今回はBangBangameのハイスペックタブレット「KALOS」のレビューをおこなわせていただきます。
製品到着から使用開始まで、非常にタイトであったため、外観画像は非常に少なくなってしまいました。それもブレブレばかり・・・
本来であれば、全て本製品で撮影したかったのですが、自機の撮影はできませんので、今回はPanasonic DMC-TZ30（以下「TZ30」という。）を併用しながら進めていくことにしました。
今回は、ちょうど年末のスキーの合宿とタイミングが合いましたので、スキー場での利用を中心にお届けしたいと思います。
車山高原スキー場（長野県）
合宿中は寒波襲来ということもあり、晴天に恵まれたものの、日中の気温は-５度から‐10度くらい状況でした。久しぶりに寒かった・・・
電子機器にとってもあまり想定していない温度なので、どうなるのか心配でした。
外観＠TZ30
外観＠TZ30
マイクロSDはキャップ式＠TZ30
スマホなどでも定番のキャップ式。。。
個人的にはあまり好きじゃない、、、扱いにくいし、ちぎれそうで、、、
KALOSでは、フロントとリアにカメラを搭載しており、リアカメラは1300万画素ソニー製裏面照射型CMOSイメージセンサー“Exmor R”搭載AFカメラを採用しています。
TZ30は1410万画素なので、それなりにいい勝負になるのではないかと思います。
ここでの添付は画像を圧縮しているので、そのままの対比にはならないかもしれませんが、KALOSのリアカメラ画像が、コンデジと遜色ないことを見ていただけるのではないでしょうか。
リアカメラ撮影＠KALOS
コンデジ撮影＠TZ30
いかがでしょうか。KALOSのカメラ性能の高さを感じていただけるのではないでしょうか。
リアカメラ撮影（横）＠KALOS
リアカメラ撮影（縦）＠KALOS
コンデジ撮影＠TZ30
続いて、動画を対比してみたいと思います。
KALOSは (1080p/30 FPS)、TZ30は (1080p/60 FPS)なので、TZ30にスペック上は分があるように思います。いかがでしょうか？
○動画撮影@KALOS
○動画撮影@TZ30
やはり、30FPSではこの低速（コース整備中に撮影）であっても、少し差が出てしまいます。この部分はコンデジ（特にTZ30は動画撮影にも強い）に負けてしまったようです。とはいえど、十分に閲覧に耐えうる画質ではないでしょうか。
ゲレンデでの実際に使用してみました。
練習中の画像や、イメージ動画をスタートで確認し、コーチングを受けました。
コーチが説明中@TZ30
撮影した画像、動画をKALOSに表示させ、スタートでコーチからアドバイスをもらいます。
以上を速報版とさせていただきます。
更新: 2014/01/20
ビジネスシーンや普段使いにおける10インチならではの活用術
PREMIUM REVIEW
既存タブレット対KALOS、、、その結果、、、オイラの手元には・・・
日常では、帰宅～出勤（「おやすみ」から「おはよう」）まで手放せないiPad2となっています。
makihibikiも嫁もフルタイム勤務、かつ、事務職のため、仕事では職場のデスクトップPCで足りてしまっています。よって、帰宅から出勤までの時間にタブレットPCを使っています。
そこで、あくまでもmakihibiki家での現状として、iPad2の牙城を、KALOSが崩すことができるのかどうか、、、双方のスペックを対比しながらレビューさせていただきます。
比較表
iPad2については、普段はケースとカバー（通称：風呂の蓋）を使用しているので、普段の重量は854gとなり、その差は266gあります。
KALOS実測
iPad実測
266gだと、、、これくらい違います。
266gって、これくらい
ヨーグルト3個といちご１個。結構違うものですね、、、こう見てみると。
手に持った感じではKALOSの方が軽いことは感じていたので、重量の違いを目にしてみると、差を大きく感じます。
大きさの違い。上に乗ったiPad2の方が若干小さい。
厚みはKALOSが薄い。
KALOSの起動は側面のボタンをプッシュ。薄さが邪魔をして、机に置いたままボタンを押そうとすると、若干押しにくさを感じる。
iPad2は風呂の蓋を
めくると
起動します。
起動動画KALOS
起動動画iPad２
起動時間は、そのハードウェアを使い始めるときにストレスを感じるかどうかの判断には非常に重要な要素だと思っています。
タブレットは、使いたい！と思ったその時にすぐに使い始められるかどうかが重要なので、KALOSの起動時間は申し分なく、ストレスが非常に少ないという感想です。
ただ1点あるとすれば、側面の起動ボタンが若干押しにくい。机に置いたまま起動しようとすると、その薄さから若干の押しにくさがでてしまっているのは、どうしようもないのかもしれませんが。
これは、KALOSにカバーをつけて厚みを稼げば解消する問題かもしれませんが、それだとせっかく薄く作ったメーカーの頑張りを否定してしまいそうで、、、悩みどころです。
「薄さ」という指標は、メーカーのスペック競争の中で、重視している指標のようにも感じます。利用サイドからそこを否定してしまいたくないような・・・
メーカーのこだわりを感じる点がもう1点。
ブラウン管のテレビを消す時のようなグラフィックを採用しています。
最初これを見たときは、久しぶりすぎて、ハードウェアの不調かと思いましたが、あえてこのグラフィックを採用しているようです。慣れると、かわいく見えてきました。
ファーストインプレッションで少し触れましたが、KALOSにはmicroSDを挿入できます。そこはキャップ式となっています。このキャップカバーは、どうしてももげてしまいそうな気がして、不安になります。
マイクロSDはキャップ式＠TZ30
また、microUSBを挿す向きも慣れません、、、USBのマークを画面に向けるのが正しい向きになります。
Appleは現在Lightningを採用しており、上下の区別がないので、ここはAppleに扱いやすさの軍配が上がるように思います。microUSBも上下区分なくしてほしいなぁ。。。KALOSとは関係ありませんが。
KALOSもiPad２もどちらも防水非対応です。できることなら、生活防水対応してほしいと思います。
makihibiki家には子供（小1、保育園児）が2人います。KALOSを使いながら、麦茶を飲んだりしますが、いつコップを倒してくれるかわかりません。
次期KALOSでは、ぜひ、生活防水対応を・・・お願いしたいです。ファミリー層には必須機能のように思います。
使用感を含めたmakihibiki家での結論・・・・・・・・・・
オイラもKALOS使いたい・・・
帰宅すると、嫁が、KALOSを占有することになってしまいました・・・
こういったハードウェアについて、スペックを重視しない嫁の感想というのは、一般顧客の声の代表としてもよいのではないかと思います。
彼女は、スペックをみて判断したのではなく、使ってみた結果、iPad２と比較してストレスがほとんどなく、逆にiPad２を使用した時の方がストレスを感じるということでした。
iPad2がスペック的に劣るのは仕方がありません。3年前のモデルなので。
ただ、3年前にiPad2を購入した人が、乗り換えるだけのメリットを「感じる」ことができるのは間違いなさそうです。
何気に、microSDカードでデータのやり取りができるというのも大きかったそうです。
＜＜嫁の判断ポイント＞＞
起動スピード：差がない
ディスプレイ：圧倒的にKALOSがきれい
処理スピード：あまり差を感じない（オイラはちょびっと感じたが・・・Tegra4を・・・）
重さ：KALOSが軽い！！
SDカード：KALOSはmicroSDカードを使用できる！！
KALOSが1番人気、iPad２が2番人気におさまりました。
＜おまけ＞
KALOSにはスタンドがついています。
ケースから出したKALOS
保護ケース
ケースの脚を広げてスタンドに
スタンドの脚
立てたスタイル
緩い傾きスタイル
えーっと、非常に心苦しいのですが、このスタンドに対する嫁の声は、、、
「しまっておくよ」でした。なかなか実用性には耐えないようです。。。
更新: 2014/01/20
KALOS を使うことで変わったことや解決したこと
PREMIUM REVIEW
雪上で画像をしっかりチェクできる！雪も大丈夫！（ただし自己責任）
ゲレンデで撮ったビデオ等は、レストハウスなどでビデオの狭い画面で見ていますが、このKALOSで見ることによって、どれだけ快適性が増すのかを試してみました。
今回の合宿には、まさかのビデオカメラ忘れという状況でした。
makihibikiのデジカメとコーチの1眼レフで練習中は画像を撮っていました。
コーチの撮った画像のチェックをカメラの液晶で確認するのにはなかなか無理があります。
っが、これが現在のわがチームの実情、、、
この液晶で確認・・・
前述の画像と同じですが、雪上でも大きな画面でコーチからアドバイス、指示を受けることができます。レストハウスでも同様でした。
視野角も広いので、複数人で内容を確認できます。
これは、非常に大きなポイントでチームメイトにも好評でした。
でも、防水機能のないKALOS、かつ、寒さに耐えられるのか、、、ドキドキしながら試しました。この日の気温は日中の気温は-５度から‐10度くらい状況でした。
雪温は－５度程度だったと思われます。
勇気をもって雪の中に、、、ドキドキ
無事に起動しました。
防水対応が、、、気になるところです。次期モデルではぜひぜひぜひ！！
若干動画の表示スピード、起動スピードが落ちたように感じましたが、さほどストレスは感じませんでした。
無理難題をいうとすると、スキー用のグローブをしたままでは、ボタンや画面を押しにくく、操作しにくさがありました。開発コンセプトに入っていないでしょうから当然なんですけども、、、操作するごとにグローブをはずすのは、、、寒かったです。
次期モデルでは、ぜひ、スキーグローブをはめたままでも使えたらいいなぁ。（無茶言いすぎですね。）
更新: 2014/01/20
KALOS を一言で表すキャッチコピー
PREMIUM REVIEW
「キレイ！速い！キレイ！」にしたいけれども、、、
当初makihibikiは「キレイ！速い！キレイ！」を提案しようと思いました。
画面が「キレイ！」
速度が「速い！」
写真も「キレイ！」
だったわけですが、、、
子供たちが考え中
子供たちの結論は、、、嫁がKALOSを使った時の感想「軽いね」を引っ張られてしまいました。
「かるいねカロちゃん」が子供達のオススメキャッチコピーです。
他には以下がありました。
「ままのあいぱっど」（タブレット＝iPadという認識のようです）
「がめんがきれい」
子供たちのリスト
えーっと、えーっと、えーっと、、、親バカとしては「かるいねカロちゃん」にしたいところですが、やっぱりちょっと、まとめてみます。
子供の意見：画面がキレイ
妻の意見：ストレス少ない→処理スピードが速い
makihibikiの意見：カメラがキレイ
ということで、結論「キレイ！速い！キレイ！」にします！
まだまだ使用開始から1か月弱。毎日楽しく使っています。
課題ももちろん残っていますが、とっても楽しみなKALOS！
3年くらい前にタブレットを購入した人、その違いを感じてください！
初めてタブレットを購入する人、これなら間違いありませんよ！
これにて、レビューを完成とさせていただきます。
ありがとうございました。
makihibiki
はにゃさん
2014/01/09
KALOSの動画が 720pどまりになってますが、まぁまぁの画質ですね！
本番でGOPRO とか付けて滑ってるところがみたくなりましたよ。
aoidiskさん
2014/01/09
これは使える感じ
ベタなところみられますが、
十分以上だな
寒さ伝わります。
makihibikiさん
2014/01/10
コメントありがとうございます！
画質の設定、、、しまった・・・
お恥ずかしい滑りではありますが、GoProで撮影したかったです。
昨シーズン、普通のコンデジをヘルメットに固定して練習中に、旗門を通過するときに深く当たりすぎてカメラが飛んで行って、そのまま死亡させまして、、、今年は家族に止められました。
>aoidiskさん
コメントありがとうございます！
タブレットで撮影をする習慣が日本人にはあまりありませんが、海外や外国人に多く見かけられます。
KALOSであれば、波のコンデジを上回る写真が取れるので、よいと思っています！