レビューメディア「ジグソー」

デザインは合格。・・・一歩手前

箱を開けたとき予想以上の美しさに唖然。

エナーマックスのキャラクターのエナちゃんマウスパッドとエナーマックスロゴ入りのウエスが付属していました。やはり汚れが目立つためでしょう。
CIMG0658.JPG
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比較は私が普段使用しているこのキーボードとの比較です。




ちなみにこのレビューは両者を併用して書いています。
理由としては寒くて手が思うように動かないので普段使い慣れているキーボードが使いやすいということです。
しかし、やはり確かめながらレビューしていきたいのでACRYLUX Wireless KB009W-Bも使用しているという感じです。

はっきり言って正反対のキーボードだと思います。
まず初めに色です。今回、何故黒色を希望したかというと、現在使用しているマジェスタッチが白系でキーの汚れが気になったからです。あとはなんとなくカッコイイと思ったから。

白系のキーボードは使用しているとくすんでくるので黒を選びました。

半端なく薄いです。
CIMG0668.JPG
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CIMG0669.JPG
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次にキー構造の違いです。
マジェスタッチはドイツCherry社のMX tactile feelキースイッチを採用しているメカニカルキーです。

Wireless KB009W-Bはパンタグラフキー(Scissors structure)の採用によりワンキーで1,000万回の高耐久を実現しているとのことです。
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外し方によってはパンタグラフ部分がキーにくっついてきちゃいます。


耐久性は使ってみないと何とも言えないですね。
飲み物をこぼしたときの排水性なども気になるところです。

キーのステップの形状はマジェスタッチとは違い一直線になっています。
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マジェスタッチはステップスカルプチャー形状となっています。
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次にタイプ感などの感想です。

キーの振れ自体はあまりなく安定していますがやはり少しあります。
もちろん沈み込みはあまりなく、タイプ音は割と静かですが、少し引っかかりのような物を感じたので個人的にはタイプ感はあまり好きではありません。
ノートPCをよく使っていたときはパンタグラフ式が好きだったのですが・・・。
しかしながら、安定したタイピングができるのでイイ作りになっていると思います。

タイプ音は「カシュカシュカシュカシュ」って感じだと思います。
やはり引っかかりが気になります・・・。

全キーをチェックしたところ十字キーの「←」が戻るときに引っかかり一瞬止まる現象になりました。これは不良品でしょうか?
このキーだけ押した感触はラバードームを押しているような感触です。
他のキーはすんなりと押下できるのに「←」のみもたつきます。

このキーボードのキー配列は特に目立ったところはないと思います。
デザイン面で一番気に入ったのは黒にオレンジのバックというところです。
この配色が一番気に入り、カッコイイと思いました。

アクリルパネルはスタイリッシュでいいのですが、やはり汚れやすいのが気になりますね。

無線の受信機はかなり小型化されています。
CIMG0661.JPG
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結構離れた場所でも電波が届くようで2階にPCがありますが、1階の部屋でも認識できました。
ちなみに木造の家です。

総じて、普通に使用するには特に大きな欠点は内容に思います。
しかしながら、高さ調節が出来ないことや日本語配列であること。
キーの引っかかる感じがあることなど、私にとっては完璧なキーボードとは言えないように思います。

その分デザインの良さが大きく評価されると思います。

実はこのレビュー本分には登場していませんがこのキーボードともこっそり比較しての感想です。



このキーボードもパンタグラフで結構薄型のものです。後日このキーボードとの比較も追記したいと思っております。

追記
キーストロークは2.2±0.5mmのようです。

省電力機能がついていますが、省電力中でもレスポンスが非常に早いため全く気になりません。

他に、numなどのLEDがないのでちょっと不便かも?
電池がどれぐらい持つかはまだわかりませんね。
USBモデルではUSBポートがありますが、ワイヤレスモデルにはありません。

シグマAPO USB 2ポートハブ搭載Elysiumパンタグラフキーボード スカーレット ELPH106RD
との比較ですがやはりACRYLUX Wireless KB009W-Bの何とも言えない使いにくさが・・・

うーん、やはり全体として中途半端な感じが否めませんね。

2010/01/04
正直このレビューを書き始めた当初と今ではこのキーボードに対する考えがかなり変わりました。

理由として他のユーザーのレビューを読んだり書き込みを読んだりしていて
あれ・・・そうなのか・・・とか
たしかにそういわれれば・・・などが色々発見できたからです。

率直に申し上げますと私ならこのキーボードの値段が今のままだとゼッタイに買わないと思います。
おそらく4000円以上だと躊躇します。
3000円程度だとなんとなく買うかもしれません。

22人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (12)

  • palebladeさん

    2009/12/27

    キーを外している写真を見てびっくりしました。

    パンタグラフタイプだとパンタグラフを支える部分(キーボード本体に残るほう)が小さくてそこが壊れてしまって戻せなくなる場合があるので注意です。
    #会社のThinkPad R60eでそういうキーの壊れ方をしたのが1台ありました。

    キータッチについてはノートパソコンと同様な形式のキーなのでノートパソコン用のものと比較していただけるとありがたいです。
    #例えば、キータッチが良いとよく言われているthinkpadなどと。
  • 八百万さん

    2009/12/27

    レビューお疲れ様です。

    このキーボードはコスト優先、デザイン優先というところでしょうか。
    技術的にはすでに熟したキー構造で、各メーカーの押す力のグラフみたいなのがあると比較しやすいのでしょうか。(押す力がどこまで必要で、どこで力が抜けるのか。)

    なかなか手ごわいレビュー商品。
    客観的な指標が欲しいところです。
  • squareさん

    2009/12/27

    レビューお疲れ様でした。

    応募しないで実物を見てきたのですけれど、アクリル樹脂の表面はとても冷たくて冬場に使いたいと思わないだろうなと感じました。特に冷え性の女性なんかダメじゃないかな。

    本体のパンタグラフは材料としてはポリアセタールを使うのがいいだろうと思うんですけれど、何を使ったか展示品で確認はしてませんw

    凝ったデザインの製品を安価に設計できたことに満足して、打鍵感覚にもう一工夫突っ込もうとしなかったことは残念に思いました。

    パンタグラフの下にウレタンエラストマーかシリコンゴムでも敷けば押し込んだときに少しふわっとしてからストレートにサクっと落ちるなど、メーカーとしてキーボード製品群の特徴を打ち出すことができたと思うのですけれど、この製品でメーカーイメージまで確立してやろうっていう考えはなかったみたいですね。
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