レビューメディア「ジグソー」

やはり、Made in Japanは素晴らしい。しかし、重大な弱点も...

ちょっとだけ久しぶりなKB紹介!

今回の製品は~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ガサゴソガサゴソガサゴソガサゴソ

・・
・・・
・・・・
・・・・・
ジャンッ!!

 

 



『Rのバッジは不敗神話のRだ!!』

 



・・・おっと、使う画像を間違えましたw

正しくはこっち

 

と言うことで今回は

東プレ REALFORCE91UBK(NG01B0 / 2016年3月製)

となります。

特に今回の91UBKはREALFORCEシリーズの中でも『文句の言いようが無い超ド定番モデル』の1つです!

2005年に発売を開始しているのでテンキーレス黒色モデルの中では最古参です。

人によっては初代91UBK(旧ロゴ)から91UBK(現行ロゴ)に乗り換えたぜ!なんて方も居ると思います。そのくらい息の長い製品となります。

今日のREALFORCEブランドを築いた功労モデルの1つと言ってもいいでしょう。

今回はそんな現行ロゴ&Windows10対応なREALFORCE91UBKを使いつつ紹介をしていこうと思います。

 

 


 

 

このCMで東プレが作っているモノが紹介されているので30秒ほど見て下さい。

最後の最後にREALFORCE(日本語108キー)が出て来ます
なお、CMボイスは『若本さん』です。相変わらずダンディー・・・

 

 


 

 

略語一覧

1、東プレスイッチ=静電容量無接点方式

2、フルキー=108キー/104キー

3、RF=REALFORCE

4、リアフォ=REALFORCE

更新: 2016/10/18
総評

面倒くさい人はコチラだけ読んで下さい

良い面

 

1、信頼の証である『Made in Japan』

 

2、自重1.2kgという他社テンキーレスKBの1.5倍~2倍以上の重さと『変荷重方式(キーの重さが場所によって変わる)』の2つより安定した打鍵を可能とする

3、分解メンテナンス時には『プラスドライバーなどの工具は不要(但し、キーキャップ引抜工具は必要)』とレビュワーにも普段使いの方々にも優しい親切仕様

4、他の種類のKBと違って『チャタリングという現象が発生しない』ので仕様的には半永久的に使える

 

5、東プレの本業が『塑性加工(=プレス加工)』なので、そこで培った技術を活かしたKBの筐体設計・開発~内部部品の加工がされている

 

6、他の形式(メカニカル/メンブレン等)と違ってキーを押し込む必要は無い。2mmくらい押すだけでも入力される

 

 

悪い面

 

1、電気バカ食いの検証結果が存在(→電荷の変化を見て入力するか決める方式なので仕方ない

 ・REALFORCE108 (USB):70mA(350mW)
 ・安キーボード     :3mA(15mW)

2、USB接続のREALFORCEにおいてスリープ解除時に認識しない問題が存在する(回避方法:マウスでスリープ解除) 

*但し、PS/2接続モデルの『REALFORCE106 LA0100、REALFORCE106S LA0200、REALFORCE108P-S SI01TS、REALFORCE89 ND0100、REALFORCE91 NE0100』やこれらをベースとした派生モデル(REALFORCE89S-10th等)や特殊モデル(REALFORCE108B-MP)でスリープ解除時に認識しないという話は上がっていない(・・・と思う。)

 

3、筐体がABS樹脂を使っているため白色REALFORCEは日焼けし易い黒色REALFORCEはキーキャップの印字がレーザー方式なので禿げやすいor墨色の昇華印刷キーキャップ採用のモデルは印字の視認性が低い

 

4、高い価格(市場価格14,000円から30,000円)と、試打出来るリアル店舗の少なさ(ツクモ/ドスパラGALLERIA LOUNGE/ヨドバシ本店やアキバ店などの一部/ビックカメラの一部etc)。

 

5、在庫の不安定さ特にREALFORCE108UH-S

 

6、2回点検に出すとREALFORCEが1本買えてしまう

1回につき、基本料8,000円+送料/必要があれば部品代も別途加算。なお、東プレ相模原工場が近い方なら電話してアポ取り後に工場へ直接持参・直接受け取りもOKとのこと)

更新: 2016/10/18
スペック

静電容量無接点方式キーボード

先ずはスペックです。

 

メーカー:東プレ株式会社

製品名称:REALFORCE91UBK

製品品番:NG01B0

製造年月:2016年3月

製造場所:東プレ 相模原事業所(Made in Japan!)

発売開始:2005年12月

市場価格:14,000円~16,000円前後 

 

スイッチ:静電容量無接点方式

ストローク:4.0mm

押下特性:ソフトタクタイル+変荷重 (30g~45g、ESCキー55g)
公称打鍵数:3000万回

保証年数:購入から1年間(

 

本体色:黒色

キー配列:日本語

キー数 :91キー

キーキャップ:黒色、カナ刻印無し、PBT樹脂+レーザー刻印

 

接続方式:USB

ケーブル長:1.6m

外形寸法:幅366mm  奥行168.5mm 高さ38mm

製品重量:約1.2kg

 

*その他

いい機会だったんで、東プレに問い合わせてみました。

Q、REALFORCEのオーバーホール(メーカー点検)は何年に1度は受けてくれた方が良いという基準はありますか?

 

A、たまにケースを外して、ゴミ/埃・等を取り除いて頂ければ、オーバーフォールは不要です。
環境が良いところで使って頂けると、7年~8年は十分使えます

 


 


『8年』と言うことは、RF108UHやRF108UBKの初期型あたりは(一応)メーカー点検の時期と言う事みたいです。車検みたく強制では無いですし出すか出さないかは自由ですけど少なくとも8年過ぎたらに年に1度は完全分解してカップラバーやコニックリングの状態を必ず見た方が良さそうです。

更新: 2016/10/15
デザイン性

飾りっ気は一切ないが、他には真似できないメンテナンス性の良さでフォローしている

REALFORCE108P-SとREALFORCE91UBK

これをちょっとやってみたかったんです。

(2016年10月現在)最新モデルと最古参モデルを一枚の写真に収めると言うのがね。なんだかんだでREALFORCE108P-Sは『REALFORCE発売開始15周年記念』的な意味合いを持っていますからね、たぶん。
10周年では「REALFORCE89S-10th(静音89キー・PS/2)」出しましたし。

 

 


 

 

さて話が逸れてしまったんで本題に戻します。

『飾りっ気は一切ないが、他には真似できないメンテナンス性の良さでフォローしている』
これがREALFORCEシリーズの特徴では無いでしょうか?

 

では早速打鍵感を~・・・といきたいところですがちょっとした問題が。

今回の91UBKですが中古で購入しました。

中古品だからなのか、ハー○オフのジャンクコーナーにあったKBのみが持つ””あの独特の香り””がするではありませんか!怒

もしかして前のオーナーさん・・・タバコ吸ってた? 元喫煙者とはいえタバコを吸わなくなった今の俺にアノ臭いは厳しい。 そこで打鍵感の前に先ずは掃除することにしました。

掃除しつつ、メンテナンス性の良さを紹介したいと思います。

更新: 2016/10/18

メンテナンス性の良さを書いてみる Part.1 ~ 解体 ~

タバコの臭いというのは簡単に消えません。まさか、ファ○リーズをKBにそのままダバーっとかけるわけにはいきません。ひとまず分解することにします。

 


手順
①KBを裏返す


 

 

②黄色部分のツメをつまんで外す

 


③再度ひっくり返して上蓋を取る

ここまでで1分かかりません。 15秒~30秒くらいで出来ちゃいます。


④ネジをとって、USBケーブルを引き抜く


黄色の部分のネジは普通の3.5のプラスドライバで外れます。また赤色部分のケーブルを引き抜いて下さい。 そしたら鉄板の端を掴んで持ち上げるだけでOKです

以上、ここまで3分です。 

更新: 2016/10/15

メンテナンス性の良さを書いてみる Part.2 ~ 清掃 ~

⑤キーキャップを引き抜く

 

プチプチ材を基板の下に敷いてやるとイイ感じです。
なお、ドライバでキーキャップを引き抜こうとするとキーキャップを折ったり傷つけてしまったりすることが考えられます。なので、『必ず』『絶対に!!』キーキャップ引抜工具を用いて下さい。Amaz○nで500円ですのでケチらないで下さい。

あと、プラスチックので引き抜くとキーキャップに傷が入ります。何気に目立つので俺は薦めません。

 

⑥キーキャップを洗剤入りの水へ投入&その間に鉄板の掃除

キーキャップですが洗剤水(水orぬるま湯)に最低でも1時間~2時間は浸けて下さい。汚れによっては、1日~2日くらいつけるといいかもしれません。 

俺は台所洗剤を入れて泡立ててからキーキャップを投入しています。

 


ゴミは全然無かったので綿棒で気になる部分だけ拭きます。

予め、チャリンコ用の空気入れで簡単な汚れを吹っ飛ばす(*室外で)のもいいと思います

 そして、綺麗になったらケーブルとネジを元に戻します。

 

 

⑦キーキャップの漬け置き洗いが終わったら洗剤を洗い落として水分を乾燥させる

ちゃんと乾燥させましょう!乾燥させないと、水が基板に行ってしまう可能性もあります。キーキャップを乾かすのにドライヤーがいいとかいろんな説がありますが、綿棒がいいです。

ただし、少し先の部分を細くするといいですよ。

 

 

⑧キーキャップを戻す

キーキャップが完全に乾き次第、戻しましょう。

この時期だと晴れた午前中の早い時間からやるといいでしょう。そうじゃないとキーキャップの中の水分が飛びきらないので。


あと、やってて、気がついたことなんですが・・・たまーにやたら状態が悪いやつがいます。

===正常なキーキャップ===

 

 

***異常なキーキャップ***


コーティング剤ののりが悪いみたいです。まだら模様になってるんです。
それが2つだか3つほど混ざっていました。
KBとしての機能には全く問題ないですが、こういうのを見つけるといい気分はしません。
もしかして前のオーナーさんが手放した理由ってこれが原因かなぁ???

 

 

以上の8つの手順を踏めば誰でも簡単にメンテナンスをすることができます。
KBというのは放置すると雑菌やばい菌の温床になりかねません。そこで、REALFORCEのメンテナンス性の高さを活かしてこのように定期的な掃除をすることを推奨します。

更新: 2016/10/15

外見

飾りっ気が一切ありません。

全てをそぎ落としています。ビックリすることにScroll LockやCaps LockのLEDライトすらありません。 Win7だとScroll Lockは押せば画面に表示されますし要らないっちゃ~要らないんですけどね。

左上の『REALFORCE』ロゴが無ければ、そこら辺の格安ジャンクKBと同じにしか見えません。 このロゴがあっても「このKB、14,000円だよw」って丁寧に説明しても信じてくれないでしょう。


 

 

 

KBの印字色ですが、黄土色ような感じの色です。

黒色のキーキャップを採用してるモデルの99.5%以上は白色です。 しかし、REALFORCEのキーキャップの印字色は黄土色だったり黒色(正確には墨色)だったりと我が道を行く色をしか採用していません。
何故、他が使わない色を未だに使い続けるのか、4Gamerなりエルミタなりで語って貰いたいですね。 

 

筐体の質感ですが、これは白色モデルと同じです。ザラザラ~な感触です。なのでツンツルテンなものに比べて汚れや指紋が目立ちません。実用面でもかなり考えられている感じがします。
『リアフォは白に限るッ!』

な俺もこれを使っていて

『うーん・・・黒もいいな』

と思うようになりました。 ただ、キーキャップがレーザーマーキングなのでハードに使う人はちょっと厳しいかもしれません。

更新: 2016/10/15

ステップスカルプチャ

これが特徴でしょうね~。

ステップスカルプチャ構造+東プレスイッチ+変荷重+静音性の勝利の方程式・・・ではないですが、この4つにより他社に比べて圧倒的な打鍵のしやすさ及び静音性を実現しています。

 

このモデルはテンキーレスですが、『自重1200g』という他社比1.5倍もの重さを持つことで打鍵時にぐらつくことが一切ありません。それに加えて特殊な成形加工を施したゴム足を4個装備することでPCデスク・ノートパソコンのボディをしっかり捉えることが出来ます。

筐体の建て付けと内部に入っている鉄板の加工は流石、塑性(プレス)加工の会社と思わせる処理の巧さを感じさせます。 例えば、内部の鉄板には四隅以外にも加工痕が見られ、使う人や組み立てる人への配慮を感じさせます。

更新: 2016/10/16

内部① ~ 基板デザイン ~

内部デザインですが、基本的にREALFORCE89U NF0100 / 89UB NF01B0に準じています。

では、今回のRF91U / 91UBKと何が違うのか?

Winキーとメニューキーの有無


これだけです。他にありません!

 

なので基板上のモデルNoは「NF01」になっています。

つまり『REALFORCE89U / 89UB』と共通のプラットフォームと言う事のようです。

ただ製造番号シールでは『NG0104CーA』になっています。これはなんでしょうね。よくわかりませんが仮説を。

””NG0104C-A””の内、「04=発売したWinOSのナンバー(00=Vista , 01=Win7 , 02=Win8 , 03=Win8.1 , 04=Win10?)」、「C=Winキーのロゴが3代目?のサービスパック番号???」に製造年月日と製造番号ですかね~~~

 

 


 


見た通り分かると思いますが、紙フェノール基板で無くガラスエポキシ基板です。
昔の一部別モデルは紙フェノール基板でしたが、価格を変えずにガラスエポキシ基板に変えるという神対応
使う側からすればこういうのって地味すぎるけど凄く嬉しいですよね・・・実は見えない何かを改悪した可能性もありますけど。

 

そして丸い濃い抹茶の部分静電容量無接点方式のキモとなるスイッチの核心部です。

例えば57番のプリント基板から伸びている2本のラインが逝ってしまうとセンサー / コントローラが電荷の変化を感じ取れないので2度と反応しなくなってしまう恐れがあります。なのでメンテの際に変な液体を盛大にぶっかけないように注意して下さい。

更新: 2016/10/15

内部② ~ 部品 ~

The イマドキ!!な固体コンデンサですね。 20年前のように液体コンデンサ使ってたら逆にビックリですけど。

そしてコントローラは赤部分です。
『NF0103』となっていますね。 

他のモデル(RF108P-S)はどうなのか見てみます。

SI0100・・・揃っています。(→RF108P-S SI01TS)
PS/2接続なんでプラットフォームが他と違うのかもしれません。


他の部分も見てみます。

RF91UBK NG01B0

 

 

RF108P-S SI01TS

RF91UBKにはフェライトコアがある!!!!!!!
この地味で目立たなすぎて・・・コメントが難しい。 
どーにかひねり出すとしたら
『フェライトコアという地味すぎる部分を思いついた担当の方に日テレ社員食堂生涯無料券!』

小さな小さな電荷の変化を捉え、正確にPCなどに送るにはこういうパーツも必要ってことなんでしょうか? 昔のレビューでは見なかったので最近になって始めたことなんでしょうかね。
やはり日本製は何かが違います。特にこういう細々した所。

更新: 2016/10/16

内部③ ~ 謎の部品とDIPスイッチ ~

謎の部品がコントローラ付近にあるんです。10ピンほどあるんですが・・・
その謎なコネクタにも一応通電してるっぽいので形に合ったケーブルを差し込めば動く感じがします。

まさか・・・PC-98や昔の古いオフコン用?

これがなんなのか、もし分かる方が居たら是非コメント下さい。

ちなみに同じモノがRF108P-Sにもあります。

 

あとRF91UDK-G(ダイヤテック向けモデル)にはDIPスイッチが付いています。


そこで
『じゃあ91UBKにDIPスイッチつけたらどういう挙動になるの?』

という話がたまーにあります。 
なお、取り付けるなら場所はコチラになります

そういう機材と知識と技術がないのでやりはしませんが、話だけ。

更新: 2016/10/15

東プレ製KBのレーザーマーキング(レーザー印刷)とサブリメーションマーキング(昇華印刷)を比較する① ~ 印字方式の紹介 ~

現在発売されているREALFORCEには2種類のキーキャップ印字方式があります。

 

1、レーザーマーキング(*レーザー刻印)

キーキャップにレーザー光を照射して表面を溶かす、焦がす、削ることで印字する方法です。

コストは安いですがFPSなどのゲーミング用途として使用すると””キーキャップの印字が半年~1年保たずに消えてしまう可能性がある(*使用時間&打鍵数による)””という大きな弱点を持っています。

東プレだとこのREALFORCE91UBKを始めとして、RF91UBK-S/RF108UBK/RF108UB-Aの計4モデルがレーザーマーキングを採用しています。

なお、他社でもレーザーマーキングを採用するKBは多数出ているので各自で調べてみて下さい。

 

 

2、サブリメーションマーキング(*昇華印刷)

紙に印刷した文字をキーキャップに転写し、高い熱(100~200℃)と圧力をかけてキーキャップの樹脂内部まで特殊インクを浸透させる方法です。

この方法だと印字が消えにくいといういい面もありますが、使えるインクや高熱/高圧力に耐えられるキーキャップ用樹脂のコストが高いという弱点があります。

東プレだとREALFORCE108P-Sを始めとしてRF91U/RF108UHを始めとした白筐体モデル、英語モデル全てと、RF91UDK-G/RF108UD-A/RF108UDKなど一部の黒色日本語モデルで昇華印刷を採用しています。

 

 

~ REALFORCEのキーキャップ素材 ~

REALFORCEはキーキャップ素材に『PBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂』を採用しています。

このPBT樹脂は耐熱だけでなく摩耗に強く耐薬品性にも優れたプラスチックとして有名で、私たちの身近なところだと『シャワーヘッド』に用いられています。 

シャワーヘッドの色がいつまで経っても変色しないのはこの樹脂を採用しているからなんです。

更新: 2016/10/15

東プレ製KBのレーザーマーキング(レーザー印刷)とサブリメーションマーキング(昇華印刷)を比較する② ~ 実物比較 ~

今回紹介するREALFORCE91UBKはレーザーマーキングを採用するモデルです。

そこで、既に俺が持っているREALFORCE108P-S SI01TS(白色・サブリメーションマーキング)のキーキャップと比較してみましょう!

 

黒がレーザーマーキング(REALFORCE91UBK)で濃いグレーがサブリメーションマーキング(REALFORCE108P-S)となります。


1、外観

右側のレーザーですが・・・『E』が少し曲がっています。持ち主(俺)に似てへそ曲がりのようです。

左側のサブリメーションですが、こちらは曲がること無くきっちり真っ直ぐな『E』となっています。
まぁ、世の中では””エラーコイン””というのは高値で取引されるものですし、これはこれで価値がある!そう思うことで無理矢理納得することにしましょう。


2、触った感触
まず、右側のレーザーですがほんの少しだけモッコリ膨らんでいる感じがします。レーザーマーキングは「レーザー光を照射して表面を溶かす、焦がす、削ることで印字する方法」ですので、そうなってしまうのかなと思います。
それに加えて表面がツルッとしています。Logic○olの激安KBの表面とは違ったツルッと感を持っています。

次に左側のサブリメーションですが、こちらは「印字部分はモッコリしていない」です。インクを樹脂内部に染みこませるのがサブリメーションマーキングなので当たり前ですね。
そして触った感触は「ザラザラ」しています。レーザー(黒)には何かしらのコーティングがされているのかもしれません。

更新: 2016/10/15
機能性

デスクトップ向けKBでは唯一の「変荷重方式」

REALFORCEと言えば、基本的には変荷重(30g~45g)を基本としています。

REALFORCE(変荷重モデル)の押下圧のかかり方①

 

 

REALFORCE(変荷重モデル)の押下圧のかかり方②

 



変荷重という言葉の通り押下圧が場所によって変わるもののことを言います。

じゃあ、具体的にどうなっているのかと言うのを表したモノが上のグラフや画像です。REALFORCE91UBKは小指の部分のように力を入れられない部分のキー(Q , A , Z , 1、\,{ , }, \ )は荷重を30gにして押しやすく、人差し指のように力の入る部分のキー(T , G , B , 5等)は45gに設定するという珍しい方式をとっています。

これに慣れてしまうと、変荷重と言うのが当たり前で等荷重(主にメンブレンKBやメカニカルKB)の打鍵感に違和感を覚えてしまいます。変荷重だと「A」キーは軽くて当たり前なので、スコンっと入らないのが違和感になるんです。

 


 


ちなみに、富士通の一部ノートPCでは変荷重方式に似た方式を採用しています(*3段階押下圧方式)
REALFORCEのように外側へ向けて徐々に徐々に徐々に荷重を下げていく方式では無く、3つの荷重をそれぞれに適した場所に割り当てる方式となっています。
こういう方式だといきなり軽くなったり、いきなり重くなるなど違和感ありそうな気が・・・
しかもCapsLockを軽くしちゃいけない&スペースキーを重くしちゃいけないと思うのは俺だけ???

更新: 2016/10/15

スイッチ構造と変荷重モデルの解説

*東プレスイッチの構造① ~概要~

 


*東プレスイッチの構造② ~On/Offの仕組み~

東プレスイッチ(=静電容量無接点方式)だとこの2枚目の画像のようにこんなしっかり押し下げる必要はありません。大体1.8mm~2.0mmくらい押し下げれば文字or記号が入力されると言われています。
ただし、一般的なメンブレン方式KB(D○llとかヒューレッ○パッカードのPCに付属してくるKB)だとしっかり押し下げないといけません。そうじゃないと入力したと認識されません。

その点が今回紹介するREALFORCE(東プレスイッチ)と一般的なメンブレン方式の違いとなります。

 


*REALFORCE(変荷重モデル)の荷重割り振り


画像は英語モデル(REALFORCE87U)の荷重表ですが、日本語(REALFORCE91UBK)もこれに準じています。
初めてREALFORCEの変荷重モデルを使う方だと「ああああああああああああああああああああ」と最初のうちはかなりの頻度でやりがちです。そこは『頑張って慣れて下さい』。
””俺・・・・向いてねーわ。””などと早々に諦めないで下さい。慣れれば快適ですから。
1ヶ月はひたすら頑張りましょう。そうすれば徐々に身体が適応してきますから!!!

更新: 2016/10/18
満足度

REALFORCEを持ってる事がステータス

満足!

 

文句は無い!!



凄く探して文句をつけるとしたら打鍵音(=ブランジャがハウジングにぶつかる際に出る音)』が静音フルキーモデルより気になる程度です。

 

打鍵音に関してもっと深く突っ込むと、テンキーレスということでEnterキーが外側に位置しているのでEnterを打鍵するとフルキー(108キー)より『ッターン』という音が響きますただ、リズムに乗ってくると「うぉぉぉ~リアフォ使ってるぜ!w」とか「テンキーをまたぐという無駄なモーションをとらずにマウスを取りに行ける」などプラスの要素も出て来ます。

 

 

現在、通常モデル(91UBK / 約14,100円)と静音モデル(91UBK-S / 約18,400円)との価格差が4,000円少々(*価格.com調べ / 2016年10月中旬)なので””より静かな方が良い””というのであればケチらないで静音モデルを購入した方が後悔しないと思います。 

*静音と通常モデルを両方買って使うのもアリ

 

 

以上となります。

ながながと見てくれた皆様に感謝です。

今後、纏めた部分を本文に盛り込むので少々お待ち下さい

  • 購入金額

    7,280円

  • 購入日

    2016年10月13日

  • 購入場所

    じゃんぱら通販(中古品)

コメント (4)

  • hidechanさん

    2016/10/16

    重すぎる程のキーボード愛が良く伝わるナイスレビューお疲れ様です。
    掃除の仕方が良くわかりました!
    91UBKって書くと何だか、間違えた画像からもAE86的なイメージを受けました(*´ω`*)
    ただ、キーの裏側の塗装が悪いから手放すって人は、Takahiroさん位しかいないと思います^^
  • Takahiroさん

    2016/10/16

    コメントありがとうございます!

    ネタが分かる方が居て良かったですw
    完全ダダ滑りでみんな沈黙...かと思ってたので。

    >>キーの裏側の塗装が悪いから手放すって人は、Takahiroさん位しかいないと思います
    俺はそんな理由では手放しません!w 手放すときは基板が割れたorカップラバーとコニックリングが逝ったときですかねぇ。
  • jakeさん

    2016/12/14

    2回もメンテするとは思いませんでしたねー。
    HHKPro、一度買ったけど手放しちゃったんですよね……

    ただ、あの使い心地は癖になりますね。
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