まずはパーツから見ていきますが、やはりそんなに数は多くありませんね。ガンプラでおなじみのAパーツとかの表記はそのままです。作り方も箱に書いてあるだけで、説明書はありません。

写真だけ見るとちょっと脳がバグるのですが、そう、このモデル、極小です。左はアクリジョンの瓶。価格をみればわかっちゃうと思いますが。

その割に、本体のディテールはものすごいことになってます。のっぺりしたミレニアム・ファルコンだからこそ、細部のモールドが重要になりますが、とにかく細かい！

シンプルながら、立体感が欲しい箇所はあえて別パーツにするこだわりよう。本体の穴に別パーツを入れて、段差を表現しています。これ、採算取れたんだろうか…

組み立てるためというよりは、スミ入れのためだけのキットと言っても過言ではないかもしれません。

モールドの細かさは、パーツ化した部分を追っていくとよくわかります。

本体は凹凸部分以外はほぼモールドで表現。

ステッカーもかなり細かくありますが、これまた小さい！しかも指示が箱の横にあるだけでとにかく小さい！これでかなりコストが下がるんでしょうね。比較で指もかぶらせてみた。

厚みの部分にはそれぞれパーツがあるのですが、隙間もほとんどありません。多少あるように見えてますが、作成途中の写真なので、流し込み接着剤で押し付ければしっかり埋まります。

背面のブースター部分。ここのチリも合ってます。

ちなみに、接着剤はまったく必要なく、ニッパーもいりません。いわばガンプラのエントリーグレード。ここまでできるバンダイすごい。上下間違えそうなこういう場所も、ちゃんと切り欠きを変えて合わないようにしています。