2013年12月に、ハイスペックでありながらコストパフォーマンスに優れたAndroid端末が発売された。台湾の新興メーカーBungBungameの10.1型Androidタブレット“KALOS”である。
2560×1600ドットの10.1型 IGZO液晶ディスプレイ、NVIDIAの最新プロセッサ Tegra 4、1300万画素のソニー製 Exmor R CMOSセンサー搭載カメラを詰め込むなど、ハイスペックでありながら4万5800円前後という挑戦的な価格設定。
発売後間もない最新機種ではあるが、レビューする機会をいただいたのでご紹介しよう。
■まずは開封から
Zigsow事務局から送られてきたレビュー品の梱包を解くと、透明なプラスチックケースが現れた。このダイレクト感が溢れる外装をどう表現したらよいものか。
インパクトはあるが、それが良い意味においてなのかと問われると・・・。シンプル、洗練というよりは、むしろ無骨な印象がある。
裏面左下に貼られているステッカーには、電源アダプタが付属していないこと、サポートの連絡先が記されている。
付属のUSBケーブルを使って充電する仕様になっており、2A/5V出力のAC-USBアダプタを利用することができる。複数ポートがある製品を選ぶと使い回しが効いて良いだろう。
サポートは日本語に対応しているとのこと。BungBungameは2013年に日本法人を設立し、銀座に日本支社を開設している。そのことからも、海外メーカーを相手にサポートを受ける時のように敷居の高さを感じることもないだろう。
製品にはUSB 2.0ケーブルと取扱説明書、簡易スタンドが付属している。
製品が収められているケースが簡易スタンドになる。
この簡易スタンドがなかなか便利。開封直後からでも端末を使いやすいようにという配慮がありがたい。使用時には端末の側面を塞いでしまうので、スイッチ類にはアクセスできないが、一時的に使用する分には十分な作りをしている。
上下逆さにすると浅い角度のスタンドになる。簡易スタンドとはいうものの、よく考えて作られている。
■外観を確認してみよう
本体サイズは262mm x 183mm、重量は590g。10インチのタブレットとしては平均的なサイズと重量だろう。これくらいのサイズと重量になると両手持ちの方がしっくりとくる。パネル面には透明フィルムが貼られている。出荷用のフィルムであるのだろうが、保護フィルムの代用として剥がさずにそのまま使うこともできる。上部中央には120万画素のカメラを搭載している。
艶やかなブラックが印象的な裏面。さらっとした手触りだ。大部分がアルミニウム合金製で、上部の色目が異なる部分は樹脂製だ。電波の受信感度を高めるために部材を使い分けているのだろう。
上部中央にカメラ、下部の両隅にはスピーカーが配置されている。
スピーカーはデンマークのオーディオ会社 AM3D の3Dバーチャルサラウンド機能 Audio Enhancementに対応しており、臨場感溢れる音声を楽しめるという。
1300万画素と非常に高画素なリアカメラ。暗所での撮影に強いソニー製 Exmor R CMOSセンサーが採用されている。
上方側面に端には電源ボタンが配置されている。
下方側面にはボタン類はない。
右方側面には音量調整ボタン、Micro USB 2.0、3.5mm ステレオヘッドフォンミニジャック、そしてカバー内にMicroSD(SDHC/SDXC/UHS-1) カードリーダが搭載されている。
左方側面にはボタン類はない。
■さらっと触れてみる
電源を入れると、眩い光が画面中に広がる美しいスプラッシュスクリーンが表示される。高精細で綺麗なディスプレイを印象付ける演出だ。
スプラッシュスクリーンを経ると初期設定画面立ち上がる。設定内容はGoogleアカウントの登録やWi-Fi設定などで、一般的なAndroid端末と特に違いはない。
非常にシンプルなホーム画面。
プリインストールされているアプリはそれ程多くなく、すっきりとした印象だ。Google製のアプリは一通り用意されている。ESファイルエクスプローラーやMX動画プレイヤーなど特徴的なアプリもいくつか見受けられる。
■スペックを検証してみる
KALOSのスペックは次表のとおり。特徴的なのは、2560×1600ドットの10.1型 IGZO液晶ディスプレイ、1.8GHz クアッドコア Tegra 4だ。
いくつかのベンチマークアプリで性能検証を行った。使用したアプリは、“Quadrant Standard Edition”、“AnTuTu Benchmark”、“3D Mark”の3種類だ。
・Quadrant Standard Edition
スコアは15628。HTC One X(Tegra3 1.5GHz クアッドコア、RAM 1GB)のスコアが5000にも満たないことからも、十分なスペックを有していることを窺わせる。
・AnTuTu Benchmark
スコアは30670。AnTuTu.comのランキングを参照してみると、スマートフォンを含むAndroid端末の内でも上位のスコアであることが分かる。
・3DMark
Ice Storm、Ice Storm Extreme、Ice Storm Unlimitedの3種類でテストを行った。
Ice Storm:スコア Maxed out(上限に到達)
Ice Storm Extreme:スコア 9083
Ice Storm Unlimited:スコア 13636
futuremark.comのMobile Devicesランキングによると、Ice Storm Unlimitedのテストにおいて、13636のスコアは概ね20位付近に位置している。上位はQualcommの最新プロセッサ Snapdragon 800(MSM8274)を搭載した端末が独占しているが、10インチクラスとなると、Android以外のOS搭載端末を含めても好成績といえる。
以下に10インチクラスの端末をいくつか抜き出してみた。
ASUS Transformer Pad (TF701T)
Microsoft Surface 2
Apple iPad Air
上記3端末の実際価格帯は4万5000円~5万5000円付近。そこから見えるのは、本製品の戦略的な価格設定だ。Android以外のOSを含めた10インチクラスのモバイル端末の中で存在感を示すことができる価格設定がなされていることが窺える。
Android端末に限定すれば、ASUS Transformer Pad(TF701T)がライバル機といえそうだ。両機のスペックは非常に似通っている。TF701Tの方がCPUやストレージにおいて若干スペックが高いものの、本製品よりも実売価格で1万円程度も高い。その点を踏まえると、10インチクラスのAndroid端末を選ぶ際には、本製品は有力な選択肢であるといえるだろう。
高精細なディスプレイで文字も画像も美しく
■10インチディスプレイの利点とは
タブレット端末を取り扱うのは本製品で3台目となる。先の2台はいずれも7インチサイズの端末だ。
7インチタブレットの利点は、その取り回しやすさにある。片手で容易に取り扱うことができ、携帯しやすい。使い始めの頃は手頃なサイズだなと思うだろう。しかし、慣れてくると徐々に物足りなさを感じてしまうサイズでもあるのだ。軽く使うには良い。でも、踏み込んで使おうとすると何か物足りない。
7インチであろうが10インチであろうがやれることには違いはない。しかし、10インチであれば、表示エリアの広さを活かして、“じっくりと読む・見る”という使い方をしたい。ゆったりと読書する、迫力のある映像を楽しむ。そのような使い方が適しているだろう。
読書や映像鑑賞という用途であれば、高解像度・高画質のディスプレイに拘りたい。
本製品と手持ちのタブレット端末を比較してみよう。
Ainol NOVO7 Fire、解像度1280×800ドットのIPS液晶パネルを搭載した7インチサイズのAndroid端末だ。ちなみに7インチサイズでは、1280×800ドットは標準的な解像度だ。
両端末で同じサイトのスクリーンショットを撮影してみた。高解像度の10インチタブレットが視認性に優れていることをお分かりいただけるだろう。
7インチサイズでweb閲覧すると、テキストの文字が小さいがために頻繁にパン、ピンチ、スクロールといった操作をする必要があり、煩わしさを感じることも多いのだ。
KALOS 解像度 2560×1600
NOVO7 Fire 解像度1280×800
次に、文字をマクロ撮影してみた。本製品の方が文字の縁が滑らかに表示されており、読みやすい。高精細が特徴であるIGZO液晶ディスプレイの利点が良く分かる。
KALOS
NOVO7 Fire
■読書に使ってみる
本製品とNOVO7 Fireを使い、電子書籍(小説、漫画)を読み比べてみた。
7インチサイズであれば、縦表示で文庫本の片面を読む感覚に近いが、解像度の低い端末では1ページ辺りの文字数が少ないため、ページ送りの動作が増えがちになる。
一方、10インチの本製品では、横表示で文庫本を見開きで読む感覚に近く、文字の視認性も十分にある。ソファに腰掛けて膝の上に置きながらゆったりと読む。そのような使い方も良さそうだ。
漫画を読むのであれば、7インチサイズを縦表示にすれば十分ではある。ただし、文字の少なさ故に小説よりも増して頻繁にページ送りをしなければならない。また、見開きの絵には対応できないというデメリットがある。
しかし、見開き表示できる本製品であれば、その点は問題ない。縦表示すると単行本よりも迫力ある絵を楽しむことができる。ただし、高画質ディスプレイであるが故に作品によっては、絵の荒さが目立ってしまったという想像外の出来事もあった。
■動画視聴に使ってみる
7インチサイズの端末を使ってあまりやらなかったことの1つが動画視聴である。やらなかったというよりは、やりたいとは思えなかったという方が正しいだろう。
youtubeの視聴であれば、7インチ端末で十分だろう。いや、むしろ小型の端末が向いているといえる。なぜならば、多くの場合、YouTubeビデオの画質はフルスクリーンで見るに耐えないものだからだ。しかし、映画のような長編動画であれば、高画質であることを求められるだろう。また、仮に高画質であったとしても、多くの人は小型ディスプレイで見る映画を魅力的とは感じないだろう。
では、10インチディスプレイではどうなのだろうか。そう思い、Google Playで動画を初レンタルしてみた。レンタルしたのは約25分間のHD動画。長時間の動画であれば、スタンドに立ててじっくりと視聴したい。
結論としては、10インチサイズのディスプレイは映画視聴には向いていると感じた。このサイズになると画質にも拘りたくなるが、本製品のディスプレイは高解像度で発色も良く、HD動画の良さを十分に堪能することができた。
ちなみに、音量とディスプレイ輝度をともに最大にして視聴したところ、バッテリーは10%減少した。
動画を楽しむための重要な要素の1つが音質である。同じ映画であっても、良い音質で見ると迫力が増したように感じるものだ。本製品では下部側面の両隅にスピーカーが配置されている。これは、設置面に音を反射させることで、音を反射増幅させる効果を狙っているのだろう。スタンドに立てかければより効果的だが、平置きしても設置面でスピーカーが塞がれることがないため、音が篭ってしまうことがない。音への拘りも感じさせる設計だ。
■画像閲覧に使ってみる
10インチサイズの高解像度タブレットであれば、画像をより美しく細部まで楽しむことができる。画像といっても漫画を読むような楽しみ方ではなく、作品の持つ美しさを楽しむ、鑑賞用に向いているということだ。
家に居ながらにして美術鑑賞を可能にするアプリがある。国立文化財機構が作成したアプリ“e国宝”である。
e国宝は、国内4つの博物館が所蔵する約1,000点の国宝や重要文化財を高精細な画像を解説と合わせて鑑賞することができるアプリだ。
この画像を家族に見せて感想を聞いてみたところ、「ここまで綺麗に見えると実物を見たくなる。」という返答が得られた。このサイズで高精細な画像を見るとリアルさを感じるのだ。
モニタをマクロ撮影した画像。2560×1600ドットの高解像度であれば、ディスプレイに映し出された画像を接写した場合であっても、作品の微細な部分まで表示されていることが分かる。
スクリーンショットを見ていただくと、リアルな質感をより感じていただくことができるだろう。
10インチサイズのディスプレイであれば、単に画像を閲覧することだけに留まらず、被写体の質感などをリアルに伝えることが可能になる。ビューアーとしてより一歩進んだ使い方が可能になるだろう。
■10インチサイズにおける文字入力方法
スマートフォンやタブレットで文字入力する時には、ソフトウェアキーボードが画面の半分程度を専有してしまうので、テキストの編集領域はかなり狭い。編集領域を広げたいのであれば、キーボードの高さを低くするしかない。キーボードの高さを低くすると、キーのサイズが小さくなるので、キータッチがしにくくなってしまう。
物理キーボードを使うと、ソフトウェアキーボードが表示されなくなるので、テキストの編集領域を広く取ることができる。しかし、物理キーボードを持ち歩くことで、モバイル端末の利点である携帯性が損なわれてしまう。Bluetooth接続のキーボードを持ち歩いていた時期があったが、意外に接続の煩わしさがあり、想像していた程の良い使い心地は得られなかった。
5インチサイズのスマートフォンと7インチサイズのタブレットを所有しているが、文字入力の方法は同じだ。親指でジェスチャー入力するか、人差し指でQWERTYキーボードをタッチしている。7インチサイズのタブレットでは、キーサイズ、テキストの編集領域ともに十分に確保できず、文書作成には不向きという印象を持っている。
では、10インチサイズではどうなのかと思い、文字入力してみたが、3インチの差がかなり大きいものだと感じた。
使用したアプリは次のとおり。
10インチサイズになると、タイピングが可能なキーサイズでありながら、まずまずの広さの編集領域を確保することができる。ソフトウェアキーボードのタイピングには不慣れではあったが、7インチサイズにはない文字入力のスムーズさを感じた。10インチサイズであれば、ビジネスユースにも堪えうるだろう。
次に、手書き入力も試してみた。IMEには、認識精度の高さに定評があるmazecを使用した。
認識精度が高いIMEを使えば快適に手書き入力できるのかというと、決してそうではない。
タッチ感度が悪い、手書きスペースが狭い端末であれば、文字をしっかりとは書き切れないため、認識精度は落ちてしまう。
認識精度が高いIME、その性能を引き出すことのできるハードウェア、両方が揃ってこそ快適な手書き入力環境が得られるのだ。
本機は、ディスプレイのタッチ感度は良好であり、10インチサイズあるので、手書き入力スペースに余裕がある。ゆったりと文字を書くことができるので、文字の認識精度は良好だ。
最新プロセッサ Tegra 4とIGZO液晶ディスプレイで3Dゲームを楽しむ
NVIDIAの最新プロセッサ Tegra 4、高解像度で大画面のIGZO液晶ディスプレイ。この組み合わせを持つ端末が手元にあれば、自然とゲームをしたくなるものだ。
Androidで人気があるゲームというと、スマートフォンで手軽にプレイするものが多いのだろうが、このハイスペックな端末であれば、高負荷が掛かる3Dゲームをがっつりと楽しみたい。そのような使い方が相応しいだろう。
NVIDIAが運営する“TegraZone”では、Tegraを搭載したモバイルデバイス向けに最適化したゲームが提供されている。そのうちの1本から “Horn” を選んでプレーしてみた。
Hornは、三人称視点の3Dアクション・アドベンチャー・ゲームだ。Hornという名の鍛冶屋見習いを操作して、生まれ故郷の村に起こった不可思議な出来事の謎を解いていくことになる。
Android端末でゲームをする時は、ディスプレイに表示されるボタンにタッチしてプレイする。素早い動作を要求されるアクションゲームにおいては、ディスプレイのタッチ感度が操作性を大きく左右するのだ。
IGZO液晶ディスプレイは、ディスプレイが発する電磁気的なノイズ抑えることで、繊細な感度でのタッチ操作を実現しているという。タブレット端末でゲームをする上では最適なディスプレイであるといえる。
プレイ動画からは、連続したタッチ操作にもしっかりと反応している様子を確認することができるだろう。
次にプレイしたのが、ダークナイト ライジングだ。バットマンシリーズの最終章となる映画「The Dark Knight Rise」のAndroid版ゲームで、Androidのゲーム=手軽なゲームというイメージを覆す本格的な3Dゲームだ。
このタイトルを選んだ理由は2点ある。1点目は、Hornよりもアクション性が高く、素早いタッチ操作が求められること。2点目は、オープンワールド型の3Dマップのステージが多く、高いGPU性能を求められることにある。
つまりは、本製品のスペックを体感するのに適したタイトルだと思ったのだ。
ちなみに、手持ちのタブレット NOVO7 Fire では 処理落ちが頻発し、快適にはプレイできなかった。
では、本製品ではどうなのかというと、動作のもたつきを感じることもなく、ぬるぬると動いてくれた。高負荷の3Dゲームを難なく処理するTegra 4のパワーを感じることができた。
■PCゲームをストリーミングプレイしてみる
NVIDIAが開発した“SHIELD”というゲーミングデバイスをご存知だろうか。Tegra 4を搭載した
携帯ゲーム機で、Androidアプリのゲームをプレイすることはもちろん、PCで動いているゲームをストリーミングしてプレイすることもできる。
SHIELDには興味を持っているのだが、実売価格が3万5000円もする携帯ゲーム機には手を出しづらい。そこで、今回はSHIELDと同じTegra 4を搭載した端末を扱う機会に恵まれたので、本機でSHIELDのようにPCゲームをストリーミングプレイして遊んでみようと思った。
そこで導入したのが、リモートデスクトップアプリ “Splashtop Remote PC Gaming THD”だ。リモートデスクトップのサーバーをPC、クライアントに本機を使うことで、LAN内で疑似的にクラウドゲーミング環境を作り出してみる。
PCにサーバーソフトを、本機にクライアントソフトをインストールし、アカウント登録を済ませる。これで互いの端末を結び付けることができる。
Splashtop Remote PC Gaming THDの優れた点は、ソフトウェアコントローラによる操作に対応しているところにある。自由にキー設定をすることも可能だ。
試しにアクションRPG “SKYRIM” をプレイしてみた。
多少のラグを感じるものの、プレイの支障になる程でもなく、予想以上に快適にプレイすることができたので驚いた。PCでプレイする時よりは解像度が落ちてしまうが、その点はやむを得ないだろう。PCゲームをベットでごろ寝しながらタブレット端末でプレイする。ゲーマーにとっては、ちょっと贅沢な遊び方といえるのかもしれない。
普段使いを一段上のステージへ
以前から所有している7インチサイズのAndroidタブレット端末とやれることに大きな差はない。
しかし、10インチサイズのディスプレイにはゆったりとした作業領域があり、7インチサイズにはない快適な使用感を得ることができる。
高精細なディスプレイは、文字をくっきりと表示し、画像は艶やかに美しく、迫力のある動画を映し出す。
高感度のディスプレイは、軽快な操作感、快適な入力環境をもたらしてくれる。
パワフルなTegra 4は、ハイクオリィティの3Dゲームを悠々とプレイすることを可能にする。
ぴったり、丁度良いからゆったりへ。
綺麗な画像が迫真性ある画像へ。
何気ない視聴が迫力ある視聴へ。
重かった操作が悠々快適な操作へ。
やれることがやりたいことになる。
これまでにやれたことを一段上のクオリティでこなしてくれる。
KALOSであれば、ハイクオリティのエンターテイメントを提供してくれることだろう。
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