なにせ、全てが初めてなので、悪戦苦闘しながらやってますので、もうちょっとこうしたら良いとか、意見もお寄せいただければと思います。
まずは外観
箱はダンボールでは無く、ブラスチックケースです。
裏側にスペックの概要が入ってます。
裏蓋をはずしてみました
裏側上部にカメラとLEDライトが装着されています
このLEDライト、かなり明るいです光源としては充分だと思いました。
箱から出してみました
右下は付属のスタンドです角度は付け方によって二つの方法が取れます
急角度のほうは、今にも落ちそうな感じがしますが、案外しっかりしてます
このスタンドの裏側に付属品がありました
取説とUSBケーブルです。コンセントにつけるジャックは付属していないので、あるものを使いまわすか、新たに購入するかになります
セットアップはスクリーンショットとり忘れました・・・・(残念)
設定画面です
日本人なので日本語で・・・
日付と時間は、デフォルトではUS基準なので、日本標準時に設定しなおさないといけません
設定の最後にKALOSの情報がはいってます。
基本画面ですこれだけでも充分、きれいなのがわかります
初めから入ってるソフトの一覧です
試しに、カメラを使ってみました。
仕事場に飾ってあるカレンダーです
見ればわかると思いますが、【大安】とか、【成人の日】とかの字も読み取れます。
カメラの解像度もそこらのコンデジ並の解像度はあります。
ただ、フォーカスを合わせる時間はかないませんが。
ここまでは、もう感服するばかりのこのKALOSですが、自分が思っていた難点が一つ。
けっこう使い倒してからバッテリーレベルを20%程にまで落として、フル充電される時間をみてみました。
朝9:00から充電開始して、フル充電されたのが・・・・
PM1:30すぎ。
ちょっとかかりすぎのような気がします。
充電時間を除けば、非常に満足のいく性能を誇っていると思います。
薄く、軽く、綺麗な画面。
年明けから、仕事で使っていくのですが、楽しみです
以上がファーストインプレッションのレビューです。
デジカメ撮影の画像管理やレントゲン読映の補助に
なのですが、Wifiでタブレットやスマホにメモリーカードの付け替えなどをしなくても画像転送できる機能が付いています。
この機能を使って、実際に転送してみました
上のアイコンの右側がそのソフト【FUJIFILM Camera Application】です。
これを起動してカメラと同期、
同期中の画面です
で、転送が終わると
こんな画面になります。
今回は2m程度の画像を3枚転送したのですが、ものの1分もかかりませんでした。
この機能を使えば、カメラ上の小さなモニターでは確認できないことも、すぐに確認できるので、非常に便利だと思います。
こっからが、私にとっては本題になるのですが、私は動物病院を営んでおりまして、一応獣医師の資格を持っています。
現在、私の病院では未だにアナログのレントゲンを使用していて、簡易な画像処理をかけるのもいちいちPCに写真を取り込んで、処理ソフトにかけて見るという、とてもめんどくさいことをしていました。
試しに、KALOSの内蔵カメラで撮影したところ、読映に支障の出るほどの画像の劣化が起こらなかったのでレビューしてみます。
上が生のレントゲン写真で、下にKALOSを置いています。
同程度の拡大率で表示しているのですが、この時点だと、生のレントゲン写真のほうが広範囲が見られるので、いいように思えます。しかし、
見ればわかると思いますが、画像を拡大できるので背骨を重点的に拡大してみました。
かなり細かく、肉眼では見落としそうな部分まではっきり認識できます。
この機能を使えば、生のレントゲン写真でおかしなところに当たりをつけて、KALOSをつかって細かなところを見るということもできると思います。
このレントゲン写真のレビューを重点的にテーマ2でより詳しく書こうと思います。
レントゲン写真での見落としが減る可能性
本来は、内蔵カメラで撮影した場合、白のところが青みがかっているのですが、それは最初にモノクロにしてあります。
これだけだと、生のレントゲン写真を単に小さくして持ち歩きやすくするだけになります。
しかし、デフォルトで入っているビューアーでも簡易的な画像処理がかけられるので、使ってみました。
明るさ補正で若干暗くしたものになります。これでも余分な軟部組織がとんで、骨や内蔵がはっきり見られるようになります。
またコントラストを調整すると
黒いところはより黒く、白いところはより白くと画像に強弱が付くようになります。明るさ補正で処理をしたものよりも、さらに骨や内蔵の形態がはっきりと描画されるようになります。
明るさや、コントラストを調整することにより、今まで生のレントゲンでははっきりしなかった、臓器がかぶっている画像を強調して描出できるようになります。
また拡大した画像です
内蔵カメラで撮影したものです。
はっきり見えないかもしれませんが、拡大したときに横にまっすぐな線が入ります。
これは決して異常ではありません。
レントゲンを撮る際には、グリッド(ブレンデともいいます)といわれるX線の散乱線(臓器や骨に当たってレントゲンビームが飛び散る)を抑えるためのものを取り付けて撮影しています。
通常、肉眼ではわかるのですが、通常のデジカメなどで撮影した場合、グリッド線がつぶれてしまうことが多くあります。
それが、拡大したときに多少のつぶれはありますが、明瞭に写っています。
カメラの解像度がかなりいい証拠になります。
今回は当院がレントゲンフィルムを使用しているので、このような方法をとりました。
しかし、CR(コンピューテッド ラジオグラフィー)やDR(デジタル ラジオグラフィー)機器から直接画像を取り込んだら、もっと綺麗で鮮明な画像で画像処理をかけられると思います。
また、iOSならば【OsiriX】という医療従事者向けの無料画像処理ソフトがあるのですが、アンドロイド版が出たり、似たような機能を持った別のソフトが配布されるようになると、画像の3D化や必要な部位の色づけなど多彩なことができるようになると思います。
せっかくの高精度モニターなのですから、これを利用しない手はないと思います。
以上がテーマ2のレビューです
診察における【相棒】
診察風景は個人情報保護法の絡みもあり、なかなか飼主様に承諾を得られていないので載せるのは難しいですが、実際、KALOSに取り込んだ後の画像を見せたところ、わかりやすく、綺麗に見えるとの好評を頂きました。
今まで、「これはどうかな??」と思える画像もはっきり見えることから、私自身も自身を持ってインフォームドコンセントにあたることが出来ます。
いずれ、CRやDRにレントゲン装置を切り替えたとき、このKALOSは最大限にその能力を発揮すると思います。
まだ切り替えは先になると思いますが、この【相棒】と共に普段の診察業務に当たっていこうと思います。
以上がプレミアムレビューとなります。
また、違った活用方法をしたときに、追加でレビューを書くこともあると思いますが、そのときはまた見てやって下さい。
最後に、KALOSに満足しています。レビューに当選して本当に良かったと思います。
ありがとうございました。
ヨッシーさん
2014/01/06
OsiriX (オザイリクス)を、(オシリエックス)と読んで、Siriの仲間
なんだろうかと思ったのは内緒ですw
「DICOM 画像 Android」で調べると、ビュアーっぽいのは出てきますが
エディターらしきものもあるといいですね。
充電時間は、他の方も長いって書かれてますが、ゆっくり充電するなら
バッテリーが駄目になるまで時間がかかるということなのかもしれないと
いい方向に捉えるしか!!
充電専用モードと、通信可能モードの切替のできる充電ケーブルを使うとか
アンペア数の大きめな充電器を使ってみるとかで変化があるかもしれませんよ。
ドレッドノートさん
2014/01/06
>患者(患畜?)さんのためになりそうで、とても素敵な活用方法ですね。
ありがとうございます。実際にわかりやすいとの評判を頂いたので、この方式でしばらく診療業務に当たろうと思います。
>OsiriX (オザイリクス)を、(オシリエックス)と読んで
私は【オシリックス】と読んでました・・・・(/ω\)ハズカシーィ
>ゆっくり充電するなら
>バッテリーが駄目になるまで時間がかかるということなのかもしれないと
>いい方向に捉える
そう捕らえるのが一番かもしれないですね。
つたないレビューに感想いただきありがとうございます。
takamizuさん
2014/01/07
ドレッドノートさん
2014/01/07
以前、勤務獣医やってたときは、ブラウン管モニターのCR(初期型でかなり古いものでしたが・・)だったので、かなり画像が見難かったです。
KALOSの内蔵カメラでレントゲンフィルム撮って診た方が、まだ綺麗です。
今のものはもっと綺麗に見えるでしょうが、比べられないのが残念です。
あと、コメント三連投されてたので、、同じ文面のものは削除させていただきました^^;
takamizuさん
2014/01/07
三連投失礼しました。タブレットPCから投稿したのですが・・・。1回しか投稿してなかったんですが・・・。
ドレッドノートさん
2014/01/07
スマホなんかでも良くありますよね。
あと、PCでも安易に戻るボタンで戻ったら連投になったとかも^^;