今回のレビューでは、GV-N560OC-1GI/L2の概要、下記テーマ2点等を行っていきたいと思います。
それでは拙いレビューになりますが始めさせて頂きます。
※今回のミッションは、下記2点。
【1】WindForceの冷却性能、騒音、デザインについて
【2】オーバークロックによるパフォーマンスについて
ということで…
それでは早速見ていきましょう！
■概要
今回レビュー致します「GV-N560OC-1GI/L2」は、GIGABYTE独自のUltra Durable VGA、オリジナルクーラー「WINDFORCE 2X」を採用しています。
また、コアクロックを822MHｚ→900MHｚ（9％UP）にオーバークロックしています。
「Ultra Durable VGA」
・2オンスの銅箔層採用
・日本製耐久性固体コンデンサ使用
・フェライトコアチョーク採用
・低電圧RDS(on)MOSFET設計
によって省電力・低発熱を実現し、安定性・長寿命を実現。
「WINDFORCE 2X」
・PWM制御された大型のデュアルFANが空気の流れをコントロールし、大型の純銅ヒートパイプで効率よくGPUを冷却。
・リファレンスFANと比較し、約14％冷却性能を向上させています。
◇GPU：GeForce GTX 560Ti
◇コアクロック：900MHz
◇メモリクロック：4000MHz（256bit）
◇ビデオメモリ：1GB/GDDR5
◇出力：DVIx2、miniHDMIx1
◇最大解像度：2560x1600
◇バス：PCI-Express2.0
◇補助電源：6pinｘ2
◇冷却：空冷ファン
◇スロット：2スロット
◇サポート：DirectX 11、OpenGL 4.1、HDCP
◇対応OS：Windows7/Vista/XP
◇寸法：241mm x 134 mm x 43mm
◇RoHS指令：対応
という仕様になっています。
■パッケージ
【付属品】
・Grapics Accelerator Drive CD
・ユーザーマニュアル（英語）
・PCI Express用電源変換ケーブル×2
・DVI- Dsub変換コネクタ
・MiniHDMI-HDMI変換ケーブル変換コネクタ
・リネージュⅡ15日間無料プレイチケット
（英語のユーザーマニュアル… はははっ ^_^;）
■マシン構成
【マシン構成】
CPU ：Intel Core i5-2500K
CPUクーラー ：ENERMAX ETS-T40-TB
マザーボード ：GIGA-BYTE GA-Z77X-UD3H
メモリ ：Corsair CML8GX3M2A1600C9 4GB×2
VGA ：GIGA-BYTE GV-N560OC-1GI/L2
HDD ：Western Digital WD10EARS 1TB
電源 ：Corsair CMPSU-650HXJP
ケース ：LIAN-LI PC-8FIB
OS ：Microsoft Windows7 Professional 64bit
■レビュー課題
【1】WindForceの冷却性能、騒音、デザインについて
デュアルファンを搭載していますが、思っていたより静かです。（下記にFFベンチマーク時のHWMonitorを載せましたが、PC付属ファンの方が煩くて気になりませんでした）
また、補助電源を2本使用しますが基板自体もほどほどに短いものでした。配置、配色のおかげでしょうか、大口径ファンを感じさせません。
バックパネルの金属部分はシルバーではなくちょっとブロンズかかった色です。
【2】オーバークロックによるパフォーマンスについて
某Afterburnerで行ってみました（真っ先に浮かんだのがこれだったので… ^_^;）
パッケージにも「OVERCLOCK 822MHz→900MHｚ」と記載されていますので、ここではオーバークロックではなく趣向を変えてダウンクロックを行いました （*^_^*）
（皆と一緒では面白くないですし… ネタにはいいかも？？）
OC
※822MHzは設定出来なかったので「825MHｚ」に設定、「900MHｚ」と比較しどの程度パフォーマンスが変わるか見ていきます
※某Afterburnerで設定、念のためGPU-Zで数値が変わっているか確認しました
◇FFXiv Benchmark
※Virtu MVP ON
◇Monster Hunter Frontier Benchmark
※Virtu MVP ON
◇3DMark Vantage
◇参考に消費電力
Monster Hunter Frontier Benchmarkにて
・825MHz：217W
・900MHZ：247W
※ダウンクロック、消費電力共にほぼ数値通りの結果を得ることが出来ました
■まとめ
個人的にはこんなに高価なグラフィックカードを購入することはないと思いますので、今回のレビューで色々検証出来たことを光栄に思います。
また、補助電源を2本使用するグラフィックカードは電力食いと思っていたので避けていましたが、今回の検証で思っていたほど電力食いではなかったことがわかりました。
ミドルレンジ（といってもミドルハイに該当するでしょうか？）クラスとして、ある程度のゲームは十分にこなすことが出来る性能の高いグラフィックカードかと思います。
WindForceによる十分な冷却性能、騒音も抑えられて快適な環境を得ることが出来ます。
最後にWindows7のエクスペリエンスインデックスの「グラフィックス」、「ゲーム用グラフィックス」の項目が各々「7.9」のスコアをはじめてお目にかかることが出来ました！
お粗末さまでした。 m(__)m
リーダーさん
2012/04/09
エクスペリエンスインデックス7.9……ｺﾞｸﾘ
cybercatさん
2012/04/09
このファン、四方空き空きで放熱フィンに風を当ててるだけ、特にエアフローなどが凝っているようでもなくて、パッと見た目はすごい感じはしないんですが、皆さん「静かで冷える」という評価。
こういうパーツは見た目じゃないですね。
sirus15さん
2012/04/09
コメントありがとうございます！
凄いですよね、7.9。 ^_^;
今後発売されるものは省電力なんでしょうね
sirus15さん
2012/04/09
コメントありがとうございます！
エアフロはオーソドックスな感じですが、静かですね。（ケースファンにかき消されているかもしれませんが…！？）
bibirikotetuさん
2012/04/09
sirus15さん
2012/04/09
コメントありがとうございます！
デュアルファンではないのでは？と思うくらい静かですよねぇ (^.^)
はにゃさん
2012/04/09
WEIで 0.1up, 3D Vantageでは ダウンクロックした数値と560の900MHzでほぼ同じですね。
ベンチマークでは思ったほどの差が出てないのですが、
実際のゲームプレイでどうなるかは気になるところです。
sirus15さん
2012/04/09
コメントありがとうございます！
気になるところですね ^_^;