《密閉型ヘッドホン》
コードレスヘッドホンのほとんどがオープンエアー型(耳が全て隠れない)を採用していますが、私はヘッドホンは耳が全部隠れる方が良いという考えで、他の機種も試聴してオープンエアー型ではなんだか落ち着かないという結論を出しましたが、購入後になぜオープンエアー型が多いのかわかりました。
というのも、このヘッドホンを夏場に使うととにかく熱いんですよ・・・、ヘッドホンの左側が。
ちょっと考えればわかりそうなんですが、有線と違いコードレスの場合はヘッドホンにバッテリーが必要になるんですが、密閉型の場合はバッテリーの発する熱の逃げ道がないためバッテリーが搭載されている左側が熱くなります。
気温の高い夏場等での使用は避けた方が良いかもしれません。(夏場以外では特に不快に思ったことはありません。)
また、バッテリーの残量がわからないのも問題があると思います。
《デジタル赤外線伝送》
デジタル赤外線伝送方式を採用しており、2.4GHz無線方式の機器とは混線しません。
ただ、赤外線伝送方式にも色々とデメリットがあります。
まず、ワイヤレスの有効距離が短いこと。
2.4GHz無線方式では約30mの有効距離がありますが、赤外線伝送方式では正面約8mと短くなっています。
正面と書かれていることもわかるようにヘッドホンを使用する場所にも意外と制限があり、押し入れを少し覗いた程度ですぐに聞こえなくなります。
また盲点だったのが、赤外線ということもあり日光が障害物となりうる、ということです。
私は部屋の掃除をする際に窓を全開にするので、周りに音が漏れないようこのヘッドホンを使用しましたが障害物もなく音が途切れたので、なぜかと考えたら日光が原因でした。
《トランスミッター》
入力端子に光デジタル入力(角型)×1、同軸デジタル入力(RCA端子)×1、アナログ入力(RCAピンジャック)×1があり、それぞれに切り替えて使用できます。
私は下記のように接続しています。
光デジタル入力(角型):PS3
同軸デジタル入力(RCA端子):メインPC
アナログ入力(RCAピンジャック):ホームシアターシステム DENON DHT-M380-Mのヘッドホンジャック
このトランスミッターには他の機種と違い、ヘッドホンをトランスミッターに設置して充電するといったことは出来ません。(その分、コンパクトなので良いですが)
充電はヘッドホンから付属の単3充電池を取り外して、トランスミッターの充電器部分に入れる必要があります。
私はヘッドホンを使わない時は、椅子のネックレストの付け根にかけています。(画像参照)
《音質》
サラウンド機能はDOLBYHEADPHONEモードのDH1・DH2・DH3・OFFの4つのモードから選択可能です。
機動戦士ガンダムUC(Blu-ray)で試してみたので、感想を書いておきます。(あくまで参考程度に)
DH1:劇場のようにセリフが少し響く感じ
DH2:DH1よりもセリフが響かない感じ
DH3:セリフが通信機で交信しているような感じ
サラウンドは5.1chのように聞こえるかというと、正直微妙です。
ホームシアターシステム DENON DHT-M380-Mのように5.1chをはっきりと体感することは出来ませんでした。
私は上記のように感じたので、サラウンド機能はOFF又はDH2で使用しています。
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購入金額
17,800円
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購入日
2009年05月07日
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購入場所
Amazon
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