レビューメディア「ジグソー」

秘めたる力

                                      最終更新日 2012/4/12

まずはこのような貴重な機会を作っていただいたGIGA-BYTE様zigsow様ならびに
関係者様皆様に感謝。
とても心踊り血が熱くなる体験をさせていただきました。ありがとうございます。

今回は同じN560GTX-Ti HAWKとの直接対決を基準にレビューしていければと思います。

N560GTX-Ti HAWKと比べるとコンパクトですが
まず目を引くのはFanの大きさに違い
GV-N560OC-1GI/L2の方が大きなFanを採用されています。


クーリングの事をそれぞれ考えているのだろうと思いますが
GV-N560OC-1GI/L2の方が積極的に後方排気しようとするデザインになってます。

比較してみるとWINDFORCE 2Xの形状がよく判ります。
DSCF0687.png
DSCF0687.png

ここはとても気に入った点で、個人的にはVGAの発する熱風を
出来るだけPCケース内にまき散らしたくない私の望んでいる形状でした。



Fanの形状も風量が出そうな形をし、冷却フィンもしっかり冷えそうな状態になってます。


まずはFFXIVベンチHi MSIは4656 に対して

誤差の範囲かと思われます。
FFIXVベンチLo MSIは6339

こちらも誤差の範囲と見ていいと思います。

違いが出たのは温度とファン回転数

MAX温度にして約11℃の違いは大きいかと思います。
実際に同じ環境でFFXIVをしていてもGV-N560OC-1GI の方がはるかに静かです。
MSIのでファンが唸っている状況でも、こちらは回っているの?っていう位静かです。


VGA用OCソフトと言えばMSIのAFTERBURNERが有名ですが
GIGABYTEにもありますよ!!

Easy Boost がそれに当たります。
対象のVGA製品のサイトに行きダウンロードからユーティリティーを選択して
ダウンロードをすることができます。

デフォルト設定だと

とりあえずN560GTX-Ti HAWKと同じ設定までOCしてみました。

この状態でなら何ら問題なく稼働しております。

但し、最高電圧がMSI=1.09まで上がるのに対し
GV-N560OC-1GI/L2=1.04と若干低めになっております。

AFTERBURNERですと電圧も変更できるのですが
Easy Boostはその名の通り電圧以外の変更になります。

ここら辺は捉え方次第ではありますが、VGAの保護といった部分ではEasy Boostで十分かと。
コアに限界を求めてOCをするならAFTERBURNERといった感じでしょうか。

また上記の対決の結果も今回の事を踏まえ再度温度等を比較したところ
若干N560GTX-Ti HAWKの方が冷える結果となりました。
もっともEasy BoostやAFTERBURNERで設定までも拘るといった次元での話であって
買ってきた!!⇒取り付けた!!ならやはりGV-N560OC-1GI/L2かな。

Heaven DX11 Benchmarkで色々と比較してみました。
 (※すべてデフォルトの状態で計測しています。)
Virtu MVPのOn/OffとMSI R5870 Lightning Plusとの比較になります。
まずはDx9.0

次にDx10.0

最後はDx11.0

Virtu MVPの効果というよりも全世代ハイエンドを凌ぐ性能を出しているのが判ります。
ただ若干Dx9.0だと苦手なのかも?

ここら辺はゲームなど遊ぶ場合にはそのゲームのDirectXの対応状況次第かも?



いままでオリジナルファン最強と言えばMSIと思い
どのシリーズも Twin Frozr 搭載製品ばかりを買てきましたが
ここまで違いが出るとは思いませんでした。

もちろんその他電源周りや使用コンデンサなども加味した評価となるところですが
昨今のPCケース内に熱風まき散らしなクーリングシステムでなくても
十分にその性能が発揮できる造りには脱帽です。

まだまだミドルレンジVGAとしてそのコスパの良さから
560Tiを選択することもあると思います。
もし私なら、このモデルを強くお勧めすることになると思います。

構成
CPU     :インテル® Core™ i7-2600K
CPUクーラー:Silver Arrow
マザーボード:GIGA-BYTE GA-Z77X-UD3H
メモリ     :SanMax SMD-8G68HP-16K-D @16GB
VGA     :GIGA-BYTE GV-N560OC-1GI/L2
SSD     :インテル® SSD 510 250GB
電源     :Corsair CRS-CMPSU-850HXJP
ケース    :SilverStone SST-RV03B-W
OS      :Microsoft Windows7 Ultimate 64bit

2012/4/2 OC項目を追記
2012/4/12 Heaven DX11 Benchmarkの結果を追記

コメント (18)

  • cybercatさん

    2012/03/31

    レビューお疲れ様~。
    自分もTwin Frozrの冷却性能は高いと思っていましたが、それを上回るとは...
    GIGAヤルナ...

    ファン周りの造りがプラスチックであんまり冷えそうに感じなかったんですが(失礼)、いい性能ですね。見かけによらないというか、見かけに金をかけない潔さというか..

    あと寸が短いのは取り回しとエアフロー上有利ですね!

    価格も2万切っているみたいで、いいVGAですね。
  • bibirikotetuさん

    2012/03/31

    これお勧めですね~実際に高負荷時のファンの音が1/3ですしね~
  • harmankardonさん

    2012/03/31

    速攻レビューお疲れ様です.

    一般的にTWIN FROZRのコスパが一番だと思っていましたが,目から鱗です.
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