一応、仕事で客先のプレゼン用途に使えるのではないかと思って買ったのですが、最近は殆どの客先で大きめのモニタを囲んでの会議が出来る程度に設備が整っていて、結局わざわざプロジェクターを持ち歩いくような機会はまずありません。
本来はそこそこの値段を取られる製品であり、性能は決して悪いものではありません。リアル解像度でXGA（1,024×768 Pixel）をサポートしていますし、明るさも最近の水準から考えれば目立つものはないものの2,000ルーメンは確保されていますので、部屋を暗くしないでもある程度は実用的に見える水準ではあります。
ただ、少々古い製品であるだけに、家庭用の用途は全くといって良いほど想定されておらず、PC入力はアナログRGBだけですし、HDMIも当然ありません。DVIやHDMIに対応して、HDCP程度をサポートしてくれていれば、ビデオの観賞用にも十分利用できただけに、そこが少々残念なところです。
より上位の製品であればオートフォーカスなどの便利機能があるわけですが、個人的にはこのクラスのプロジェクターであれば手動でもそれほど不都合はないかと思っています。画面を見ながら見やすい位置に調整すれば良いだけですからね。
なお、私が購入した個体は当然中古品ですが、使用時間は表示が正しければ69時間となっていて、ランプの寿命は殆ど気にならない程度のものでした。購入後それほど頻繁に使ったわけではありませんが、今のところ一度もランプは交換せずに動いてくれています。
画質は特別に良いという印象はありませんが、部屋を暗くしてやれば意外と鮮明な画が得られ、思ったよりも観賞用にも耐え得る画質という印象です。
本来の目的で使っているわけではなく、有用性という意味では少々疑問が残る部分もありますが、一台持っておくことで色々と判る部分もあり、買って後悔したというほどではありません。HDMIで入力できれば文句なく満足できていたと思うだけに、世代の古さが仇になったという印象です。
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購入金額
19,460円
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購入日
2008年11月12日
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購入場所
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