しかもこののボルト、車のボディに座席をとめるという超重要ボルト。もし外せなくなったらマジデヤバイ。というわけで一回ズコっといった時冷や汗ものだったので、一旦作業を止めてこの6角ソケットを購入してきた。

相手が相手なので普段よりちょっとお高いKTC製をチョイス。大量にそろえるとメーカーによって金額差がえぐくなるが、まあソケット1個なら200円くらいの差だ。

ぎゅっと押し込んでナメないように上から押し込みつつローングなスピンナーで力をかけて…やっと回った。

作業スペースが狭くて力を真っすぐ入れにくかったのもナメかけた原因だろうが、14mmは車の足回りとか固着しやすいところにも多いのでしっかりした6角持っておいてもいいだろう。

ただ今まで元の12角でなんとかなっていた（角数関係無しにボルトねじきったことはあるけど）のでよほどの事が無い限り作業性の良い12角でいいとは思うけど。

ちなみになんでそもそも座席を外す事になったかというと、車検の見積もり時に運転席・助手席のガタつきを指摘された為。でも固定が甘いとかじゃなくてスライドのロックが甘くて前後に僅かにズレる感じ。

運転席は一度自分が配線修理のために着脱してからそれが起きたの覚えていたので、もう一度着脱したら治った。恐らく微妙に左右のレールにズレが生じていたようで。

…で、運転席は自分のせいとして助手席は何だ？助手席は自分外したことないぞ？ただ症状は同じだから同じ事すれば治るだろう！とやろうとした結果が最初のナメかけたボルト。

サビてるわけでもないのにすんげえええええ硬かったコレ。

今回取外しに成功したスピンナーハンドル、規定トルクで締めたホイールナットもスムーズに外せるくらい長い。力の入れにくい車内とはいえかなり気合入れないと回らなかったってことはホイールナットと同等かヘタしたらそれ以上のトルクで締められていた？

ナメかけた1本以外の3本も運転席より明らかに硬かったので助手席だけめっちゃ強く締められてた感じ。ひょっとして座席がガタつく→ボルト強くしめればいいだろ→まだガタつく→もっとしめれば…って感じでどんどん増し締めしてたのかもしれない。

助手席も座席を一度外して、ガタツキがおきないようにレール位置を確認しつつ装着したら収まったのだが、むしろこれガタツキの原因になっていた感もあるので締めすぎも注意だねホント…