1枚目
SDカードやUSBケーブルを使って辞書などを追加することができます。
写真に表示されているのは、確かカシオのページで登録をすると無料でダウンロードできたものだったと思います。青空文庫の本なども同じような方法で読むことができるようです。
PCで必要なソフトはカシオのサイトからダウンロードできます。

2枚目
設定画面です。他にも設定項目はありますが主なものを。
･キー入力音設定
そのままですね。オンにするとキーを押すごとに｢ピッ｣と音が鳴ります。
･入力設定
単語入力中にカーソルを移動して単語を修正する時、｢挿入｣か｢上書き｣を選べます。
･APO設定
操作がない時のオートパワーオフまでの時間を3分から120分までの8段階で設定できます。
･キーボード設定
日本語を入力する時、ローマ字入力をするか、ケータイのように｢お｣と入力する時に上段の｢あ｣を5回押すという｢かなめくり入力｣にするかを選択できます。
･コントラスト設定
文字･背景の色の濃さを調整できます。
･トゥルーボイス速度設定
英単語の発音を再生した時の速さを5段階で設定できます。
･すぐ出るサーチ設定
インクリメンタルサーチのことです。オンにすれば一文字入力するごとに検索し直してくれるので、決定キーを押す手間が省けます。
･読み上げ音声設定
トゥルーボイス(収録されたもの?)ではなく、発音記号から合成した音の再生速度のことだと思います。3段階で設定できます。
･ユーザー名設定
これを設定すると画面右上にユーザー名が表示されます。4桁の数字のパスワードとともに設定し、変更やユーザー名を消す時にはパスワードを入力する必要があります。

単語の意味を表示している時に｢文字サイズ｣や｢レイアウト(シフト+単語帳)｣のキーを押すと、文字の表示を変更することができます。
広辞苑、ロングマン英英辞典、漢字源での文字サイズと、広辞苑でのレイアウトの違いを撮影してみました。
文字サイズを大きくすれば難しい漢字を書きたい時にも確認できます。

3枚目の写真は、一番画面が見にくい状況を再現してみました。
画面自体はノングレアですが、反射した先が明るすぎると結構見にくくなります。
また、この液晶は光の角度によっては文字に影ができることがあり、この場合も字が読めなくなります。バックライトを付ければそれなりに改善します。


#IrfanViewでJPEGに変換しましたが、保存時のRIOTプラグインはすごいですね。この解像度で300KBに収めることができました。

分解してみました。
裏にあるたくさんのネジを外すと、キーボード側のカバーを外せます。
キーは独立しているのではなく、1枚のシートに付いています。
見にくいですが、基盤側の端子は、髪をとかすクシを二つ向かい合わせて、互い違いに端子を並べたようなものです。キー裏側の導体が触れると端子同士がショートし、キーが押されたと判定するようです。

2枚目は、電池カバーを外して基盤をひっくり返してみたところです。

3枚目は、底面部のパーツを外し、画面側のベゼルを外したところです。このベゼルはネジ止めではなく、爪で引っかかっているだけでした。


ところで、この辞書には二つもスピーカーは必要なんでしょうか？個人的には一つで十分だと思います。