持ち手は天然木　十分な直径と深さがありますので、中華鍋に近い使い勝手があります。

アルミとマグネシウムを混ぜた合金で　見た目より軽いことも特徴のヒトツ

IHコンロ非対応

LPレコードみたいに帯がついていますが、両面に使い方に関する注意事項が詳しく掲載されてます

テフロンコーティングフライパン全てに共通する注意点は

空焚きしないこと！

必要以上に強火を使わないこと！

調理後、フライパンが熱い状態の時に水をかけて冷やさないこと

これらは全て金属面とテフロンコーティングの密着を弱めることに直結するようです

とはいえ、業務で使う場合、２重コンロの火力を全開にして使いますので

テフロンコーティングが期待する中火調理とはかけ離れた環境となりますし

次から次へと違う料理を作る時、複数のフライパンを入れ替えますので

カゴの中でフライパンとフライパンがぶつかってしまうことも多いんです。

数カ月使ううちに　このような傷ができてしまいました。

でもね、さすがはダイキンのシルクウェアというべきでしょうか、

この傷から剥がれが広がることが無いんです。

使い勝手、滑りのよさで上回ると感じているティファールのコーティングは

まさに「蟻の一穴」

少しの傷が周囲に広がってしまいました。

コーティングそれ自体の性能はティファールよりダイキンのシルクウェアが良いのかもしれません

でもね

使用しているコンロが業務用の強力Wコンロなので、外側の炎が

フライパンの曲げ部分に強く当たっているように感じるんです

強火を嫌うテフロンコーティングの特性上、キツく折り曲げ整形されている部分への負荷が

高まり、どうしてもコーティングが弱くなっているのを感じてます。

目で見た剥がれはないのですが　急角度部分の滑りは明らかにていかしております。

ないものねだりですが、ティファールのように緩い角度で折り曲げられたフライパンに

ダイキンのシルクウェアコーティングが施されれば　業務の酷使に耐えてくれそうな気がしてます

とはいえ、一般ご家庭には無縁の心配でしょうし

IHコンロで運用するなら、曲げ部に強い火力が加わることは考えづらいです。

深さ、口径、重さ　様々な条件を考えて選ぶフライパン。

この北陸アルミニウムのダイキンシクルウェアフライパンがベストとは言いませんが

コーティングそれ自体は　評判通り良いものだと感じております。

ただ２００万回の耐久性というのは　フライパンの温度が２００度に保たれているからこそ

実用時には温度固定なんて不可能です。

昭和のキャブレター仕様のクルマのカタログ燃費みたいなものと捉えるべきだと思います。