レビューメディア「ジグソー」

軽くて、薄くて、キレイ!家族みんなで楽しめる「ハイスペックタブレット」



家にAndroidタブレットは数あれど、自分専用の端末としては初めてのAndroidタブレットKALOSが到着しました。(Kindle Fire HDは持ってましたが、GooglePlay不可だったのであまりAndroidタブレットという感じはしなかった)
Android初心者的なレビューですが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。
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【追記 2013/12/19】
「Tegra4のDirectStylus」あいにく非対応とのメーカー様からの連絡あり
【追記 2013/12/29】
KALOS×Clover Paintでお絵描きをしてみた感想を追記しました。
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パッケージは良くある段ボールではなく、透明なプラスチックの入れ物がシュリンクされた状態のおしゃれなパッケージでした。
プラスチックケースにシュリンク、右下にサポート日本語のサポートシール付
プラスチックケースにシュリンク、右下にサポート日本語のサポートシール付
パッケージの背面もオシャレです。
パッケージの背面もオシャレです。
右側のKALOSのアピールポイントがシールで貼られています。
右側のKALOSのアピールポイントがシールで貼られています。

また開封すると本体は専用のスタンドに入った状態で収納されています。
スタンドにはめ込まれている
スタンドにはめ込まれている
スタンドは中央にBungBungameのロゴ入り。オシャレ。
スタンドは中央にBungBungameのロゴ入り。オシャレ。
スタンド以外の付属品は説明書とMicro USBのケーブルになります。アダプタは付属していません。
スタンド以外の付属品は説明書とMicro USBのケーブルになります。アダプタは付属していません。

本体にはピッタリサイズで輸送用の液晶保護シートがついています。私は最初存在に気付きませんでした・・・。レビューでは保護シートがついたままで行っていますが、不自由さはあまり感じませんでした。しっかりした保護シートです。

裏面はシンプルにBungBungameのロゴが入っています。下部にはスピーカーがついています。



電源を入れるとGoogleのアカウントを要求されるので、基本情報を入力すると設定が終了してKALOSのホーム画面になります。
アプリとして超丁寧な初心者向けガイドが付いておりました。本当に分かりやすくて、Android超初心者の私も主人のヘルプを頼まずに設定、操作をすることができました。

また最初からKALOSに入っているアプリはこのようになっています。
Adobe Acrobat Reader、KingSoft Office、TeamViewer、MX Playerが最初から入っているのはメーカーサイトに載っていたので知っていたのですが、ES ファイルエクスプローラーなども入っていました。
(主人には「マニアックなアプリが多いなーとか言ってましたが」)
Kindle Fire HDを買った時はPDFビューアーも自分で落として入れなければいけなかったので、最初から必要なものが入っている構成は初心者的には非常にありがたかったです。


参考までにベンチを取ってみたので、データを載せてみます。

非常に快適に動作するベンチマーク結果だと思います。


「軽っ、薄っ、キレイ!」

10インチタブレットということで、やっぱり重量が重いんだろうなーってちょっと思っていたのですが、本当に軽いのです。
製品情報的には590gとのことなのですが体感的にはもっと軽い感じがします。おそらく内部のバランスが良いせいなのかな?と思ってます。
これだったら女性でも鞄に入れて持ち運ぶのも楽かもと思いました。片手に持ってすいすい歩く(よくCMで見かける)も楽かも?

また、薄いです。
主人所有のTM105A(左)とKALOS(右)
主人所有のTM105A(左)とKALOS(右)
構造上でちょっと心配だった点は、Micro USBの刺さる所。
薄いため仕方がないのかも。取扱には注意。
薄いため仕方がないのかも。取扱には注意。
その薄さのためか、ちょっと取扱が雑だとぽっきり折れてしまいそうなので、Micro USBの抜き差しは丁寧に行うように、また充電時に倒れたり倒したりしないようにちゃんとしなさいねと主人に忠告されました。

で、キレイ。
電源立ち上げの際の、KALOSのロゴやイメージムービーも非常にキレイ。
さすが「IGZO」技術を用いたIPS液晶といったところですね。

こちらは

の動画を再生したところを写真に撮影したものです。最大化しても非常にキレイに再生されました。
更新: 2013/12/30
ビジネスシーンや普段使いにおける10インチならではの活用術 PREMIUM REVIEW

大きいことはいいことだ。

ここからは課題の10インチならではの活用術です。
ビジネスシーンとしては、個人的には今後増えていくであろう10インチ高解像度タブレットにおけるWebサイトの表示確認~ってことなのですが、ここまでの解像度となるとスマホ用サイトを表示させるよりも普通のサイトを表示させた方が見やすいと感じました。
(スマホ用サイトの画像の解像度がKALOSの解像度には足らなくてやや汚く表示されることが多い)
ただ、通常のPC用サイトを表示させるにはFlashがくせものです(FlashをきかせたPCサイトを残すためにFlash不可のスマホに対応するためにスマホサイトを制作するというところも多いので)。
またKALOSが非常に高解像度のため、Webサイトのフォントなどがピクセル固定なんかになっている場合などは非常に文字が読みづらいです。
Fontサイズを固定したHTMLファイルを表示させたもの
Fontサイズを固定したHTMLファイルを表示させたもの

でもだいたいのサイトはFontを%で記述しているはずなので、ブラウザー上の調整や、サイト内の文字拡大などで対応が可能だと思いますので、スマホ用サイトを使うか、PCサイトを使うかは個人の好みになると思われます。

いつのまにやら脱線しましたが、ということで私の場合はビジネス用というよりも主に普段使いとしての活用術です。


KindleFireHDを所有していて、ちょっと不満だったのは漫画の見開き閲覧がやや見づらかったこと。
やっぱり漫画は見開きでの表現も多いのに、7インチタブレットでの見開き表示は、文字が小さくて見づらかったりと不満が多かったので、基本1ページ表示で見ておりました。
KALOSはさすがの2560 X 1600(WQXGA)の高解像度なので、Kindleアプリを使用して漫画を読んだ際、見開き表示でも、漫画のセリフルビまでくっきり表示されて非常に快適です。
Web用に縮小したので多少つぶれてしまいましたが、セリフのルビは柱の注意書きまでくっきり見えていました。
Web用に縮小したので多少つぶれてしまいましたが、セリフのルビは柱の注意書きまでくっきり見えていました。
またこういった見開きのページまたぎの表現をそのまま見られるのがうれしいです。
またこういった見開きのページまたぎの表現をそのまま見られるのがうれしいです。

しかし逆に1ページ表示だと、提供されるコンテンツがKALOSの高解像度に追い付いていないようにも感じました。
見開き表示の時よりはボケたような印象を受ける
見開き表示の時よりはボケたような印象を受ける
ただ、見開き表示で十分に満足してしまったので、1ページ表示はしなくても十分かなと感じてしまいました。


nasneで録画した動画を閲覧してみました。
それまではPCで閲覧していたのですが、タブレットで気軽に外に動画を持ち運んで、仕事の合間に録りためたコンテンツが消化できるようになったのは非常によかったです。
モバイル向けの圧縮がされてしまっているので、KALOSの高解像度を十分に生かしているとはいえませんが、それでも旦那所有のNexus7(2012)で再生した時と比べても、画質は上ですし、画面効果などの処理落ちもNexus7の時と比べてもありませんでした。
ボートレースのCMの一部、小さい文字まで読めるし、処理落ちもなし
ボートレースのCMの一部、小さい文字まで読めるし、処理落ちもなし



子どもが指先を使って遊ぶアプリは大きければ大きいほど良いと思ってます。
特にぬり絵系、お絵描き系のアプリは子どもの指動きの精度の関係もあり、キャンバスが広いほど細かく描画することができるため、子どもの満足度が高いです。

また10点マルチタッチですので、ピアノアプリを使っての両手の練習が可能です。
もちろん普段はピアノを使って練習しているのですが、旅行や帰省などでピアノが無い状況でも、子どもの日課にしているピアノの練習がなんとか可能です。
使用アプリはタブレットにプリインストールされている「ピアノ大好き」BungBungameさんのソフトです。表示させる鍵盤数を調整可能、上下2段に鍵盤を表示させての連弾も可能です
使用アプリはタブレットにプリインストールされている「ピアノ大好き」BungBungameさんのソフトです。表示させる鍵盤数を調整可能、上下2段に鍵盤を表示させての連弾も可能です
子どもに弾いてもらいました。簡易的な練習には十分使えます
子どもに弾いてもらいました。簡易的な練習には十分使えます



3Dゲームの表示ということで、上記3にも関わってきますが、最近子どもがお気に入りな3Dの着せ替えアプリ「Coco Dress Up」を試してみます。
好きな洋服を選んで着せたり、髪やまつ毛の色なども変更可能。PSO2のキャラ制作のようなイメージです
好きな洋服を選んで着せたり、髪やまつ毛の色なども変更可能。PSO2のキャラ制作のようなイメージです
背景も選べて、勝手にポージングする女の子を色んな角度で撮影可能です
背景も選べて、勝手にポージングする女の子を色んな角度で撮影可能です
大画面で非常にキレイに表示されるので子どもが喜んでおりました。
また、2Dのゲームですが「パズドラ」
KALOSの高解像度にもなんとか耐えうる画面でした。操作性も問題なかったです。
ただし、一部のノベルゲームなどでは、KALOSの高解像度を想定していない作りのUIのため、表示が一部崩れたり、おかしな空白が発生したりしていましたが、遊べないということがない程度でした。(イベント絵はちょっとボケた感じになるものも存在しましたが)
これは今後同じような高解像度の端末が増えていけば解消されていく問題ではないかと思いました。
更新: 2013/12/30
KALOS を使うことで変わったことや解決したこと PREMIUM REVIEW

撮影した画像の確認などにも便利。

先日、念願のミラーレス一眼レフカメラを導入しました。SONYのNEX-5Rです。
PlayMemories Mobileというアプリを利用して、デジカメで撮った画像をタブレットに転送して撮影具合の確認をすることが可能になりました。
もちろんいままで使っていたiPhoneでも可能なのですが、一眼で撮影した画像を見るのにカメラの液晶と同じようなサイズの画面ではあまり意味が無いですし、KALOSの場合はNFCに対応しているため、カメラとタブレットを近づけるだけで、タブレット側に画像をダウンロードすることも可能のよう。
今回はPlayMemories Mobileを使用してタブレット内に画像を転送してみました。
PlayMemoriesMobileをGooglePlayからインストール
PlayMemoriesMobileをGooglePlayからインストール
アプリを立ち上げて、カメラのWi-fiを立ち上げると、初回のみカメラに表示されるパスワードの入力を求められます。
初回以外は1枚画像を表示するのか、1日に撮影した画像をすべて表示するのか、カメラ内すべての画像を表示するのか選択画面から始まります。
取り込む画像の枚数にもよりますが、日付順にフォルダ分けされ、そのフォルダを選択すると画像一覧が取得されます
プレビュー画面
プレビュー画面
不満があるとすればプレビュー画面がもう少し大きかったら良かったのになぁ・・・という点ですかね、これも今後高解像度のタブレットが沢山でれば変っていくのかと思います。

ピックアップした画像をタブレットに転送してすぐにスライドショーにして他者にすぐ見せられるというのが最大の利点です。(祖父母相手ですとやはり画面は大きくないと見づらいのと、RAWだと一旦パソコンで変換させなければならないので、見せるまでに時間がかかる)
更新: 2013/12/30
KALOS を一言で表すキャッチコピー PREMIUM REVIEW

軽っ、薄っ、キレイ!

最初に述べた
「軽っ、薄っ、キレイ!」
です。本当に良いタブレットだと感じました。

以上でファーストインプレッションは終了です。

予告としては、お絵描き系のアプリを入れてちょっと描いてみたところ
「あれ?これってちょっとだけど筆圧効いてる?」
と感じたので、そこら辺を中心にレビューしてみたいと思っています。

とりあえず落書き。そこらへんにあったマウスをClover メモ Liteの油絵で描いてみた
とりあえず落書き。そこらへんにあったマウスをClover メモ Liteの油絵で描いてみた

筆圧はちょっときいてるかな?程度なので、アプリ内で調整してどこまで描けるのかやってみたいなーと思っています。

【追記 2013/12/19】
メーカー様からお返事頂きまして
「Tegra4のDirectStylus」あいにく非対応
だそうです。残念。
ちょっと筆圧効いてる?って感じたのはアプリのおかげだった模様です。
この機体で筆圧効いてたら神だなって思っていたので、ちょっと残念です。

ただ、それでもどこまで描けるかチャレンジはしてみたいと思いますー。

以上、ファーストインプレッションでした。
お付き合いありがとうございました。


------------------------------------2013/12/29 追記

Clover Paintというアプリでお絵描きをしてみました。
Clover Paintは高機能のお絵描きアプリで、レイヤーにも対応、また筆圧を感知してくれるタブレットでなくとも元々のブラシがとても素晴らしいので、今回使わせていただきました。
KALOSは筆圧に対応していませんが、アプリ側にて擬似的に抜きを表現してくれるアプリにてある程度保管が出来ると考えてイラストを描いてみました。
また、KALOSは解像度がとても高いので、もともとのキャンバスをとても大きく設定して描くことが可能です。

2560 X 1600(WQXGA)の高解像度のため拡大表示をして、細かい修正が可能です。そのためざっくりと下絵を描いた後
レイヤーを新規に制作し、主線を
ざっくりと描画して
消しゴムにて整えていくことで、筆圧に対応していなくともある程度意図的な主線を引くことが可能だと思われます。
ペン入れは鉛筆ツール使用
ペン入れは鉛筆ツール使用
主線完成
主線完成

そして色ごとにレイヤーを作り、塗っていきます。

使用したスタイラスは細いものではなく、家にあった

WACOM Bamboo Stylus CS-100/Kです。
主線を描くためには細いスタイラスの方が都合がよいでしょうが、色を塗る際は先端がゴムタイプのこちらの方が、塗りやすいと感じました。


Clover PaintはPSDファイルとして書き出せるので、書き出してPCで加工したのが下記になります。
PSDをPCでJPGに変換しただけです。クリックすると原寸大で表示されます。これ位の大きさのお絵描きはさくさく可能でした。
PSDをPCでJPGに変換しただけです。クリックすると原寸大で表示されます。これ位の大きさのお絵描きはさくさく可能でした。


KALOSはお絵描きにベストマッチの機体ではありませんが、工夫次第でその高解像度を生かしてお絵描きも出来るタブレットでした。

以上でレビューを終了させていただきます。
ありがとうございました。

コメント (12)

  • CLWさん

    2013/12/17

    お疲れ様でした。m(__)m
  • manya嫁さん

    2013/12/17

    >CLWさん
    コメントありがとうございました。
    後半もちょこちょこ最終日あたりにアップする予定です。
  • Clover Paintさん

    2013/12/17

    ファースト・インプレッションお疲れ様でした。2560x1600解像度はやはり綺麗ですよね。
    AT703は発色がちょっと残念でしたが、こちらは見た感じ問題なさげ?
    IGZO液晶採用の端末はタッチ感度に問題のある場合が多いのですが、特に触れられてないということはそれも問題なしでしょうか。
    液晶表示面に余計なロゴなどもなく(左下のはシールですよね?)ビューアーとして非常に優秀そう。

    デジタイザー付きではないので絵に関してはちょっと難しいかもしれませんが、続きが楽しみです。
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