Zigsowのクリスマスイベントでレビュアーに選ばれました。
レビュアー募集が始まるとともに登録していたこともあり、本当に嬉しい限りです。
ありがとうございます！

それでは、スペックなどのレビューは既出ですので個人的な視点でレビューしてみますね。


＜キー配列＞
　まず最初に、普段私は英語キーボードを使っています。
　その影響もあってスペースキーがかなり短く感じられます。ほかの日本語キーボードに比べて
　みても結構短い方じゃないでしょうか。実際にキー配列をみてみると V と B の２つ分しかない
　ですね。
　今までデスクトップで使用していたキーボードはLenovoの ”ThinkPlus プリファード・プロUSB
　キーボード (英語) 73P5220” で、モバイルはネットブック（Asus Eee PC S101）なのですが、
　そのキーボードよりも短く且つかなり左寄りにセットされています。
　普段から英語キーボードに慣れている私は右手親指でスペースキーを叩く癖があるのでこれは
　少々堪えます。それからBSキーが半分しかないので￥マークを連打してしまうんですね。
　まぁミスタイプをしなければこれは解決するので頑張ります（笑）


＜打ち心地＞
　打ち心地は普段仕事で使っているノートPC（TOSHIBA TECRA M9）と比べるとストロークが
　浅くてちょっと重い感じ。実際にキー押下圧はENERMAX公称値58g±10gとかなり力強い感じ
　の数字があげられていますが、打っているとそんなに嫌みなほど重いわけでもなく、打鍵音は
　シャカシャカシャカっと小気味よく聞こえます。
　変にカチャカチャ言わないし、かといってふにゃふにゃでもない。キーのすぐ下に固いアクリル
　があるような打ち心地。そうね、言うなれば全体的に透明感のあるキーボード。
　あ、まさにアクリル板そのままの感想ですね。
　見た目はほんとに薄くて軽そうに見えますが、意外に873gもあって下側には透明ウレタンの
　足が計５つ付いてますのでずれたりしないし、結構安定して打鍵できます。


＜青色LEDの透過光＞
　ENERMAXのHPの写真にあるように、左にロゴ、右にNumLock/CapsLock/ScrLock
　アイコンが青いLEDの透過光で照らされます。
　ワイヤレスモデルではNumLock/CapsLock/ScrLockの部分にはLEDインジケータがなく、
　代わりにソフトウェアユーティリティで対応しているみたいですね。
　ワイヤードモデルではロゴ部分のLEDはPC電源On/Offに連動していて消灯はできない
　様です。


＜キートップは普通＞
　この製品のキートップはアクリルではなく普通のさらさらしたプラスチックキーに印刷が施
　されています。
　ここで気になるのが長期使用時のキートップの文字の溶け具合。私、体質的にプラスチック
　を溶かしてしまうのです。１年ほど使っているとホームポジションの F と J キーのポッチが
　なくなるほどなのです。
　それに何処まで耐えられるか、キーの汚れ具合はどうなのか、酸化具合はどうなのかを
　これから使い込みながらみていきたいと思います。


＜対抗馬＞
　この製品に一番対抗しそうなモノとして最近登場したElecomのクリスタルパンタグラフキーボ
　ード（TK-FCP011）がいい比較対象になりそうですね。こちらの重さはおよそ500gの様です。
　ちょっと買ってこようかな～



＜総評＞
　ここまで中間レビューを書いてみましたが、総合的にみると結構いい線いってるモノだと
　感じています。キー配列も変態的じゃないし、長く使えそうな印象を受けました。
　ただ、長時間の打鍵には向かないと思います（物書きとかコーディングとか・・・etc.）
　この数年間ノートPCを使うことが多く、パンタグラフキーボードに慣れてしまっているので
　多少甘めな評価になっていると思います。
　しかし、インテリアとしてはこういった尖った路線も結構好きです。
　今後PCデスクを購入予定なのでそれと併せてセットアップした画像をUpしようと思います。