目を見張るものがあり、高性能CPUの独壇場だった分野に変化をもたらすと考えられます。
さらに、PCI express 2.0×16にグラフィックカードを追加するというオプションも選択でき、使用状況に応じてPCを拡張していくことも可能です。
インテル純正の安心感とオーバークロック以外なら何でもこなせるPCを同時に満足する一枚です。
コメント (22)
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退会したユーザーさん
2011/04/23
宛名が手書きだったのですが、90人分の宛名を手書きしたのでしょうか・・・
zigsowの御担当者様、お疲れ様でした。
そして佐川急便さん、いつも有難う!!
リーダーさん
2011/04/25
続きを楽しみにしてますー
退会したユーザーさん
2011/04/25
本当に手作り感満載の梱包です。
Core i7-870の時は差出人がZisowになってたし、、、
おろろ?ってならなかったのは、KB009W-Wですね(笑)
> 続きを楽しみにしてますー
がんばります(^^
退会したユーザーさん
2011/04/28
ブルーのボックスに"Intel"の文字が眩しく光ります。
BOXDH67BLの内容物は、
① マザーボード
② Intel Express Installer(DVD)
③ USBケーブル×2
④ I/Oパネル
⑤ クイックリファレンス
⑥ シール
⑦ 注意書き
です。そして、ボックスの裏には「自作パソコン組み立てマニュアル」がくっ付いています。
第一印象は、「取扱説明書はどこだ!?」
取扱説明書を読みたがる私はちょっと不満。DVDに収録されていますが、横目で取扱説明書を見ながら作りたい。。。。
クイックリファレンスは取扱説明書の27~54頁の要約なので、組み立てる前に取扱説明書を一読するとよいかもしれません。
退会したユーザーさん
2011/04/28
あれ?12V4Pinでいけるの!?
とか、
CPUソケット周りってこれでOKなんだぁ・・・
なんて思えてきます。
サードパーティのマザーボードに比べると、潔いほどのシンプルさです。
そこで、私は大事なものが無いことに気付きました。
「IDEないやん・・・」
我が家の光学ドライブは全てIDE接続です・・・orz
何かが狂い始めた瞬間(笑)
退会したユーザーさん
2011/04/28
CPU:Core i7-2600K
M/B:BOXDH67BL
CPUクーラー:リテールクーラー
メモリ:CORSAIR DDR3 1333MHz 4GBx4
HDD:HDP725050GLA360 500GB
電源:OWL-PSGMR550
となる予定です。
PC2号機のCPUとマザーを入れ替えた感じ。
メモリはPC1号機から引っぺがしてきました・・・
早速PC2号機はバラバラに・・・(笑)
退会したユーザーさん
2011/05/05
- PCケース準備 -
最初にPCケースを準備します。
① スペーサ取り付け
BOXDH67BLはmicro-ATXなので8箇所のスペーサを取り付けます。
スペーサを取り付けずにマザーボードをケースに突っ込むと短絡の可能性があります。
忘れると悲しい思いをします。。。orz
② I/Oパネル取り付け
PCケースにI/Oパネルを取り付けます。
中途半端に取り付けると、マザーボードがケースに入りません。
I/Oパネルきれいに入らないとき、私はドライバーの柄などでぶん殴って押し込んだりします(^^;
BOXDH67BLのI/Oパネルは造りがよいのか、ぶん殴らなくてもPCケースにすんなり組み付けることができました。
方向は、音源用の小さい○が開いている場所が下になります。
恐ろしいほどシンプルなI/Oパネルです(笑)
退会したユーザーさん
2011/05/05
- マザーボード準備 -
次にマザーボードの裏にスペーサを立てます。
マザーボードにCPUやメモリを挿すときには相当な力がかかります。
半田で固定されている部分に負荷がかかるのが嫌なので、私はスペーサを取り付けた状態でCPUやメモリを取り付けます。
※ここは人それぞれだと思います(^^
退会したユーザーさん
2011/05/05
- CPU取り付け1 -
CPUソケットの固定カバーを外します。
レバーをスライドさせて上に上げると、固定カバーも一緒に開きます。
クイックリファレンスだと、ソケットの保護カバーは金属側に付いていることになっていますが、、、、
BOXDH67BLはソケット側に保護カバーが付いていました(笑)
ドキドキしますが保護カバーを取ります。
この黒い保護カバーは大事に保管します。
退会したユーザーさん
2011/05/05
- CPU取り付け2 -
次にCPUに登場願います。
これまたクイックリファレンスではCPUにLGAカバーが付いていることになっていますが・・・
Core i7-2700KにはLGAカバーなんて付いていませんでした。
気にしちゃ駄目です(笑)
退会したユーザーさん
2011/05/05
- CPU取り付け3 -
CPUの切り欠きとCPUソケットの位置を合わせて、CPUをマザーボードに取り付けます。
その後、CPUソケットの固定カバーを外したときと逆の手順で戻します。
このとき、マザーボードの基板が「ギシギシ」と嫌な音を立てますが、自分を信じて固定カバーのラッチを止めます。
不安になったら、作業を中断してCPUがCPUソケットにちゃんと付いているかを確認するのが吉です。
退会したユーザーさん
2011/05/05
- CPUクーラー取り付け -
続いて、CPUクーラーを取り付けます(今回はインテル純正のファンを取り付けました)。
正直・・・
インテル純正のクーラーは取り付けが上手くいっているのか判り辛くて苦手です・・・orz
インテル純正ファンはグリスが付いた状態になっているので、そのままマザーボードに組み込みます。
4つの足をマザーボードの穴に合わせたら、足の上のレバーをぐいぐい押し込んで固定します。
マザーボードの裏を確認して、白いバーツの間に黒いパーツが食い込んでいたらOK。
今回の取り付けでは、1本だけ入りが悪く本当にグイグイ押し込みました(^^;
電源ケーブルの取り付け位置を考えると、インテルロゴを下向きに取り付けるのがよさそうです。
インテのロゴが上を向いていると電源ケーブルが届かないし、右を向いていると電源ケーブルの固定パーツがDIMM3と干渉します。
退会したユーザーさん
2011/05/05
- 絶対忘れちゃいけない・・・ -
CPUクーラーを取り付けたら、速攻で電源ケーブルをマザーボードのコネクターに接続します。
電源を入れてCPUクーラーが回らないという悪夢だけは避けなくてはなりません。
メモリを挿し忘れても大した事ないですが、CPUクーラーの電源を挿し忘れるとダメージが大きいです・・・orz
退会したユーザーさん
2011/05/05
- メモリ組み付け -
PCケース外での最後の作業、メモリの組付けを行います。
初の組み付けということで、1本だけを取り付けてPCケースに組み込みます。
BOXDH67BLのメモリスロットは、CPU側からDIMM3⇒1⇒4⇒2となっているので、CPUソケットから2番目のDIMM1にメモリを挿します。
メモリスロットにメモリを挿すと、両脇のストッパが立ち上がってメモリを固定してくれます。
今回は、PCケースにマザーボードを組み込む前にCPUクーラーの配線も結束してみました(^^
退会したユーザーさん
2011/05/05
- PCケースへの組み込み -
メモリまで取り付けたマザーボードをPCケースに取り付けます。
I/OパネルのフックをかわしながらPCケースに押し込んで、8本のスペーサにネジで固定していきます。
巨大なサードパーティーのCPUクーラーと違い、インテル純正のCPUクーラーは軽いので、PCケースへの組み込みは非常に簡単でした。
無事に取り付けると、I/Oパネルから各種コネクタが顔を出します(^^
退会したユーザーさん
2011/05/06
- フロントパネル系コネクタ接続 -
PCケースにマザーボードを固定したら各種結線を行っていきます。
最初はPCケースのフロントパネルのコネクタを接続。
クイックリファレンスの絵は巨大で老眼が入りつつある私には非常に優しいのですが・・・
上下がひっくり返っています(^^;
色が付いているので、間違えることはないと思います。
退会したユーザーさん
2011/05/06
- その他諸々の接続 -
その他の結線は一気に端折ります(笑)
メイン24ピン電源コネクタ、CPU4ピン電源コネクタ、リアPCケースファン、フロントUSB、フロントパネルオーディオのコネクタを接続していきます。
配線をまとめずに接続していったので、PCケースの中はぐちゃぐちゃです(笑)
とりあえず、ここまで接続して電源が入るかを確認します!
退会したユーザーさん
2011/05/06
- お試し起動 -
HDDを接続していない状態で、PCを起動します。
注目ポイントは、
① 電源が入るか?
② CPUファンが回転するか?
③ 電源のLEDは点灯するか?
④ リセットスイッチは効くか?
の4項目です。
HDDが回っていると躊躇する作業を確認してしまいます。
上の4つが確認できたら、BIOS画面でCPU温度を確認!
と思ったら。。。
インテルマザーは"Processor Thermal Margin"って項目になっていてCPU温度はわかりませんでした(^^;
まぁ、大丈夫そうなのでOK(笑)
退会したユーザーさん
2011/05/06
- HDD接続 -
お試し起動が無事に完了したら、HDDを繋ぎ込みます。
これでPCの組み立ては完了です(^^
もう、結線はぐちゃぐちゃの域を超えてきました。
まとめないとエアフローがダメダメ君ですね(笑)
退会したユーザーさん
2011/05/06
- おまけ -
■ メモリ増設
メモリはDIMM1に挿して起動しましたが、増設する場合には・・・
DIMM1&2, DIMM3&4にDual Channel動作をするメモリを挿す必要があります。
このため、CPUソケットから2番目&4番目で一組、1番目&3番目でペアのメモリを組み込まなければなりません。
■ グラフィックボード
今回の組み立てでは触れませんでしたが、グラフィックボードを取り付けると・・・
試しにGLADIAC 998 GTX Plus V2を取り付けるとどうなるかを確認しました。
簡単に想像できる事ですが、eSATAのポート上にバッチリグラフィックボードが被ります。
3.0 Gb/sのSATAポートはギリギリセーフ。
グラフィックボードを取り付けるときはじっくり考えたほうが良さそうです(^^;
※GLADIAC 998 GTX Plus V2のサイズ:229 x 111 x 37.5mm
operaさん
2011/05/06
端的にまとめられていますね!
私はかなり冗長になって居る部分も有るので。。
追うのがしんどいかもですよね。。(^^ゞ
退会したユーザーさん
2011/05/07
PC組み立てなので、ダラダラとしてしまったと思っています(^^;
端的にまとまっているなんて言われると、赤面してしまいます・・・
そして、レビューは終わっていません(笑)
というわけで・・・
【PC組み立て編 その15】
- おまけ2 -
BOXDH67BLはスピーカーを搭載しています(&PCケースのスピーカ用コネクタがありません)。
このスピーカが活躍するのは・・・
① F2/F10をBoot中に押したとき
② Video error(グラフィックボードがないとき)
③ Memory error
④ Thermal trip warning
の4項目です。
※取扱説明書65頁より抜粋
①は殆ど聞こえないし、②, ③は笑って済ませられますが・・・
④で沈黙状態は困るので一応確認しました(笑)
メモリを全部はずして起動したところ、しっかりBeep音が出ています。
これで、いつの間にか温度が上昇しても大丈夫です(笑)