表紙が既にぶっとんでます。
渡辺和博の「THE ROBOTS」。
バイクに乗る少年は、道でロボットを拾い、家に持ち帰るが、家族の反対に遭い家出する。
そして、橋の下でロボットに諭され、苛立ち、ロボットを川に蹴飛ばす。
そしてそのままENDを迎える。
表現のしようのない読後感。虚無感。
ただ、一体何なんでしょう、この不思議な感覚。
温故知新。哲学的な作品。
読者サロンも隠れた見所。
ひさうちみちおさんの作品掲載を待ち焦がれる女性。
「…こうして手紙を書いている間にも、ほら頬をつたわる涙が石に変わって行くじゃありませんか。」
なんたる文学のにほひ。
艶やかだなー、こういうノリ。
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購入金額
250円
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購入日
2007年12月15日
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購入場所
長島書店 駿河台下店
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